>アウディ(Audi)

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アウディはやはりスポーツカーを諦めない?電動プラットフォームにてR8、さらに少量限定ハイパーカーの生産を計画しているとの報道

| アウディがR8を諦めるのはあまりにもったいない |アウディ含めフォルクスワーゲングループの計画は現在も流動的、なにがあってもおかしくはないさて、「廃止される」「エレクトリックハイパーカーとして継続される」など様々なウワサが聞かれるのがアウディR8。ひとつだけ確かなのは、新型R8が登場するにしても、第1世代、第2世代のR8のように「ランボルギーニとの共同開発」にはならないだろうということで、これはランボルギーニが「ウラカン後継モデルは自社設計によるもので、他には出さない」と明言していることからもわかります。 ランボルギーニ「ウラカン後継モデルについて、専用に設計された車体を持つことになります。妥協なしのね。現在は十分な利益があり、R8のような兄弟車は必要あり...
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アウディが2024年限りで終了するR8に「特別な計画がある」と発表。インスタグラムにてナゾのR8の画像とともに9/12の情報公開を示唆

| アウディR8には「消滅説」もあるが、いいクルマだけになくなってしまうのは非常に惜しい |逆にポルシェ718ケイマン/ボクスターEVの兄弟車となって復活という話もさて、アウディが「9月12日になにか特別な計画を公開する」と自社の公式インスタグラム上にてアナウンス。そしてこの計画は「R8のラストラップ」であるとされ、同時にレッド、ホワイト、ブラックのカラーリングを持つR8の画像が投稿されています。ただし現時点ではこの「特別な計画」そして「R8のラストラップ」が何を意味するのかは一切不明。もしかすると、R8の最終限定モデルとなる「特別な何か」が発表されるのかもしれません(たしかにそういったウワサもあったが、投稿された画像を見ると、さほど特別なR8には見えない)。※地域限定のR8最終記念限定モデルは発売済 ...
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2023年8月の輸入車登録台数が公開。ミニとルノーがナゾの「半減」、新車を投入したアルファロメオとマセラティの販売が伸びる。なおBYDはすこぶる好調

| 今後輸入車は本国の方針と日本市場の嗜好とのミスマッチによって販売を落とすケースが出てきそう |とくに「EVシフト」を進める輸入車メーカーに日本の消費者はついてこないだろうさて、日本自動車輸入組合による2023年8月の輸入車登録台数が公開。全体的には前年同月比で99.8%という数字であり、そう悪くは見えないものの、ブランド別に見るとこれまで堅調だったミニが前年同月比40.7%、ルノーも52.8%という”いまだかつてない”レベルに落ち込んでいます。なお、その理由は「全くナゾ」であり、しかし急にここまで減少するからには特段の理由があったと考えるのが妥当かもしれません。そのほか落ち込みが大きいのはランボルギーニ(53%)ですが、これはアヴェンタドールの生産が終了してしまい「納車するクルマがない」のでいたしかたなく、しかしレヴエルト含め受注残がたんまりあると報じられているので、中長期的には...
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アウディが中国・上海汽車とEVの共同開発に合意。アウディは上海汽車に助けを求める形となり「アウディにできないことが上海汽車には可能」ということに

| 中国の自動車メーカーの重要性がここまで高まっていることには驚かされる |電気自動車シフトがこのまま進めば、中国の自動車メーカーの優位性が一層強まることは間違いないさて、つい先日「アウディが中国のEVメーカーからプラットフォームを購入するのでは」というウワサが出ましたが、今回は「アウディと中国の国有自動車メーカーである上海汽車工業公司(SAIC)が、中国市場向けに新型電気自動車を開発することで合意した」という報道。最初の報道が出た際、アウディはこれについて否定していたものの、実際は(少し形は異なるかもしれませんが)報道に近い結果に落ち着いており、やはり「火のないところには煙は立たない」といった感じです。 アウディが中国EVメーカーから技術とプラットフォームを...
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アウディが中国EVメーカーから技術とプラットフォームを購入する可能性が報じられる。自社での開発遅れが原因だと言われるが、まさか「立場の逆転」が起きるとは

