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MC20は当初「マセラティではなく、アルファロメオが開発していたスーパーカー」だった。それがマセラティへと渡り、そして今アルファに戻って33ストラダーレに

| 世の中にはかなり奇妙な事実があるが、これはその中でも「かなり」奇妙である |そしてその経緯については明かされていないさて、マセラティMC20はカーボンモノコックシャシー、そしてディヘドラルドア、何よりも副燃焼室を備える高出力な3リッターV6”ネットゥーノ”ツインターボエンジンを積むという魅力的なスーパーカー。しかし今回、そのマセラティMC20は「マセラティのクルマとしてではなく、アルファロメオのスーパーカーとして開発がスタートしていた」という驚愕の事実が明かされています。たしかにMC20は当初、アルファロメオの車体を使用していたが思い起こせば2019年、マセラティがはじめてMC20(当時はまだMC20という名称が公開されていなかった)のティーザー画像を公開したとき、そのプロトタイプの車体に用いられていたのは「アルファロメオ4C」。 ...
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新型マセラティ・グラントゥーリズモを見てきた(内装編)。その進化はむしろ外装よりも内装に。GTらしく快適極まりない、そして近代的な装備を誇る【動画】

| 新型マセラティ・グラントゥーリズモはひと目見て「上質」だと直感できるインテリアを持っている |新世代のマセラティは一気に「二世代以上」の進化を遂げたというイメージもさて、マセラティ心斎橋さんにて見せていただいた新型グラントゥーリズモ、今回は「内装」編。できれば内外装を1本の投稿にまとめたかったのですが、思ったよりも新型グラントゥーリズモの見どころが多く、やむをえず「2本」となってしまった次第です(当ブログでは画像を多用しているが、1投稿あたりの画像の枚数が一定数を超えると読み込みが極端に遅くなるため、画像数が多くなる場合は投稿を分けている)。なお、展示車のインテリアカラーはおそらくGHIACCIO(ギアッチオ)。新型マセラティ・グラントゥーリズモのインテリアは豪華そのものだったちなみにですが、新型マセラティ・グラントゥーリズモにおいて強く印象に残っているのが(エクステリアよりも)...
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新型マセラティ グラントゥーリズモを見てきた。肉眼で見る実車は「マセラティらしさ」全開、スーパースポーツとは異なる妖艶なGTであることを全身で主張【動画】

| 想像していたよりも新型グラントゥーリズモは「ずっとグラントゥーリズモ」だった |見れば見るほど、その高額な値付けも「妥当」、いやむしろ「割安」に思えてくるさて、新型マセラティ グラントゥーリズモを見てきたのでここで紹介してみたいと思います。展示されているのはマセラティ心斎橋さん(ありがとうございます)、そしてグレードはスポーティーバージョンの「トロフェオ」。マセラティはMC20以降より新しいデザイン言語を採用しており、特徴としては「縦目」そして「スムーズな表面」だと認識していますが、この新型グラントゥーリズモもその例に漏れず新世代のスタイリングを持つ一台。グラントゥーリズモ トロフェオの全長は4,965ミリ、全幅は1,955ミリ、全高は1,410ミリ、ホイールベースは2,930ミリという「堂々たるボディサイズ」を誇ります。搭載されるエンジンは3リッターV6、出力は550馬力、駆動...
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2023年8月の輸入車登録台数が公開。ミニとルノーがナゾの「半減」、新車を投入したアルファロメオとマセラティの販売が伸びる。なおBYDはすこぶる好調

| 今後輸入車は本国の方針と日本市場の嗜好とのミスマッチによって販売を落とすケースが出てきそう |とくに「EVシフト」を進める輸入車メーカーに日本の消費者はついてこないだろうさて、日本自動車輸入組合による2023年8月の輸入車登録台数が公開。全体的には前年同月比で99.8%という数字であり、そう悪くは見えないものの、ブランド別に見るとこれまで堅調だったミニが前年同月比40.7%、ルノーも52.8%という”いまだかつてない”レベルに落ち込んでいます。なお、その理由は「全くナゾ」であり、しかし急にここまで減少するからには特段の理由があったと考えるのが妥当かもしれません。そのほか落ち込みが大きいのはランボルギーニ(53%)ですが、これはアヴェンタドールの生産が終了してしまい「納車するクルマがない」のでいたしかたなく、しかしレヴエルト含め受注残がたんまりあると報じられているので、中長期的には...
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マセラティがMC20ベースのサーキット走行専用モデル「MCエクストリーマ」発表。出力730馬力、63台限定、価格は軽く1億5000万円を超えるも「完売済み」

