カルロス・サインツ

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意図的にDRSを使わせるメルセデスの作戦に気づいたサインツ「マシンの中で笑った」/F1日本GP

 フェラーリのカルロス・サインツは、自身が第16戦シンガポールGPでメルセデスのルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルからポジションを守るために行ったDRS作戦を、第17戦日本GPでメルセデスが行おうとしたのを見て「マシンのなかで笑った」と述べている。 サインツは日本GPのレース終盤にメルセデスのふたりに追いついたが、その時点でラッセルは5番手、ハミルトンは6番手を走行していた。1ストップ戦略を選択したラッセルのタイヤははるかに傷んでおり、メルセデスはドライバーたちの順位を入れ替えることを余儀なくされた。 その後ラッセルはサインツをかわすために、DRSを使わせるようハミルトンに要求した。サインツはこの策略に気づき、チームに「彼らは僕の作戦を僕に対して使っているよ!」と伝えた。 だがラッセルがタイヤにハンデを抱えていたことから、サインツは一気に彼を抜き去った。サインツはその状況を面白が...
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2023年F1第17戦日本GP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2023年F1第17戦日本GPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)だ。■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)決勝=10位(53周/53周)2023年F1第17戦日本GP ピエール・ガスリー(アルピーヌ) このダブルヘッダーを2戦連続のポイント獲得で終えることができた。それも今日は12番手グリッドからのポイントフィニッシュだ。僕自身について言えば、とてもポジティブなレースだったと思う。ミディアムとハードのどちらのスティントでも速くて、ポイント争いに加わることができたからね。競争力は十分にあるように感じられ、ペースの点でも前を行くフェル...
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サインツ6位「ハミルトンにフレッシュタイヤで挑もうとしたが、時間切れになった」フェラーリ/F1日本GP

 2023年F1日本GP決勝で、フェラーリのカルロス・サインツは6位を獲得した。 6番グリッドからスタート直後に順位を上げ、5番手を走行。2回目のピットストップを遅らせたことで、7番手に落ちたが、フレッシュタイヤで、前を行くメルセデス2台を追い詰めた。50周目にジョージ・ラッセルを抜き、ルイス・ハミルトンとの差も縮めたものの、時間切れでオーバーテイクはできず、6位となった。2023年F1第17戦日本GP ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセル(メルセデス)をカルロス・サインツ(フェラーリ)が追う■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)決勝=6位(53周/53周)6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード この結果が示すところよりも、実際のペースは良かったと思う。スタートがとてもうまく決まって、序盤からスピードはあったんだ。第1、第2スティントでは、タイヤのマネージメ...
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2023年F1第17戦日本GP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2023年F1第17戦日本GPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、角田裕毅(アルファタウリ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だ。■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)予選 10番手2023年F1第17戦日本GP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 今日はこれ以上のペースを見つけることは難しかった。ラップですべてを出し切れたし、Q3進出を続けることができてうれしい。 コースによってパフォーマンスのレベルは変わっていくので、予想の段階から今日は苦戦することがわかっていた。明日は面白いレースになるだろうし、たくさんのポイントを稼げるだろうと楽観視している。僕た...
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ルクレール初日2番手「新フロアはうまく機能している。レッドブルとの差はそれほど大きくない」フェラーリ/F1日本GP

 2023年F1日本GPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=4番手/2=2番手、カルロス・サインツはフリー走行1=2番手/2=4番手だった。 今回フェラーリは新しいフロアを導入、FP1でルクレールが試し、FP2ではサインツのマシンにも装着された。■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)フリー走行1=4番手(1分32秒574:ソフトタイヤ/25周)/2=2番手(1分31秒008:ソフトタイヤ/23周) 事前の予想よりもライバルに少し近づけているようなので、全体的にポジティブな一日だったと思う。僕に関して言うと、もう少し快適に乗れるように、マシンにいくつか異なることを試して、うまくいった。明日、この感触を確かめたい。(走行後のインタビューで語り)レッドブルは今回、ものすごく速そうだけど、僕たちはそれほど離されてはいないと思う。(新しいフロアは)期待どおりに機...
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F1キャリア2勝目を上げたサインツ。“夏休み中のエンジニアたちとのミーティング”がターニングポイントに

