2023 JRR

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國峰啄磨が長島哲太越えのタイムでST1000トップ!/全日本ロード第7戦岡山公開テスト3日目

 岡山県・岡山国際サーキットで行われている全日本ロードレース選手権第7戦岡山ラウンド(9月23日・24日)に向けた公開テストは、9月15日(金)に3日目を迎えた。 JSB1000クラスなど初日に4メーカー枠を走ったチーム、ST600クラスのライダーは2日目でテストを切り上げたが、3日目はタイヤメーカー合同枠と全日本参加者向けのスポーツ走行が行われた。 1本目の走行は、前夜に降った雨のため路面が乾くのを待って残り15分のみドライコンディションで走行。太陽が出ると厳しい暑さとなったが、その後、曇り空となり路面温度は40度前後となっていた。 そんな中、タイヤメーカー合同テスト2回目のセッションで國峰啄磨(TOHO Racing)が1分32秒867を記録。このタイムは、テスト2日目に長島哲太(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)がマークした1分32秒881を上回るもの...
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絶対王者・中須賀が連日のトップタイム! 12回目のタイトルにいよいよ王手/全日本ロード第7戦岡山公開テスト2日目

 全日本ロードレース選手権第7戦岡山ラウンドの公開テスト2日目が9月14日(木)に当地で行われた。朝から曇り空となり路面温度は初日に比べ10度以上下がり、コンディションはよくなっていた。午後にが雨予報もあったが、この日、最後の走行となったST600クラス2回目に通り雨があっただけで、他はドライコンディションで走ることができた。 JSB1000クラスは、やはり中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がセッションをリード。2回目の走行で1分30秒744までタイムを縮めトップタイムとなった。「前日よりも路面温度が低かったですし、みんなが走ってラバーも乗って路面コンディションはよくなっていました。今日もロングランを行って、しっかり確認できましたし、一発タイムは失敗があったのですが何とかタイムを上げることができたので、まずまずかと」「CN燃料で走るのも初めてだったので...
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岡本裕生がトップもアベレージは中須賀に軍配。長島哲太がST1000首位/全日本ロード 岡山公開テスト1日目

 全日本ロードレース選手権シリーズは、早くも残り2戦となった。9月13日(水)より第7戦(9月23日・24日)の舞台となる岡山県・岡山国際サーキットで公開テストが始まった。 初日は4メーカー枠が1時間2本、2時間が1本、ST600の枠が1時間2本行われた。注目は、ST1000クラスに國井勇輝(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)の代役として参戦する長島哲太(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)が登場したことだ。長島は、岡山を走るのは10年振り。ST1000仕様のホンダCBR1000RR-Rを走らせるのも初めてとなるが、さすがMoto2&鈴鹿8耐ウイナー、クラストップタイムを記録して見せた。ST1000:長島哲太(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)/2023全日本ロード 岡山公開テスト1日目 長島は「1...
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ブリヂストン、全日本ロードと地方選手権のST600クラスに2026年までワンメイクタイヤの供給を継続

 ブリヂストンは9月1日、日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)主催レースのST600クラスにおけるワンメイクでのタイヤ供給を、2026年シーズンまで継続することを発表した。対象となる大会は、全日本ロードレース選手権及び地方選手権、鈴鹿4時間耐久ロードレースだ。 全日本ロードレース選手権は、国内最高峰となるオートバイのロードレースシリーズで、全国各地を転戦。一方、地方選手権は主にサーキットごとにシリーズ戦として開催され、全日本ロードへの出場を目指すライダーたちが出場する。また鈴鹿4耐はST600車両で行われる耐久レースだ。 いずれのレースも車両規則等によりクラス分けがなされているが、その中のST600クラスは市販車ベース、かつ改造範囲が制限されていることから、公道を走行する状態に近いマシンで競われることが特徴となっている。また、タイヤに関してはワンメイクによるイコールコンディションでの...
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長島哲太が全日本ロード第7戦岡山に緊急参戦。國井の代役でSDG HARC-PRO.から初のST1000へ「狙うのは優勝のみ」