| マセラティの限定モデルはいつの時代も非常に高い人気と価値を誇っている |MC20エクストリーマはまさにエクストリームな「究極」モデルさて、マセラティが予告していたとおりにサーキット走行専用スーパーカーMCXtrema(MCエクストリーマ)を発表。これはMC20をベースとし、全く新しいスタイリング、アグレッシブなエアロダイナミクスパッケージ、そして3リッターV6”ネットゥーノ”エンジンを730馬力にまでチューンし搭載したクルマで、わずか63台のみが限定にて販売される予定です(実際には完売済み)。公道での走行ができないクルマではあるものの、2000年代半ばに登場したMC12コルサと同等、もしくはそれ以上の価値を永続的に誇るモデルとして高い人気を獲得するのは間違いないものと考えられます。マセラティ MCエクストリーマはこんなクルマこのマセラティMC20エクストリーマは「サーキット走行専...
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新型マセラティ グラントゥーリズモの高額な設定の理由が明かされる。「価格競争には参加しない。私たちの目標は、顧客に評価され、正当な対価を支払ってもらえる最高のクルマを作ることです」

| 現在、多くのブランドでは「他のブランドとの差別化」「自社独自の価値の追求」「それによる利益率の追求」が掲げられている |もしそうしなければ、ここから生き残ることは難しいだろうさて、マセラティCEO、ダヴィデ・グラッソ氏が「顧客に評価されるクルマをつくれば、価格競争に巻き込まれることなく利益率を向上させることができる」とコメント。つまりは「魅力さえ伴えば、高額なプライシングでも受け入れられる」ということになりそうですが、この考え方は近年のマセラティの値付けにも端的にあらわれているのかもしれません。ただ、マセラティの現在のクルマがすべて高額プライスなのかというとそうではなく、たとえばMC20の2664万円~2995万円というのは「(フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンと比較すると)とんでもなく安い」ように思えます。発表されたばかりのSUV、グレカーレについても同様であり、862万...
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新型マセラティ・グランカブリオの画像がリーク、はじめて偽装無しの姿が白日のもとに。新型グラントゥーリズモの価格を見る限りでは3000万円オーバーとなるのかも

| 新型マセラティ・グラントゥーリズモ、グランカブリオは「おそろしく高価な」クルマに |まさかマセラティがこの価格帯で攻めてくるとは思わなかったさて、マセラティは今年2月にフルモデルチェンジ版「グラントゥーリズモ」を発表していますが、遡ること2022年10月にはそのオープンモデルであるグランカブリオのティーザーキャンペーンも開始済み。ただしその後は公式に(グランカブリオについて)ティーザー画像や動画のリリースがなく、よってその姿を知るにはスパイフォト/スパイビデオに頼るしかなかったわけですが、今回は突如としてその姿を捉えた画像がリークされています。おそらくは公式フォトの一部だと思われるこの画像は(マセラティの本社付近である)ボローニャにて撮影されたものだそうで、雰囲気からすると公式フォト(プレスキットの一部)という可能性も。現時点ではマセラティからなんらアナウンスはないものの、グラン...
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マセラティが「MCエクストレマ(MCXtrema)」の公式ティーザーキャンペーンを開始。プロジェクト24の正式名称として採用され、8月14日にデビュー

