電気自動車 2024年まで導入延期となったSTCC独自規定EV車両のうち『テスラ・モデル3』が先行初公開
おもにバッテリーを中心とする各種EVコンポーネントの「製造遅延」により、新開発のBEV車両による新年度開幕を延期する決断を下していたSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権が、その次世代チャンピオンシップに出場する最初のモデルを初公開。クヌットストープに運び込まれたのは、来季ブリンク・モータースポーツが投入する『Tesla Model 3（テスラ・モデル3）』で、STCCの強豪PWRレーシングが運営する研究開発部門『EPWR』社が開発した電動パワートレイン“Kit（キット）”を組み込んだ最初の1台がお披露目された。 本来なら2023年の華々しい幕開けが予定されていた新生STCCは、昨今の保護主義や戦争行為、さらには異常気象などによる経済的不安定さなど、世界的に不確実性が増し続けるサプライチェーンの影響を受け、今夏には「9月からの3戦“短期集中決戦”を開催」とするEV初年度の短...