 9月6日、有限会社 ハルク・プロと昭和電機株式会社は9月23〜24日に開催される『2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦スーパーバイクレース in 岡山』に、怪我で欠場する國井勇輝(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)の代役として長島哲太をST1000クラスで起用することを発表した。 ロードレース世界選手権のMoto3クラスにも参戦経験のある國井は、2022年に戦いの舞台を日本に戻し、SDG Motor Sports RT HARC-PRO.よりST600クラスに参戦。そして、2023年はST1000クラスにステップアップし、同チームよりフル参戦をしている。 そんな國井は、トレーニング中に負傷したため鈴鹿8耐への出場が叶わず、さらに全日本ロード第6戦オートポリスも欠場となった。そして、怪我の状況がまだ良くないことから第7戦岡山も引き続き不参...
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【訃報】もてぎ2&4レースJSB1000の決勝中の事故で意識不明だった谷本音虹郎が亡くなる/全日本ロード

 9月5日、Team TATARA apriliaは2023MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦もてぎ2&4レース JSB1000クラスの決勝レースでクラッシュを喫した谷本音虹郎(たにもとおとじろう/Team TATARA aprilia)が亡くなったと発表した。23歳だった。 栃木県のモビリティリゾートもてぎで、8月20日に全日本スーパーフォーミュラ選手権と全日本ロードレース選手権が、もてぎ2&4レースとして行われた。全日本ロードJSB1000クラスの決勝レースでは3周目にホームストレートエンドで谷本がクラッシュを喫してしまう。 大きな事故となってしまい、谷本はすぐに救急車でメディカルセンターに運ばれて、ドクターヘリで獨協大学病院まで搬送された。そして、同日16時30分に「首の骨折の疑いで意識不明の重体」だと警察が発表した。 その後、意識不明の状態が続い...
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荒川晃大が初勝利で新たなウイナー誕生「優勝できてうれしい」/2023全日本ロード第6戦オートポリス ST1000レース2

 9月3日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のST1000クラス レース2が大分県のオートポリスで行われ、荒川晃大(MOTOBUM HONDA)が優勝を飾った。2位は國峰啄磨(TOHO Racing)、3位は榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)となっている。 心配されていた台風接近の影響もなく、ウイーク中で最も好天に恵まれた日曜日。気温も上がり、レース1とは違うコンディションでのレースになった。好スタートを切ってレースをリードしたのは荒川だった。2番手に渡辺一馬(Astemo HondaDream SI Racing)、高橋裕紀(JAPAN POST HondaDream TP)、榎戸と続く。 一方、オープニングラップで村瀬健琉(Team TKR performance)と中村修一郎(MATSU...
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荒川晃大、クラス初優勝【順位結果】2023全日本ロード第6戦オートポリス ST1000レース2

 9月3日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のST1000クラス レース2が大分県のオートポリスで行われ、荒川晃大(MOTOBUM HONDA)が優勝を飾った。2位は國峰啄磨(TOHO Racing)、3位は榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)となっている。表彰式の様子/2023全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース2■2023全日本ロードレース選手権第6戦オートポリス ST1000クラス レース2結果(14周)天候:晴れ 路面:ドライPos.No.RiderTeamMotorcycleTime127荒川晃大MOTOBUM HONDAホンダCBR1000RR-R26’09.48322國峰啄磨TOHO RacingホンダCBR1000RR-R+1.079332榎戸育寛SD...
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中須賀克行がダブルウインで今季8勝目。3位争いは水野涼が制す/2023全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000レース2

 9月3日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のJSB1000クラス レース2が大分県のオートポリスで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝を飾った。2位は岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)、3位は水野涼(Astemo HondaDream SI Racing)となっている。 好天に恵まれた日曜日、JSB1000クラスの決勝レース2は強い日差しのなかで午後2時にスタートした。ホールショットを奪ったのは岡本だった。2番手に中須賀、水野、亀井雄大(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)、津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)と続く。 岡本と中須賀のヤマハファクトリー2台は、オープニングラップから後続を大きく引き離すというレース...
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【順位結果】2023全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000レース2

 9月3日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のJSB1000クラス レース2が大分県のオートポリスで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝を飾った。2位は岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)、3位は水野涼(Astemo HondaDream SI Racing)となっている。中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2023全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000 レース2■2023全日本ロードレース選手権第6戦オートポリス JSB1000クラス レース2結果(18周)天候:晴れ 路面:ドライPos.No.RiderTeamMotorcycleTyreTime/Gap11中須賀克行YAMAHA FACTORY RACING ...
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榎戸育寛、最終ラップで首位を奪取し2連勝。ルーキーの荒川晃大は初表彰台/2023全日本ロード第6戦オートポリス ST1000レース1