| MCエクストレマは730馬力を発生するエンジンを搭載した「究極の」サーキットウエポン |限定台数63台はすでに完売済みさて、昨日マセラティが「MCXtrema(MCエクストレマ)」なる商標を出願し、MC20のハードコアバージョンではないかと思われたものの、実際にはそうではなく、プロジェクト24」として発表されたハイパーカーの正式名称としてこの”MCエクストレマ”が用いられることになるもよう。これはマセラティが正式にティーザーキャンペーンを開始したことから明らかになっており、8月18日にモントレー・カー・ウィークにてお披露目されることもアナウンスされています。 マセラティが「MCXtrema(エクストレマ)」の商標を出願。おそらくはMC20のハードコアモデル...
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マセラティが「MCXtrema(エクストレマ)」の商標を出願。おそらくはMC20のハードコアモデル、もしかするとハイブリッド化にて800-1,000馬力を発生する可能性も

| アルファロメオが発売する限定スーパーカー(ハイパーカー)と共通するハイブリッドパワートレーンを搭載か |ただし現時点ではすべてが推測の域を出ないさて、マセラティが「MCXtrema(エム・シー・エクストレマ)」なる商標を出願。これはまずイタリア特許商標庁に出願され、その後欧州知的所有権庁にも出願されたものですが、その対象となるのは非常に限られた「スポーツカー;モーターレーシングカー」という役務のみ(通常、せっかく商標を出願するのであれば、悪用されないように幅広い範囲にわたって申請を行うことが多い)。マセラティ MCエクストレマとは?このエクストレマ(Xtrema)はイタリア語の “Estrema “をもじったもので、英語だと”Extreme “つまり「エクストリーム」。現在マセラティが持つスポーツカーはMC20のみで、そのほかのグラ...
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マセラティが64年続いたV8エンジン搭載車の生産をついに終了。最終記念限定モデルとしてセダン最速の「ギブリ334アルティマ」、そして「レヴァンテV8アルティマ」を発売

| マセラティ・ギブリ334は「1km/hだけ」ベントレー フライングスパー スピードの最高速を上回って世界最速に |こうやって確実に時代は変わってゆくさて、マセラティは長らくフェラーリ製のV8エンジンを搭載してきましたが、すでにフェラーリからエンジンを購入するという契約を更新しないと発表しており、今後は自社開発のV6エンジンへと移行する予定です。なお、マセラティは1959年の5000GT以来ずっとV8エンジン搭載車を作り続け、現在に至るまでの64年間で10万台以上のV8エンジン搭載車を販売してきたものの、今回グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて「V8エンジン搭載車販売終了を記念した限定モデルを展示する」とアナウンスしています。 フェラーリがマセラ...
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6月の輸入車登録台数が公開。VWの販売が下がり続け、このままではミニに抜かれそうに。そのほか「アメ車が弱い」「EVへと転換しているブランドが苦戦」といった傾向も

| 輸入車の場合、高価格になればなるほど「安定」した動きを見せるようだ |そしてやはり、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディの強さは圧倒的さて、日本自動車輸入組合による、2023年6月の輸入車登録台数が公開。これまでとは大きく変わるところはないものの、いくつかのトレンドが浮き彫りになっているもよう。まず、輸入車全体の販売台数では前年比103%、今年のこれまでの累計だと105%となっており、安定して成長しているように思われます。しかしながら、いずれのブランドも同様に成長しているかというとそうではなく、フォルクスワーゲンの販売減少に歯止めがかからず、今月はミニにもう少しで抜かれるというところまで台数を減らしていて、もしかすると来月辺りには「5位」に転落してしまうのかもしれません。ここ最近でフォルクスワーゲンの販売を回復させることができそうなニューモデルもなく、あるとすればワーゲンバスの電...
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マセラティがMC20ベースのレーシングカー「GT2」発表。エアコン標準装備、一方でその外装は過激極まりないエアロパーツで武装されることに