| わずか1年前であったとしても、まさかEV先行メーカーであるアウディが中国メーカーから車体の提供を受けるとは考えられなかった |しかし、これが「紛れもない現実」であるのかもアウディがEVの開発ペースを向上させるため、中国の自動車メーカーへと協力を仰ぎ、技術のみではなくEV用プラットフォームを購入する可能性すらある、との報道。これはアウディの地元ドイツから発せられたもので、すでにアウディの親会社であるフォルクスワーゲングループの幹部によってEVプラットフォーム購入計画が承認されているといい、この後アウディの取締役会にてこの提案を審議され、そこで許可を得ることになる、と報じられています。参考までに、フォルクスワーゲングループ全体にてEVの開発が遅れているのは周知の事実であり、前フォルクスワーゲンCEOであるヘルベルト・ディース氏はソフトウエアの開発遅れを主要因として解任されたうえ、前ア...
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6月の輸入車登録台数が公開。VWの販売が下がり続け、このままではミニに抜かれそうに。そのほか「アメ車が弱い」「EVへと転換しているブランドが苦戦」といった傾向も

| 輸入車の場合、高価格になればなるほど「安定」した動きを見せるようだ |そしてやはり、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディの強さは圧倒的さて、日本自動車輸入組合による、2023年6月の輸入車登録台数が公開。これまでとは大きく変わるところはないものの、いくつかのトレンドが浮き彫りになっているもよう。まず、輸入車全体の販売台数では前年比103%、今年のこれまでの累計だと105%となっており、安定して成長しているように思われます。しかしながら、いずれのブランドも同様に成長しているかというとそうではなく、フォルクスワーゲンの販売減少に歯止めがかからず、今月はミニにもう少しで抜かれるというところまで台数を減らしていて、もしかすると来月辺りには「5位」に転落してしまうのかもしれません。ここ最近でフォルクスワーゲンの販売を回復させることができそうなニューモデルもなく、あるとすればワーゲンバスの電...
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3世代4台のアウディTT「ハイパフォーマンスグレード」がドラッグレースを走る。タイムにはきっちり「世代の差」が現れていた【動画】

| やはりアウディTTにおいても最新のクルマが最良である |アウディTTは初代から25年間、基本的なパッケージングは変わっていないさて、Carwowが3世代に渡るアウディTTのハイパフォーマンスモデル合計4台をドラッグレースで競わせる動画を公開。アウディTTは1999年にその斬新なスタイリングとともに登場していますが、その後2代目(8J)、3代目(8S)へと続き、そしてついに今年には生産を終えようとしています。現在多くの国や地域では「RS」モデルの販売が終了し、残るスタンダードモデルもじきその生命の灯火が消えようとしているという状況でもあり、そして今のところアウディは「TTの役目は終わった」として後継モデルについては考えていない、とも言われていますね。 日本市...
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アウディが「ほぼ全車種」に対し2024年モデルとして大幅改良を実施。ボクは「アウディは、BMWやメルセデス・ベンツよりもアップデートに積極的」だと考えている

| よって、アウディは「同一モデルならば、よりあとの年次のモデルを買った方がいい」とも考えている |アウディはしっかり改良を行うぶん、良心的な自動車メーカーだとも捉えているさて、アウディは(2023年秋から生産が開始される予定の)2024年モデルの仕様を大幅に変更し、ほぼすべてのモデルでアップデートを導入するもよう。現時点で「最大の変更点」として報じられているのは「アダプティブクルーズコントロールをSUVの全ラインナップに標準装備として追加すること」、「交通標識認識をオプション装備としてより多くのモデル・グレードに拡大すること」。さらに、”myAudi”アプリを通じて、ほとんどの2024年モデルでリモートエンジンスタートが可能になるほか、アウディアプリストアもほぼ全ての2024年モデルに対応し、専用アプリやサードパーティ製アプリをクルマに直接ダウンロードできるようになるといい、つまり...
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アウディCEOが9月1日からゲルノット・デルナー氏へ。VWグループ内で24年間の勤務を経験し、ポルシェ時代には918スパイダーの開発に携わったことも