 9月2日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のST1000クラス レース1が大分県のオートポリスで行われ、榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)が優勝を飾った。2位は荒川晃大(MOTOBUM HONDA)、3位は國峰啄磨(TOHO Racing)となっている。 今大会は、ST1000クラスにとっては2023年シーズンで唯一の2レース制となるため、土曜日は午前中に予選、午後にレース1と慌ただしい一日となった。午後のレースは曇天の中でスタートし、レースをリードしたのは荒川だった。 2番手には榎戸、そして渡辺一馬(Astemo HondaDream SI Racing)、前田恵助(Team GYTR)、國峰と続く。オープニングラップを制した荒川の背後に榎戸がつけてトップ争いを挑む。後方では渡辺と國峰が集...
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【順位結果】2023全日本ロード第6戦オートポリス ST1000レース1

 9月2日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のST1000クラス レース1が大分県のオートポリスで行われ、榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)が優勝を飾った。2位は荒川晃大(MOTOBUM HONDA)、3位は國峰啄磨(TOHO Racing)となっている。表彰台の様子/2023全日本ロード第6戦オートポリス ST1000 レース1■2023全日本ロードレース選手権第6戦オートポリス ST1000クラス レース1結果(12周)天候:曇り 路面:ドライPos.No.RiderTeamMotorcycleTime132榎戸育寛SDG Motor Sports RT HARC-PRO.ホンダCBR1000RR-R22’17.223227荒川晃大MOTOBUM HONDAホンダCBR1000...
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激戦を制した中須賀克行「どうしても地元で1勝が欲しかった」/2023全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000レース1

 9月2日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のJSB1000クラス レース1が大分県のオートポリスで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝を飾った。2位は岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)、3位は津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)となっている。 朝から雲が広がっていたものの、JSB1000クラス決勝レース1はドライコンディションの下で15周の周回数でスタートが切られた。スタートと同時に秋吉耕佑(MurayamaUnso.Honda Dream.K.W)と新庄雅浩(Team TATARA aprilia)が接触し、転倒を喫してしまう。これによりすぐさま赤旗が掲示され、一時中断となる。 減算なしの15周でクイックリスタートによって争われる...
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【順位結果】2023全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000レース1

 9月2日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のJSB1000クラス レース1が大分県のオートポリスで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝を飾った。2位は岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)、3位は津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)となっている。■2023全日本ロードレース選手権第3戦SUGO JSB1000クラス レース1結果(15周)天候:曇り 路面:ドライPos.No.RiderTeamMotorcycleTyreTime/Gap11中須賀克行YAMAHA FACTORY RACING TEAMヤマハYZF-R1BS27’12.96823岡本裕生YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2ヤマハYZF-R1...
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渡辺一馬が今季初ポール獲得。荒川晃大はレコード更新でフロントロウに並ぶ/2023全日本ロード第6戦オートポリス ST1000予選

 9月2日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦スーパーバイクレース in 九州のST1000クラス予選が大分県のオートポリスで行われ、渡辺一馬(Astemo HondaDream SI Racing)がレース1、レース2ともにポールポジションを獲得した。2番手には荒川晃大(MOTOBUM HONDA)が入った。 3カ月半ぶりの開催となったST1000クラス。土曜日は雲に覆われながらも雨の気配はなく、比較的温和な空気に包まれた。午前中に予選、午後にレース1というハードスケジュールとなった。 20分間の予選アタックが開始し、5分程度で1分50秒991と真っ先に1分50秒台をマークしたのは國峰啄磨(TOHO Racing)だった。ところが、すぐに渡辺が1分50秒602で逆転。 セッション中盤になると、渡辺が1分50秒153をマークし、自身が持つレコードタイム1分50秒525...
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【順位結果】2023全日本ロード第6戦オートポリス ST1000予選

 9月2日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のST1000クラス予選が大分県のオートポリスで行われ、渡辺一馬(Astemo HondaDream SI Racing)がレース1、レース2ともにポールポジションを獲得した。ベストタイムの順位がレース1、セカンドベストタイムの順位がレース2のグリッド順となる。■2023全日本ロードレース選手権第6戦オートポリス ST1000クラス 予選結果(ベストタイム)天候:晴れ 路面:ドライPos.No.RiderTeamMotorcycleTime11渡辺一馬Astemo HondaDream SI RacingホンダCBR1000RR-R1’50.152227荒川晃大MOTOBUM HONDAホンダCBR1000RR-R1’50.45232國峰啄磨TOHO Racingホン...
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岡本裕生が今季2度目のポール獲得。セカンドベストは中須賀克行がトップに/2023全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000予選