| GT2マシンの選択肢に魅力的な一台が追加、カーボンシャシー採用だけにそのポテンシャルには期待できる |ポルシェ911GT2、アウディR8 LMS GT2、メルセデスAMG GT2らとともに熾烈なバトルを繰り広げることにさて、マセラティが先般よりティーザーキャンペーンを行っていた「マセラティGT2」を正式発表。このマセラティGT2はMC20をベースとするものの「MC20」の名はつかず、たんに「GT2」を名乗るようですね。実戦でのデビューは今週末にベルギーで開催されるスパ・フランコルシャン24時間レースだとアナウンスされ、その名が示すとおりFIA定めるところのGT2レギュレーションに準拠した開発がなされています。 マセラティが6月にデビューするMC20 GT2...
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マセラティがデビッド・ベッカムとのコラボによる新シリーズ「フオーリ・セリエ DB エッセンシャルズ」発表!MC20とグレカーレにて選択が可能に

| 最近のマセラティは深い輝きを持つメタリックがよく似合う |そして画像ではその魅力がなかなか伝わりにくいさて、マセラティがデビッド・ベッカムとのコラボレーションによる新しいボディカラーをMC20とグレカーレに設定する、と発表。マセラティは2021年4月からデビッド・ベッカムをアンバサダーに迎えていますが、今回のカラーは「フオーリ・セリエ DB(デビッド・ベッカム) エッセンシャルズ・コレクション」と第されており、今後の(シリーズ化による)拡大も期待できます。※フオーリ・セリエとは、いわゆる”(通常)シリーズ外”を指す、マセラティのパーソナリゼーションプログラムの名称である 新型マセラティ・グラントゥーリズモ×デビッド・ベッカム!最新プロモーション動画は見応え...
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2023年5月の輸入車登録状況が公開!BMWとアウディが強く、フェラーリやランボルギーニなどスポーツカーは弱含み。なお今年大きく伸ばしているのはランドローバー

| 輸入車は嗜好品としての性格が強く、個性の強いクルマが売れる傾向にある |今後いくつかのメーカーは電動化姿勢を強めるはずだが、日本市場がそれに適応できない可能性もさて、2023年5月の輸入車登録状況が公開に。今月はこれまでとそう大きく変わるところはなく、しかしいくつか特筆すべき点、そして気になるところがあり、それらについて述べてみたいと思います。まず上位ブランドについては「いつも通り」に近いようですが、メルセデス・ベンツの「102.1%」という数字はやはり無理矢理に前年比をクリアすべく頑張ったという印象。そしてBMWとアウディが伸びているのも最近の傾向のとおりですが、アウディの伸びについては「何がそんなに売れているのか」はちょっとナゾ(そこまでアウディをよく見かえるといった印象はない)。そしてミニとフォルクスワーゲンが下降基調にあるのも最近のトレンドのとおりですが、ミニについては次...
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エンツォフェラーリのデザイナー、ケン・オクヤマ(奥山清行)が最新作「Kode61 バードケージ」を発表!同名のマセラティ製レーシングカーへのオマージュ

| もともとケン・オクヤマ(奥山清行)はマセラティ Tipo61 バードケージに強い関心を抱いている |Kode61 バードケージの価格や生産台数、そしてベースモデルも現時点ではナゾのままさて、エンツォ・フェラーリのデザインを(ピニンファリーナ在籍時代に)手掛けたことで知られるケン・オクヤマこと奥山清行氏。現在は自身のデザイン事務所を運営し、これまでにもKode 9 GT、Kode 57 Enji、Kode 0といったクルマを発表しています。そんなデザインマエストロ、ケン・オクヤマ氏ですが、今回権威あるコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステにてニューモデル「コード61 バードケージ」を公開しており、これはマセラティのかつてのレーシングカーにインスパイアされたルーフレスのスーパーカーで、実際に限定ながらも生産に移される、とアナウンスされています。なぜケン・オクヤマがマセラティ?なお、...
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2023年4月の国内輸入車登録ではBMWが大きく伸びる!一方で本国では電化を進めているものの日本ではそれが受け入れられずに販売を落とすブランドも