| フォルクスワーゲングループは今でも「自動車業界出身者」をCEOに据えることが多い |一方、フェラーリの経営者は「非自動車業界出身者」で固められるさて、アウディが「これまでのマルクス・デュースマン氏にかわり、ゲルノット・デルナー氏(上の画像)が新しいCEOに就任する」と発表。この新しい人事は9月1日付で実行され、マルクス・デュースマン氏は、(アウディ内のいずれかのポジションに就くのではなく)2020年4月以来CEOを務めてきたアウディを去ることとなります。今回の人事につき、ゲルノット・デルナー氏は「この新しい職務に就くことを光栄に思うと同時に、とてもエキサイトしています。アウディは豊かな歴史を持つ素晴らしい会社です。アウディの全チームとともに、アウディの未来を切り開いてゆくことを楽しみにしています」と語り、その興奮を隠せないもよう。ゲルノット・デルナー氏はこんな人物そしてこのゲルノ...
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この発想はなかった!アウディR8をランボルギーニ風にカスタムし、ウラカン、アヴェンタドール、そしてSC18アルストンの要素も取り入れる

| アウディR8は(なぜか)ネット上ではもっとも人気のあるスポーツカーであり続けている |アウディR8の素晴らしさは否定しないが、その人気と販売が比例していないさて、アウディR8は”ベイビーランボ”と多くを共有しており、初代R8ではガヤルド、二代目R8ではウラカンと基本的に共通する設計を持っています。ただしR8のほうでは安定・快適志向ということ、そして日常性を重要視しているということもあって(ランボルギーニの持つ)エクストリームな外観とは一線を引いており、そこがR8の魅力でもあったわけですね。 この1年、もっともGoogleで検索されたハイパフォーマンスカーはアウディR8!一番人気のメーカーはランボルギーニ ...
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2023年5月の輸入車登録状況が公開!BMWとアウディが強く、フェラーリやランボルギーニなどスポーツカーは弱含み。なお今年大きく伸ばしているのはランドローバー

| 輸入車は嗜好品としての性格が強く、個性の強いクルマが売れる傾向にある |今後いくつかのメーカーは電動化姿勢を強めるはずだが、日本市場がそれに適応できない可能性もさて、2023年5月の輸入車登録状況が公開に。今月はこれまでとそう大きく変わるところはなく、しかしいくつか特筆すべき点、そして気になるところがあり、それらについて述べてみたいと思います。まず上位ブランドについては「いつも通り」に近いようですが、メルセデス・ベンツの「102.1%」という数字はやはり無理矢理に前年比をクリアすべく頑張ったという印象。そしてBMWとアウディが伸びているのも最近の傾向のとおりですが、アウディの伸びについては「何がそんなに売れているのか」はちょっとナゾ(そこまでアウディをよく見かえるといった印象はない)。そしてミニとフォルクスワーゲンが下降基調にあるのも最近のトレンドのとおりですが、ミニについては次...
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アウディがガソリン車販売終了を前にして「史上最高のガソリンエンジン搭載車」を発売するようだ!スポーツカーと見られるものの実際にどんなクルマとなるのかはナゾのまま

| アウディは「最後の記念碑」を打ち立てることで将来に残すための資産を作りたい? |しかしながら現段階ではその情報は「ほぼゼロ」に近いさて、アウディは2026年以降に発売する新車をすべて電動化し、2030年以降に販売するクルマをすべて電気自動車にすると発表していますが、アウディ・オブ・アメリカのコミュニケーション・ディレクター、マーク・ダーンケ氏がカーメディアに対し「今から2026年にかけ、史上最高の内燃機関搭載車が登場します」と語ったもよう。アウディから新型スポーツカーが登場する?加えてマーク・ダーンケ氏は次世代アウディRS6アバントについて言及し、「あなたの心を揺さぶるクルマになるでしょう」、そしてさらには「かならずやスポーツカーは登場します」とも。ただし具体的な話には一切触れておらず、しかしアウディが持つスポーツカーといえばR8とTTしかなく、よって選択肢となると、これら2つの...
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起訴から4年、アウディ前CEOがついにディーゼル不正事件への関与を認める。懲役10年を執行猶予付き2年へと短縮するという司法取引に応じたもよう

| 司法取引がなかったとしても、社会的責任を果たすためにはすべてを語るしかない |そして前アウディCEOの証言によってさらなる余波が広がりそうさて、日本ではすでに過去のものとなったフォルクスワーゲン/アウディに関する「ディーゼル不正事件」。ただし欧州ではまだまだ現在進行形であり、いまだにメディアに取り上げられることも多い題材です。ちなみにですが、本件に関してはレオナルド・ディカプリオが映画化権を獲得し、実際に映画化がなされるという話もあったようですが、現在のところそれは実現していないもよう(レオナルド・ディカプリオは熱心な環境活動家としても知られる。ただしディーゼル不正事件は旬が過ぎたので、もう映画化されることはなさそうだ)。参考までに、フォルクスワーゲンはこれまでに罰金と和解金で300億ドル(約4兆円以上)を直接失い、もちろん(イメージダウンによる販売失速、車種削減や新規車種の開発...
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ガソリンエンジンの開発終了を宣言していたアウディ。今回何故か「内燃機関に関する特許」を出願し、エンジンのコンパクト化や効率化を推進するもよう