 9月2日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のJSB1000クラス予選が大分県のオートポリスで行われ、岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)がレース1、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAMレース2)がレース2のポールポジションを獲得した。 2週間のインターバルを経ての開催。土曜日午前中に30分間の予選アタック、午後には15周のレース1が行われる忙しい一日となった。曇天の下のタイムアタックで一斉に全車がコースインを行っていく。まずは岡本が1分49秒317でトップに浮上する。 3周目に1分48秒686で中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)で逆転。セッション開始から10分ほどで岡本が1分48秒451でリーダーボードのトップに再浮上。中須賀は1分48秒54...
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【順位結果】2023全日本ロード第6戦オートポリス JSB1000予選

 9月2日、2023年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦スーパーバイクレース in 九州のJSB1000クラス決勝が大分県のオートポリスで行われ、岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)がベストタイムでトップタイムをマークし、レース1のポールポジションを獲得した。また、セカンドベストタイムでは中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がトップにつけた。ベストタイムの順位がレース1、セカンドベストタイムの順位がレース2のグリッド順となる。■2023全日本ロードレース選手権第6戦オートポリス JSB1000クラス 予選結果(ベストタイム)天候:曇り 路面:ドライPos.No.RiderTeamMotorcycleTyreTime13岡本裕生YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2ヤマハYZF-R1BS1&#...
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JSB1000は秋吉耕佑、ST1000は高橋巧、J-GP3は尾野弘樹がトップ/全日本ロード オートポリス公開テスト3日目

 全日本ロードレース選手権第6戦公開テストは、8月26日(土)に3日目を迎え、JSB1000とST1000のタイヤメーカー枠が2本、J-GP3のタイヤメーカー枠が2本、間にJSB1000とST1000が走れる特別スポーツ走行が行われた。 3日目は、朝から爽やかな青空が広がり、日差しも強かったため今回の公開テストでは、一番路面温度が上がった。午後は特に上がり、50度近くとなっていた。 そんなコンディションの中、JSB1000クラスでトップタイムとなる1分50秒601をマークしたのは秋吉耕佑(MurayamaUnso.Honda Dream.K.W)だった。「1分49秒台に入れようと思っていたのですが、初日よりタイムが伸びなかったので、うまくセットが進みませんでした。路面温度が上がったり、途中雨が降ったりありましたが、それにしてもタイムが出ませんでしたね。ただ、レースウイークでもう少しま...
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好調の岡本裕生が1分47秒台。中須賀克行も虎視眈々/全日本ロード オートポリス公開テスト2日目

 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦オートポリス(9月2日・3日)公開テスト2日目が8月25日(金)に行われた。天気予報では雨マークがついていたものの、雷雲が近くをかすめた程度で雨は降らず、全セッション、ドライコンディションで行われた。 JSB1000クラスは、2日目も岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がセッションをリード。2本目には、1分47秒797を記録。ただひとり、1分47秒台に入れ連日のトップタイムとなった。「路面温度が高いとき低いときとテストができたので、どのコンディションでも僕と中須賀選手でトップにいることができたのでチーム力のすごさを改めて感じました」と岡本。「去年のオートポリスラウンドは怪我をしてレースに出られなかったことと前戦のもてぎで転倒と、どちらも悔しい思いをしているので今回はテストから気合いが入りました。ロングランの中でも発見...
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ヤマハ岡本裕生が、ただひとり1分48秒台に入れてトップ/全日本ロード オートポリス公開テスト1日目

 2023年の全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦オートポリス(9月2日・3日)に向けた公開テストが8月24日(木)より現地で始まった。鈴鹿8耐、もてぎ2&4レースと酷暑のレースが続いたが、JSB1000クラスのチームなどは休む間もなく大分県・オートポリスを目指した。 初日のコンディションは朝から青空が広がったものの、阿蘇の雄大な自然の中にあるコースだけに湿度は低く、気温も28度と暑さもひと段落。JSB1000クラス以外のクラスは、今回からがシリーズ後半戦がスタートとなるため、久しぶりにライディングするマシンの感触を確かめていった。JSB1000:中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2023全日本ロード オートポリス公開テスト1日目 1本目は今シーズンもシリーズをリードする中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が...
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谷本音虹郎、全日本ロードもてぎ2&4レースでのクラッシュで意識不明の重体