| 今月は振るわなかったが、アウディも通年だと好調である |既存車種からニューモデルと切り替わるタイミングにて「一時的」に販売を落とすブランドもさて、2023年4月の輸入車登録状況が公開。全体だと前年比100.7%という数字となっており「ほぼ横ばい」。ただしブランドによってかなりの上下があり、今月大きく伸びたのはBMWの(前年比)166.1%です。規模の小さなブランドであれば、数台や数十台の変化であっても(母数が小さいので)大きく前年対比が変わるものの、BMWのように数千台を売る規模において166.1%となる例は極めて珍しく、しかしその理由は現時点では不明です(単に人気化しているのかもしれない)。「ブランドの方針」と日本市場とがマッチしないケースもそしてここ最近顕著になりつつあるのが「そのブランドの方針と日本市場とのミスマッチ」。たとえばフィアットやアバルトはピュアエレクトリック路線...
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新型マセラティ・グラントゥーリズモ×デビッド・ベッカム!最新プロモーション動画は見応え意十分の美しい映像に【ベッカムだらけ動画】

| 新型マセラティ・グラントゥーリズモは秘めたる情熱を持っている |一日も速くその姿を見てみたいものださて、マセラティのアンバサダーにデビッド・ベッカムが就任してからしばらくが経過しますが、今回はそのデビッド・ベッカムを起用した新しいグラントゥーリズモのプロモーション動画が到着。この動画のタイトルは「GranTurismo and David Beckham – From you to a new you」というもので、デビッド・ベッカムがグラントゥーリズモの持つ2面性を伝えるため、1台はハードに、そしてもう一台は優雅に運転する様子が収められています。 【動画】ベッカムがイタリアとマイアミでマセラティMC20を走らせる!マイアミで乗るのはベッカム仕...
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想像よりもスゴかった!マセラティが3台のカスタム仕様グラントゥーリズモを発表。藤原ヒロシとのコラボモデル「ウロボロス」がカッコいい

| マセラティのカスタム部門「フオーリ・セリエ」は相当に高い技術力を持っているようだ |実際にこの仕様で注文したいという顧客が現れるかもしれないさて、マセラティは先日「3つの特別仕様のグラントゥーリズモを発表する」としていましたが、今回はその3台が詳細とともにリリースされており、いずれも想像を超えていたとしてぼくの中で話題に。これらグラントゥーリズモはミラノデザインウィークで発表されたもので、マセラティのパーソナライゼーションプログラム「フオーリ・セリエ(Fuoriserie、シリーズ外の意味)」に何ができるのかを示したものとなっています。そしてこの3台とはカラフルな「プリズマ」、超光沢の「ルーチェ」、そしてマセラティの過去のモデルのスタイリングを取り入れたデジタルオンリー(実車が存在しない)の「ウロボロス」の3つであり、ここでそれらを見てみましょう。マセラティ グラントゥーリズモ ...
thumbnail image >アストンマーティン

2023年3月の輸入車登録台数が発表!ロータスは驚愕の「わずか1台」の登録のみ、アウディとランドローバーが伸び、VWはMINIに抜かれそうになるまで販売が減少

| 現在は諸事情にて車両の入荷がない場合も多く、必ずしも「登録が少ない=売れてない」ではない |これから各ブランドが電動化へと舵を切るに際し、EVが売れない日本では大きくシェアの変動がある可能性もさて、2023年3月の輸入車登録状況が公開に。全体としては昨年同月比107.9%なので比較的好調ということになりますが、昨年は「マイクロチップ問題で」多くの輸入車が入ってきていなかったため、この数字についてはなんとも判断が付きかねるところです。そこで3月の各ブランド登録台数を見てみたいと思いますが、フォルクスワーゲンの凋落が止まらないといった状態で、アウディはおろかミニにも抜かれそうな販売状況となっており、たしかに現在の(VWの)ラインアップはあまり魅力的とも考えられず、しかしフォルクスワーゲンバスの電動版、ID. Buzzが導入されれば少しは事情が変わってくるのかもしれません。2023年3...
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マセラティがアートイベント向けに2台のカスタム仕様グラントゥーリズモを用意!一台はまばゆいクローム仕上げ、もう一台はヘリテージカラー12色を取り入れた玉虫色