| アウディはガソリンエンジンの開発を中止し、2033年には内燃機関を全廃するとコメントしていたが |やはり現在の自動車業界ではすべてが「流動的」となっているさて、ガソリンエンジンの開発を終了させたと見られていたアウディですが、今回ガソリンエンジンにかかわる新しい特許を出願することに。この内容につき、簡単にいうと「内燃機関を搭載した自動車の点火プロセスを制御するための新しい方法」で、2021年に出願された以前の特許に関連するものでだと見られます。アウディの出願した新しい特許はこうなっているそこで今回アウディが出願した特許を見てみると、「シリンダーの中心軸に対し、平行に並走する2つの架空の平面の間に位置する一次スパークプラグ、二次スパークプラグ、燃料インジェクター」をそのコアとしています。さらに、このエンジンには「燃焼室から壁で隔てられた空間(チャンバー)」が2つあり、これらは1つ以上...
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アウディが「F1にすべてを集中させるため」ほかのモータースポーツから完全撤退との報道。すでにDTM、フォーミュラE、LMDhを終了させ、カスタマーカーも廃止

| アウディとしては「F1参戦が叶わなかった」同門のポルシェの代わりとしても、何が何でも勝たねばならない |残るは「ダカールラリー」ではあるが、こちらも2024-2025年には終了する可能性が大さて、アウディがF1に集中するため、「F1以外の」モータースポーツ活動からすべて撤退するとの報道。アウディは2020年にDTMから引き揚げ、2021年にフォーミュラEを離脱、2022年にはLMDhプログラムをキャンセルしていますが、2023年にはカスタマースポーツからも手を引くことになり、つまりカスタマーチームに提供していたアウディR8 LMS GT2、GT3、GT4、そしてRS3 LMSによるTCRプログラムも「終了」ということに。なお、これらはいずれも比較的「成功していた」と言われるだけにかなり意外な決定だと捉えています(R8については、その生産が2023年に終了すると言われているので、ど...
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2023年4月の国内輸入車登録ではBMWが大きく伸びる!一方で本国では電化を進めているものの日本ではそれが受け入れられずに販売を落とすブランドも

| 今月は振るわなかったが、アウディも通年だと好調である |既存車種からニューモデルと切り替わるタイミングにて「一時的」に販売を落とすブランドもさて、2023年4月の輸入車登録状況が公開。全体だと前年比100.7%という数字となっており「ほぼ横ばい」。ただしブランドによってかなりの上下があり、今月大きく伸びたのはBMWの(前年比)166.1%です。規模の小さなブランドであれば、数台や数十台の変化であっても(母数が小さいので)大きく前年対比が変わるものの、BMWのように数千台を売る規模において166.1%となる例は極めて珍しく、しかしその理由は現時点では不明です(単に人気化しているのかもしれない)。「ブランドの方針」と日本市場とがマッチしないケースもそしてここ最近顕著になりつつあるのが「そのブランドの方針と日本市場とのミスマッチ」。たとえばフィアットやアバルトはピュアエレクトリック路線...
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アウディTT企画時には「ポルシェ版」も作られる可能性があった!その知られざるエピソードをTT生みの親が語る。「政治的理由があり、うまくゆかなかったのです」

| ポルシェ在籍時に考案したデザインがアウディに持ち込まれ、TTとなったことは知っていたが |さらにデザイナーは「TT」という名も同時に考案したようださて、アウディTT(とくに初代)は自動車史においてもっともアイコニックなクルマの一台だと認識していますが、現在は世界中の各市場にて販売が終了しており、ここ日本でもTTの販売終了を惜しみ、最終記念限定モデルが登場したばかります。 日本市場でもついにアウディTTが販売終了に。最終記念限定モデルとしてブロンズカラーをアクセントに持つ「メモリアルエディション」が100台限定、927万円で登場 | 現時点でアウディTTの「後継」は決まっておらず、ひとまずはいったん販売終了...
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日本市場でもついにアウディTTが販売終了に。最終記念限定モデルとしてブロンズカラーをアクセントに持つ「メモリアルエディション」が100台限定、927万円で登場