 カルロス・サインツは、F1のサマーブレイク中にフェラーリのエンジニアたちと行ったミーティングが、レースウイーク全体を通してパフォーマンスを向上させるのに重要だったことがわかったと述べている。 先週末に第16戦シンガポールGPでF1キャリア2勝目を挙げたサインツは、フェラーリの自分のガレージに新たな強みと一貫性をもたらした。サインツの目覚ましい勝利は、同様に印象的なパフォーマンスが見られた土曜日の予選が基礎になっており、イタリアGPに続いて2戦連続でポールポジションを獲得した。2023年F1第16戦シンガポールGP カルロス・サインツ(フェラーリ)がポールポジションを獲得 シンガポールGPでの勝利の後、最近の確かなパフォーマンスと一貫性はどこから来ているのか尋ねられたサインツは、2023年シーズンにおける彼のターニングポイントとなった、F1のサマーブレイク中に行ったエンジニアたちとの...
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【全ドライバー独自採点/F1第16戦】超一流の走りで週末を支配したサインツ、バトルの能力を失ったペレス

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。今回はシンガポールGPの週末を振り返る。───────────── マリーナ・ベイ・サーキットは、今年のグランプリ開催に向けて改修され、最終セクターの4つの低速コーナーが撤去された。しかし新レイアウトにより難易度が下がることはなく、ドライバーたちが週末を通して大きなミスをすることなく走り続けるのは簡単なことではなかった。 マリーナ・ベイは、本物のストリートサーキットであり、ドライバーはわずかなミスを犯すことも許されない。暑く過酷なコンディションで良い結果を出すためには、ドライバーは最高の調子を維持して戦い抜く必要がある。■評価 10/10:類まれなパフォーマンスを披露したサインツカルロス・サインツ(...
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2023年F1第16戦シンガポールGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2023年F1第16戦シンガポールGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)決勝=5位(62周/62周)2023年F1第16戦シンガポールGP セーフティカー 今日はベストを尽くせたと思う。ペースは良かったけれど、セーフティカーのタイミングがついてなかった。それがなければ、トップ争いができる位置を走れただろう。 今日の戦略においては、ミスを一切しないことが重要だった。終盤はミディアムタイヤでポジションを上げていき、楽しむことができた。 今は、来週末の日本GPで優勝することを目標にしている。シーズン全...
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フェラーリF1代表「サインツは常にコントロールし、最終ラップではノリスとラッセルを戦わせるよう巧みに仕向けた」次の鈴鹿でも“全力を尽くす”

F1第16戦シンガポールGP(マリーナベイ)の決勝レースが行われ、フェラーリのフレデリック・バスール代表がレースを振り返り、次戦F1日本GPへの意気込みを語った。 ●【2023F1第16戦シンガポールGP】決勝レースと全 …このサイトの記事を見る投稿 フェラーリF1代表「サインツは常にコントロールし、最終ラップではノリスとラッセルを戦わせるよう巧みに仕向けた」次の鈴鹿でも“全力を尽くす” は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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サインツ&フェラーリがポールトゥウィンでレッドブルF1とフェルスタッペンを止めた!「最後のスリリングな場面は完璧に管理できた」

F1第16戦シンガポールGP(マリーナベイ)の決勝レースが行われ、通算2勝目をポールトゥウィンで飾ったカルロス・サインツ(フェラーリ)がレースを振り返り、次戦F1日本GPへの意気込みを語った。 ●【2023F1第16戦シ …このサイトの記事を見る投稿 サインツ&フェラーリがポールトゥウィンでレッドブルF1とフェルスタッペンを止めた!「最後のスリリングな場面は完璧に管理できた」 は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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F1第16戦、ついにレッドブルの連勝がストップ、サインツ(フェラーリ)今季初優勝【シンガポールGP 決勝】