| 昨今はどの自動車メーカーも「アートイベント」出展に熱心である |今後は「自動車好き」よりも「アート好き」な感度の高いリッチピープルを狙うものと思われるさて、マセラティが2023年のミラノデザインウィークにて2台のワンオフ仕様のグラントゥーリズモ(クーペ)を展示すると発表。この2台は、マセラティのカスタマイズプログラム「マセラティ・フオーリ・セリエ」を通じて製作された車両となり、いずれも美しいカラーリングを持っています。なお、このフオーリ・セリエというのは「シリーズ外」という意味だそうで、文字通り「量産モデルとは全く別の、そして量産モデルでは実現できない」パーソナリゼーションを実現するための部門です(これまでにも何台かフオーリ・セリエにて仕上げられた車両が公開されている)。 ...
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マセラティが6月にデビューするMC20 GT2のスタイリングを先行公開!ベースマシンのポテンシャルが高いために多くのカスタマーチームを魅了しそう

| マセラティはかつてMC12にてGT2クラスへ参戦していたこともあり、実績も十分 |MC20のカーボン製シャシー、V6ネットゥーノ・エンジンは高いポテンシャルを発揮しそうさて、マセラティは昨年「GT2に復帰する」とい発表しいくつかのCG画像を公開していますが、今回は一歩進んだ画像、そして実車(プロトタイプ)の画像を公開しています。このマセラティMC20 GT2の実車は6月末にベルギーで開催されるスパ24時間レースで正式デビューする予定だといい、すでにアウトドローモ・ヴァラーノ・デ・メレガリでのシェイクダウンが開始されていますが、マセラティによると、この発表会は3ヶ月後の正式デビューに向けた「一連のイベントの先駆け」であるとのこと。参考までに、マセラティがGT2に参戦するのは今回が初めてではなく、2004年から2010年まで、FIA GT2選手権にMC12にて参戦していたという経歴を...
thumbnail image >ロールスロイス(Rolls-Royce)

2月の輸入車登録数ではBMWの躍進著しく、じきメルセデス・ベンツを抜く可能性も。フェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニ、マセラティなど高級スポーツも好調

| BMWはすでにいくつかの国や地域ではメルセデス・ベンツを逆転している |一方、そのブランドの方針が日本市場とマッチせず、販売に苦しむケースもさて、2023年2月の国内輸入車登録台数が公開。これまでのトレンドと大きな変化はなく、上位グループだとBMW、アウディ、ボルボが強く、フォルクスワーゲンが強さを発揮できない状態が続いていますが、特筆すべきはBMWが「相当な勢いで」勢力を増していることで、おそらくは今の勢いをしばらく堅持し、もしかするとトップのメルセデス・ベンツを単月で抜く場面が出てくるかもしれません。そのほかだとフィアットが失速していますが、フィアットは本国だと電動化に力を入れており、あまりガソリン車が入ってこないのかもしれません。なお、日本でもピュアエレクトリック版の「500e」が発売されているものの、その価格は473万円~という設定なのでガソリン版の500ほど売れるとは思...
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ジウジアーロデザイン、パワフルなV8エンジンを積むマセラティ・ボーラ4.9が競売に!シトロエン由来の油圧システムや高級装備を持つラグジュアリースポーツ

| フェラーリやランボルギーニとはまた異なる「ラグジュアリーな」選択肢 |外装のメッキパーツの多さも「高級志向」を物語る1973年製のマセラティ・ボーラがRMサザビーズ主催のオークションへと登場予定。ボーラはジョルジエット・ジウジアーロによってデザインされたミドシップスポーツであり、330馬力を発生するパワフルな4.9リッターV8エンジンを搭載しています。後期型に相当する「4.9リッタースペック」は275台のみしか生産されておらず、もちろんこの個体もその中の1台ということになりますが、ボディカラーはジャッロ(イエロー)、インテリアはネロ(ブラック)というコンビネーションを持っており、これが工場出荷時のままなのだそう。なお、この個体は2013年にサンティアゴ・スポーツ&クラシックスによってレストアが行われ、非常に優れたコンディションを持っています。マセラティ・ボーラはこんなクルマ197...