| 現時点でアウディTTの「後継」は決まっておらず、ひとまずはいったん販売終了、そしてラインアップから姿を消すことに |一時は4ドアやSUV化にてTTの生き残りが検討されたというが、今ではその夢も潰えたようださて、アウディジャパンが「アウディTTの歴史を締めくくる」べく、最終記念限定モデルとして”メモリアルエディション(Merorial Edition)”を発表。限定台数100台、その価格9,270,000円だとアナウンスされていますが、”記念モデル第一弾”だとも紹介されているので、つまりは今後、「第二弾」、あるいはそれ以降が登場するということになりそうです。なお、アウディTTは北米や欧州では相次ぎロードスターやRSモデルの販売が終了しており、TTそのものの販売が終わってしまった地域もありますが、いよいよそのライフが尽き、生産終了とともにその生涯の幕引きの準備をはじめているのかもしれ...
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2023年3月の輸入車登録台数が発表!ロータスは驚愕の「わずか1台」の登録のみ、アウディとランドローバーが伸び、VWはMINIに抜かれそうになるまで販売が減少

| 現在は諸事情にて車両の入荷がない場合も多く、必ずしも「登録が少ない=売れてない」ではない |これから各ブランドが電動化へと舵を切るに際し、EVが売れない日本では大きくシェアの変動がある可能性もさて、2023年3月の輸入車登録状況が公開に。全体としては昨年同月比107.9%なので比較的好調ということになりますが、昨年は「マイクロチップ問題で」多くの輸入車が入ってきていなかったため、この数字についてはなんとも判断が付きかねるところです。そこで3月の各ブランド登録台数を見てみたいと思いますが、フォルクスワーゲンの凋落が止まらないといった状態で、アウディはおろかミニにも抜かれそうな販売状況となっており、たしかに現在の(VWの)ラインアップはあまり魅力的とも考えられず、しかしフォルクスワーゲンバスの電動版、ID. Buzzが導入されれば少しは事情が変わってくるのかもしれません。2023年3...
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アウディR8には「2.5リッター5気筒ターボ、後輪駆動、MT」という廉価版設定の計画があった!しかしアウディ上層部の判断にてその計画がお蔵入りに

| この廉価版アウディR8の計画が実現していればかなり楽しいクルマになっていた可能性が高いだけに残念である |そしてアウディR8のライフが尽きた今、この計画は「未来永劫」実現しそうにはないさて、アウディR8は廃止が決定しており、その来世についてはいまだ何ら情報がないまま。ただしアウディはR8をあの手この手で延命しようと考えていたようで、存命中にはさまざまな噂が出ており、しかし今回関係者によって「R8には、2.5リッター5気筒ターボ、後輪駆動、マニュアル・トランスミッションを搭載する廉価版が登場する可能性があった」という事実が明かされています。なお、この話を語ったのはポルシェにてEフューエル(合成燃料)プロジェクトマネージャーを務めるマルコス・マルケス氏。当時、「次期アウディR8はポルシェと共同開発」という話もあったなぜ今になってこの話がポルシェの上層部から出てきたのかはまったく不明で...
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日産、アウディ、テスラ、ベンツなど6台のEVを集めて「バッテリー残量がゼロになるまで」サバイバルレースを行ったら?やっぱりテスラは優秀だった【動画】

| テスラはなにかと品質や仕上げに関する問題が報じられるものの、EVの基本的な性能に関しては驚くほどクレームが少ない |意外ではあるが、メルセデス・ベンツ、アウディ、フォルクスワーゲンの効率はよろしくないようださて、いつもはドラッグレース動画を中心に公開するCarwowですが、今回は趣向を変えて「EVの航続距離がどの程度なのか、満充電からバッテリーがゼロになるまで走ってみた」という動画を公開することに。EVにはつねに「走行距離」「充電」という問題がつきまとい、そもそもメーカー公称値を信じていいのかどうか、そして渋滞やエアコンの使用状況などで航続可能距離が刻々と変化すること、さらには充電施設まで走れるかどうか、加えて充電にかかる時間など、とにかくEVの運転は「不安との戦い」でもあり、これが購入を妨げている大きな理由であるとも考えられます。 ...
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アウディが今後「ガソリンなど内燃機関搭載車は奇数に、EVは偶数に」呼称を変更すると発表!たとえばA4は今後EVのみに、現在のA4はA5へと車名が変わることに