2023年9月17日(現地時間)、F1第16戦シンガポールGPがンガポール市街地のマリーナベイ・ストリート・サーキットで開催され、フェラーリのカルロス・サインツが今シーズン初優勝。2位にはマクラーレンのランド・ノリス、3位にはメルセデスのルイス・ハミルトンが入った。2台そろって……このサイトの記事を見る投稿 F1第16戦、ついにレッドブルの連勝がストップ、サインツ(フェラーリ)今季初優勝【シンガポールGP 決勝】 は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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【F1シンガポールGP順位】レッドブルの連勝を止めたのはフェラーリのサインツ!4台の表彰台争いもラッセルが単独クラッシュ!3戦目ローソン9位、角田裕毅1周目リタイア

F1第16戦シンガポールGP(マリーナベイ)の決勝レースが行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がポールトゥウィンで通算2勝目を飾った。今シーズン連勝してきたレッドブルを止めたのはフェラーリとサインツだった。 ●【20 …このサイトの記事を見る投稿 【F1シンガポールGP順位】レッドブルの連勝を止めたのはフェラーリのサインツ!4台の表彰台争いもラッセルが単独クラッシュ!3戦目ローソン9位、角田裕毅1周目リタイア は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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2023年F1第16戦シンガポールGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2023年F1第16戦シンガポールGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)予選 5番手2023年F1第16戦シンガポールGP ルイス・ハミルトン(メルセデス) 昨日はマシンの感触が最高に素晴らしかったから、少し変更を加えれば、フェラーリにチャレンジできるのではないかと考えていた。昨夜、とても大きな変更を施したところ、僕にとって良い状態から離れてしまい、今日は速さを発揮できなかった。 もちろんがっかりしている。素晴らしいパッケージを持っていることは明...
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サインツ、2戦連続ポール獲得!「最高の気分だ!Q3はタイトだったけどクリーンなラップでP1を獲得できたよ!」

F1第16戦シンガポールGP(マリーナベイ)の予選が行われ、2戦連続でポールポジションを獲得したカルロス・サインツ(フェラーリ)が次のように振り返った。 ●【2023F1第16戦シンガポールGP】全セッションの結果・開催 …このサイトの記事を見る投稿 サインツ、2戦連続ポール獲得!「最高の気分だ!Q3はタイトだったけどクリーンなラップでP1を獲得できたよ!」 は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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僅差のポール争いを制したサインツ「レッドブルの連勝を自分の手で止めることが目標」フェラーリ/F1第16戦予選

 2023年F1シンガポールGPの土曜予選で、フェラーリのカルロス・サインツは、2戦連続のポールポジションを獲得した。2番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)とは0.072秒、3番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)とは0.079秒差という、僅差の戦いだった。■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)FP3 1番手(1分32秒065:ソフトタイヤ/23周)予選 1番手(Q1=7番手1分32秒339:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分31秒439:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分30秒984:ソフトタイヤ)2023年F1第16戦シンガポールGP カルロス・サインツ(フェラーリ)がポールポジションを獲得 シンガポール市街地コースでポールポジションを獲ることができて最高の気分だ。昨日の段階で、自分たちには高い競争力があると感じていた。そこから予選に向けて向上を積み重ねていくという素晴らし...
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サインツ初日最速「明日は状況が変わる。レッドブルは挽回してポールを狙うはず」フェラーリ/F1第16戦