 8月20日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで2023MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦もてぎ2&4レースが開催されたが、JSB1000クラスの決勝レースでクラッシュを喫した谷本音虹郎(Team TATARA aprilia)が意識不明の重体となっている。 全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦との併催で開催されたもてぎ2&4レース。20日には全日本ロードJSB1000クラスの決勝が行われたが、3周目にホームストレートエンドのブレーキングで谷本が止まりきれず、前車に追突後クラッシュ。 バイクはグラベルの奥にあるタイヤバリアに当たり、ライダー自身はバリアを超えた場所にあるテレビカメラ用のイントレに衝突した。そのため、レースは一時赤旗中断となった。 谷本はすぐに救急車でメディカルセンターに運ばれて、その後ドクターヘリで病院まで搬送された。 16時30分には、事故...
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水野とのトップ争いを制した中須賀が今季6勝目/2023全日本ロード第5戦もてぎ2&4 JSB1000決勝

 モビリティリゾートもてぎで開催された2023もてぎ2&4。8月20日に行われた2023MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦の決勝レースは中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が優勝した。 ウイーク初日からライダーたちを猛暑が襲ったもてぎ戦。決勝日も上空に雲があるものの気温はどんどん上昇し、ライダーたちはグリッドでも首筋に氷嚢を当てたりしながら暑さと戦っていた。ポールの津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)/2023全日本ロード第5戦もてぎ2&42023全日本ロード第5戦もてぎ2&4 JSB1000 決勝 スタートシーン 20周のレースは12時35分にスタート。真っ先に1コーナーに突っ込んでいったのはポールシッターの津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)。しかし、津田拓也は止まりきれず...
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【順位結果】2023全日本ロード第5戦もてぎ2&4 JSB1000 決勝レース

 モビリティリゾートもてぎで開催された2023もてぎ2&4。20日に行われたMFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦決勝レースは、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が、水野涼(Astemo HondaDream SI Racing)とのバトルを制し、今季6勝目を挙げた。  ■2023全日本ロードレース選手権第5戦もてぎ JSB1000クラス 決勝レース結果(16周)天候:晴れ 路面:ドライPos.No.RiderTeamMotorcycleTyreTime11中須賀克行YAMAHA FACTORY RACING TEAMヤマハYZF-R1BS29’21.257236水野涼Astemo HondaDream SI RacingホンダCBR1000RR-RBS+2.397337津田拓也AutoRace Ube Racing TeamスズキGSX-...
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JSB1000参戦初年度でポール獲得のオートレース宇部。津田拓也「後半戦は表彰台に届くレースにしたい」

 8月19日、2023年全日本ロードレース選手権第5戦もてぎ2&4がモビリティリゾートもてぎで開催され、予選で津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)が2016年以来のポールポジションを獲得した。JSB1000を今季から初めて戦うチームに所属しているベテランの津田だが、どのような成長を遂げてきたのか聞いた。 2022年に結成されて初年度はST1000クラスを戦っていたAutoRace Ube Racing Team。今シーズンからJSB1000クラスに変更して、津田が起用されている。 最上位は開幕戦もてぎの4位で、現在ランキング8位につけている。2週間前の8月6日に行われた鈴鹿8時間耐久ロードレースでは、参戦初年度ながら4位という好成績を残している。2023鈴鹿8耐:MotoGPのチーム・スズキ・エクスターのカラーリングでトップ10トライアルを走った津田...
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好調の津田拓也がヤマハの牙城を崩し2016年以来のポール獲得/2023全日本ロード第5戦もてぎ2&4 JSB1000予選