| 現在、各社とも電動化の推進にあわせ車名の変更、命名法則の変更を開始している |ただし今後もラインナップが変化し続けるものと思われ、さらなる変更も余儀なくされそうさて、ここ最近だとメルセデス・ベンツ、BMWがその命名法則と車名を変更するのではと言われていますが、今回はアウディが命名法則を変更する、というニュース。これは現地メディアに対してアウディCEO、マルクス・デイースマンCEOが語ったもので、「(ガソリンエンジンなど)内燃機関自動車から電気自動車に移行するにつけ、ネーミングを2つのカテゴリーに分け、そして少しづつ変えていく予定」だとしています。 メルセデス・ベンツが「EQ」の名称を1年以内に捨てる?「全車EVになれば、わざわざEQを名乗る必要がなくなるか...
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アウディが「2025年までに20車種を発表する」という新車ラッシュを発表!なおA3に相当するエントリーモデルとしてのコンパクト電動ハッチバックもスタンバイ

| ただし20車種のうち、EVが占めるのは半分程度となるようだ |もちろん、この中には「フェイスリフト(マイナーチェンジ)」も含まれるものと思われるさて、ポルシェに続き、同じフォルクスワーゲングループに属するアウディも年次カンファレンスを開催し、そこでは様々な財務指標を発表したほか、今後の計画についていくつかのヒントが示されたもよう。アウディはフォルクスワーゲングループの中でも「もっとも電動化に熱心なブランド」としても知られますが、アウディCEOであるマルクス・デユースマン氏は「いま、我々のブランドの長い歴史の中で、最大の製品イニシアティブが始まろうとしている」とコメントし、これからの大きな変革について示唆しています。アウディは2025年までに20ものニューモデルを発売マルクス・デュースマンCEOによると、「2025年までに約20の新モデルを発売する」とのことで、つまりはあと2年ほど...
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2月の輸入車登録数ではBMWの躍進著しく、じきメルセデス・ベンツを抜く可能性も。フェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニ、マセラティなど高級スポーツも好調

| BMWはすでにいくつかの国や地域ではメルセデス・ベンツを逆転している |一方、そのブランドの方針が日本市場とマッチせず、販売に苦しむケースもさて、2023年2月の国内輸入車登録台数が公開。これまでのトレンドと大きな変化はなく、上位グループだとBMW、アウディ、ボルボが強く、フォルクスワーゲンが強さを発揮できない状態が続いていますが、特筆すべきはBMWが「相当な勢いで」勢力を増していることで、おそらくは今の勢いをしばらく堅持し、もしかするとトップのメルセデス・ベンツを単月で抜く場面が出てくるかもしれません。そのほかだとフィアットが失速していますが、フィアットは本国だと電動化に力を入れており、あまりガソリン車が入ってこないのかもしれません。なお、日本でもピュアエレクトリック版の「500e」が発売されているものの、その価格は473万円~という設定なのでガソリン版の500ほど売れるとは思...
thumbnail image >中国/香港/台湾の自動車メーカー

中国NIOとの商標問題にて勝訴したはずのアウディ。ただし欧州連合知的財産局(EUIPO)がNIOの主張を認めて逆転敗訴することに

| アウディは今回の決定を覆すことができなければ敗訴が確定 |ただしアウディの言い分はちょっと強引にすぎるところもさて、ちょっと前に「アウディが中国のNIOに対し、類似商標の使用をやめるようミュンヘンの裁判所に申し立て、勝訴した」とお伝えしましたが、今回は欧州連合知的財産局(EUIPO)が”NIOの命名規則が混乱の可能性に当たらない”という判断を下すことに。なお、ミュンヘンでの一件は商業問題第一会議所で提訴され判決が下されたものですが、EUIPOの判断のほうがミュンヘンよりも強い効力を持つといい、よってアウディが判決を覆すことができなければ、このままNIOの勝利となりそうです。 アウディがNIOに対し「ES6 / ES7 / ES8」の名称が自社の「S6 / ...