 2023年F1シンガポールGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツはフリー走行1=2番手/2=1番手、シャルル・ルクレールはフリー走行1=1番手/2=2番手だった。■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)フリー走行1=2番手(1分33秒428:ソフトタイヤ/24周)/2=1番手(1分32秒120:ソフトタイヤ/26周)2023年F1第16戦シンガポールGP カルロス・サインツ(フェラーリ) ポジティブな金曜日だった。FP1の最初のラップから、マシンが正しいウインドウに入っているように感じたので、FP2ではセットアップの微調整に集中した。 明日は路面が良くなり、グリップが向上するはずだ。その時にライバルと僕たち自身が、予選に向けてどれだけ改善するか見ていこう。(走行後のインタビューで、自分たちのパフォーマンスの高さに驚いたかと聞かれ)確かに少し驚いたね。でもシンガポールには...
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サインツ、FP2でトップタイム「ポジティブな金曜日だ。FP1から調子が良かった」

F1第16戦シンガポールGP(マリーナベイ)の初日を終えて、カルロス・サインツ(フェラーリ)が次のように振り返った。サインツは2セッションとも好タイムを残している。 ●【2023F1第16戦シンガポールGP】全セッション …このサイトの記事を見る投稿 サインツ、FP2でトップタイム「ポジティブな金曜日だ。FP1から調子が良かった」 は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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【全ドライバー独自採点/F1第15戦】フェルスタッペンに果敢に挑戦したサインツ。期待以上のローソン

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。今回はイタリアGPの週末を振り返る。───────────── モンツァは、マシンのパフォーマンスが与える影響が比較的大きいサーキットだ。ミスをせずにレースを走り抜くことはそれほど難しくないものの、ストレートスピードを考慮してリヤウイングのダウンフォースが実質的にない状態で走るため、ブレーキングエリアやコーナーへのターンインでミスが出る場合があり、そうなると、同じマシンでもチームメイト同士の差が出る可能性がある。 今回際立って優れていたドライバーは3人、その他に、自分のマシンをうまく活用して良い仕事をしたドライバーも何人かいた。一方で、F1でレースをするより他の場所にいたいと思っているのではないかと...
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現世代F1マシンの硬さに悩むドライバーたち「身体への影響はかなり深刻」とノリス

 現在のF1マシンは、ダウンフォースのほとんどをマシンの下から発生させており、これがドライバーに問題をもたらしている。ダウンフォースは車高が特定の高さにある時のみ最適になるため、その高さを維持するためにサスペンションを非常に硬くしなければならないのだ。 硬いマシンはドライバーの背中や腰に影響を及ぼす可能性がある。フェラーリのカルロス・サインツは、2022年に現世代のF1マシンが登場した当初から、マシンの硬さによってドライバーの健康が損なわれることを懸念し、規則の見直しを求めている。「レギュレーションは素晴らしいものだ。レースの面において、彼らは必要なことをしてくれている。ただ、僕たちは、首や腰にとって、かなり硬いマシンで走らなければならない」とサインツは昨年語っていた。「ドライバーはこの問題に立ち向かうために、キャリアにおける健康面の代償をどれだけ払う必要があるのか。僕としては、マシ...
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フェラーリF1代表「サインツとルクレールのバトルを止めなかったのは正しい判断」

 フェラーリF1のチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、イタリアGPの終盤でカルロス・サインツとシャルル・ルクレールが競い合うことを許すという決断を下したのは自分であると語った。それが「すべての人々のサポートに対する感謝を伝える最善の方法」だと感じたためだという。 サインツはフェラーリの地元グランプリでポールポジションを獲得、レース序盤の14周をリードし、ホームウインの夢をティフォシに見せていたが、15周目にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に抜かれて2番手に落ちた。さらにチェッカーフラッグまでわずか6周のところでセルジオ・ペレス(レッドブル)にかわされ、3番手となった。 レース終盤数周、タイヤで苦しんでいたサインツのすぐ後ろに、ルクレールが迫った。表彰台の一角をめぐってチームメイト同士で争うことに関してフェラーリのピットウォールからゴーサインが出ると、ふたりのドライバー...
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またもやF1で高級時計リシャール・ミルの強盗事件。被害に遭ったサインツ、犯人を捕らえる