 8月19日、モビリティリゾートもてぎで開催されたMFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦もてぎ2&4。2輪と4輪の合同開催で2輪はJSB1000クラスのみ。鈴鹿8耐の激闘から2週間後、JSBライダーたちがもてぎに集結した。 立秋を過ぎたとはいえ、まだまだ夏真っ盛り。予選が行われた土曜日は朝から雲が出ていたものの気温、湿度共に上昇。ライダーたちは「鈴鹿8耐よりも暑い」と汗だくになりながら、午後1時50分から40分間の予選タイムアタックを行った。 天気予報は天候急変の可能性を伝えていた。予選セッション開始時、上空は暑い雲に覆われていた。開始5分ほどが経過した時点で1分49秒前半にタイムを入れていたのが岡本裕生(YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2)と津田拓也(AutoRace Ube Racing Team)。セッション中盤に津田が1分48秒867と真...
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【順位結果】2023全日本ロード第5戦もてぎ2&4 JSB1000予選

 モビリティリゾートもてぎで開催されている2023もてぎ2&4。19日にMFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦の予選が行われ、AutoRace Ube Racing Teamの津田拓也が連続でポールを獲得している中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)を0.048秒差で上回り、2016年以来キャリア4回目のポールポジションを獲得した。 中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)/2023全日本ロード第5戦もてぎ JSB1000 ■2023全日本ロードレース選手権第5戦もてぎ JSB1000クラス 予選結果天候:晴れ 路面:ドライPos.No.RiderTeamMotorcycleTyreTime137津田拓也AutoRace Ube Racing TeamスズキGSX-R1000RBS1’48.86721中須賀克行Y...
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全日本ロードライダーと関係者がもてぎ2&4を前に埜口遥希へ黙祷

 8月18日、モビリティリゾートもてぎで開催されているもてぎ2&4レースにおける全日本ロードレース選手権JSB1000クラスのライダーズブリーフィング前に、選手を含めた関係者による、故・埜口遥希の黙祷が行われた。 埜口は、8月13日にインドネシアのプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われたアジアロードレースの第4戦ASB1000クラスのレース2で多重クラッシュに巻き込まれ、16日に命を落とした。有限会社ハルク・プロ 代表 本田光太郎氏 この事故を受けて、全日本ロードの会場となるモビリティリゾートもてぎで選手を含めた関係者による黙祷が行われた。 有限会社ハルク・プロの本田光太郎代表は「先週のアジア選手権での事故で負傷し、一生懸命頑張っていたんですけど、水曜日に埜口遥希選手が残念ながら亡くなってしまいました」と語った。「正直、僕もここ数日すごく...
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2024年の全日本ロード暫定カレンダーが発表に。開幕戦は鈴鹿2&4、全8戦の予定

 8月10日、一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)は2024年シーズンにおけるMFJ全日本ロードレース選手権シリーズの暫定カレンダーを公開した。 2024年の全日本ロードの開催ラウンドは、2022年と同様に全8戦。年間レース数や参加条件は、調整中のため未発表だ。また、暫定カレンダーであるため日程や会場は変更される可能性がある。 開催地は国内の主要サーキットであり、第1戦と第2戦が例年から入れ替わる。開幕戦がスーパーフォーミュラと併催の鈴鹿2&4レースとなり、第2戦もてぎで全クラスが開催される。 その後、第3戦がスポーツランドSUGO、第4戦がJ-GP3のみ筑波サーキットで開催。8月3日に発表されたJAF日本自動車連盟のFIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧と照らし合わせると、第5戦はもてぎ2&4として開催されるようだ。 そして、ラスト3戦は全クラス...
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鈴鹿8耐:OGURA CLUTCH ORC with RIDE INの若手育成ライダー横山尚太の二度目の挑戦

 いよいよ、8月6日に決勝日を迎える2023年鈴鹿8耐の開催が迫ってきた。今年も数多くのチームが参戦するなか、二度目の8耐となるOGURA CLUTCH ORC with RIDE INは完走を目標に掲げ、邁進している注目のチームだ。チームの明暗を握るのは、全日本ロードレース選手権ST1000クラスにフル参戦している若手ライダー横山尚太の飛躍だろう。 現在22歳の横山は2019年に全日本ロードデビューを果たし、以来4年間はST600クラスを戦った。さらに2022年は自身初の1000ccで鈴鹿8耐に、岩﨑哲朗氏と坂本崇氏のふたりを中心に立ち上げられたOGURA CLUTCH ORC with RIDE INより参戦した。そして2023年から若手育成ライダーとして同チームに新加入し、ST1000クラスにフル参戦しているとともに、鈴鹿8耐にも挑戦する。 そんな若手育成にも力を入れ、鈴鹿8耐...