 F1イタリアGPでスリリングなバトルの末に表彰台をつかんだカルロス・サインツは、その日のうちに、再びアドレナリンが身体を駆け巡るような出来事を経験した。ただし、それは強盗被害に遭うという、恐ろしい事件だった。 モンツァで素晴らしい走りを見せ、栄光を味わってからわずか数時間後、日曜日の夕方に、サインツは宿泊していたミラノのホテル前で、高級腕時計リシャール・ミルを奪われた。 ミラノのマンゾーニ通りにあるアルマーニ・ホテルにサインツが到着した時、ホテルの前で3人の強盗が待ちかまえていたという。騒動の末に3人の強盗はサインツが身に着けていたリシャール・ミルを奪って逃走した。この時計は、ドイツ出身のプロテニスプレイヤーであるアレクサンダー・ズベレフの名を冠したオフィシャルモデルで、推定で27万5000ユーロ(約4350万円)の価値があるとされている。2023年F1第15戦イタリアGP リシャ...
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2023年F1第15戦イタリアGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2023年F1第15戦イタリアGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)決勝=5位(51周/51周)2023年F1第15戦イタリアGP ジョージ・ラッセル(メルセデス) ここではマクラーレンやアストンマーティンよりは良いペースだったけれど、残念ながらフェラーリは僕たちより少し速かった。そして、トップのレッドブルとも差があった。今日、彼らは高速コーナーでとても速くて、ペレスをあれ以上長く後ろに抑えておくことはできなかった。 タフなレースだった。デグラデーションが高いのに、ピットストップでの...
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フェラーリF1代表、地元イタリアでの3位に満足?「少なくともレッドブルと戦えた」 チーフエンジニアのジョック・クリアも「新パーツは期待通り。マシンを理解できている証だ」

先週末に行われた今季のF1第15戦イタリアGPでは予選でフェラーリのカルロス・サインツがポールポジションを獲得し、モンツァ・サーキットに訪れていたティフォシと呼ばれるフェラーリファンたちを大いに喜ばせていた。 ●【202 …このサイトの記事を見る投稿 フェラーリF1代表、地元イタリアでの3位に満足?「少なくともレッドブルと戦えた」 チーフエンジニアのジョック・クリアも「新パーツは期待通り。マシンを理解できている証だ」 は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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サインツとルクレールがスリリングな表彰台争いを楽しむ「チームは楽しくなかったかもね!」フェラーリ/F1第15戦

 2023年F1イタリアGP決勝で、フェラーリのカルロス・サインツは3位、シャルル・ルクレールは4位を獲得した。 サインツはポールからポジションを守ってスタート、懸命にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に対してディフェンスし続けたが、15周目、オーバーテイクされ、2番手に。セカンドスティントでは、2番手サインツの後方に、ルクレール、セルジオ・ペレス(レッドブル)が連なる形で走行。まず32周目にルクレールがペレスの後ろに落ち、サインツは1秒以内の差で追うペレス相手にポジションを守るために戦う。しかし46周目に抜かれると、ペレスはどんどん遠ざかって行った。 終盤3番手を走るサインツにルクレールがチャレンジ。表彰台の一角をめぐって、チームメイト同士が限界ぎりぎりの戦いを繰り広げた。ファーストシケインでのロックアップや、一瞬の順位変更など、スリリングな場面が続いた後、最終的にはサインツ...
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2023年F1第15戦イタリアGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2023年F1第15戦イタリアGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはカルロス・サインツ(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)だ。■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)予選 5番手2023年F1第15戦イタリアGP セルジオ・ペレス(レッドブル) 今日はあまり良い日ではなかった。FP3で走行時間を大幅に失い、新しいエンジンを搭載したのは、理想的な状況ではない。予選前にソフトタイヤでの走行ができず、Q3への準備が完璧ではなかったんだ。 全体として、僕たちはパフォーマンスを最大限に発揮できず、今日本当なら何をやれたかを示せなかったと思う。 でもチームは、素晴らし...
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サインツとルクレール、FIAの指示に反する低速走行も、処罰なし「不必要な違反行為ではなかったと判断」/F1第15戦

 F1イタリアGP予選で、フェラーリのカルロス・サインツとシャルル・ルクレールが、事前にレースディレクターが設定していたラップタイムに関する指示を守らなかった疑いで審議された結果、ペナルティを免れた。そのため、サインツはポールポジション、ルクレールは3番グリッドを維持することができた。 予選中、有利な位置でアタックラップをスタートするために直前に大幅にペースダウンをするマシンが多数あり、危険なトラフィックが生じやすいことから、レースディレクターは、予選セッションのすべてのラップに関して基準となるタイムを設定した。 レースディレクターの指示には次のように記されている。「イベントの安全かつ秩序ある運営のため、スチュワードが認める例外的な状況を除き、予選中および予選後のインラップ、アウトラップを含むいかなるラップでも、セーフティカーライン2からセーフティカーライン1までのタイムが1分41秒...
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大接戦の予選を制したサインツ「明日もティフォシを喜ばせたい」懸念されたペナルティはなし:フェラーリ/F1第15戦

 2023年F1イタリアGPの土曜予選で、フェラーリのカルロス・サインツは今シーズン初のポールポジションを獲得、シャルル・ルクレールは3番手だった。 フェラーリにとっては245回目のポールポジションで、ホームのモンツァでは23回目となる。サインツと2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とのタイム差は0.013秒、3番手のルクレールはフェルスタッペンからわずか0.054秒差と、3人によるポールポジション争いは大接戦だった。 Q1終了時、サインツとルクレールは、ラップタイム制限に関するレースディレクターの指示に従わなかった疑いがあり、予選後に調査が行われると発表された。問題となったのは、土曜朝にレースディレクターが安全上の措置として発表した項目だった。 レースディレクターの指示には次のように記されている。「イベントの安全かつ秩序ある運営のため、スチュワードが認める例外的な状況を除...
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サインツ、フェラーリF1の母国GPで今季初ポールポジション!「なんて土曜日だ!Q3は限界で走り、ティフォシが叫んでいてやったんだと分かったよ!」

F1第15戦イタリアGP(モンツァ)の予選が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)が今季初、通算4度目のポールポジションを獲得し、次のように振り返った。 ●【2023F1第15戦イタリアGP】全セッションの結果・開催ス …このサイトの記事を見る投稿 サインツ、フェラーリF1の母国GPで今季初ポールポジション!「なんて土曜日だ!Q3は限界で走り、ティフォシが叫んでいてやったんだと分かったよ!」 は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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フェラーリ勢に特例?F1イタリアGPの予選Q1で最大ラップタイム1分41秒を越えたもののお咎めなし。その理由は?

F1イタリアGPの予選で、母国GPのフェラーリ勢にペナルティの可能性があったが、お咎めなしとなった。 ●【2023F1第15戦イタリアGP】全セッションの結果・開催スケジュール カルロス・サインツ(フェラーリ)とシャルル …このサイトの記事を見る投稿 フェラーリ勢に特例?F1イタリアGPの予選Q1で最大ラップタイム1分41秒を越えたもののお咎めなし。その理由は? は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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サインツ初日最速「急にマシンが好調になり、とまどっている」フェラーリ/F1第15戦

 2023年F1イタリアGPの金曜、フェラーリのカルロス・サインツはフリー走行1=2番手/2=1番手、シャルル・ルクレールはフリー走行1=4番手/2=6番手だった。サインツはこの日、29歳の誕生日を迎えた。 FIAは、FP1開始後、フェラーリが、サインツとルクレールのパワーユニットに、新しいICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エキゾーストシステムを入れたことを発表した。シーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。2023年F1第15戦イタリアGP カルロス・サインツ(フェラーリ)■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)フリー走行1=2番手(1分22秒703:ハードタイヤ/28周)/2=1番手(1分21秒355:ソフトタイヤ/23周) 全体的にチームにとってポジティブな金曜日だった。今週末マシンのペースが戻ってきているようだ。コース特性が僕...