
SBK:未勝利のカワサキ「複雑なルールが明確になることを願っている」と声明。500rpm増の優遇措置は使用せず
2023年スーパーバイク世界選手権(SBK)第7戦イタリアの開催中である7月15日、SBKに参戦しているカワサキがプレスリリースを発行。先日レギュレーションで調整された回転数の上限(レブリミット)引き上げの措置を行使しないこと、マシンのホモロゲーションの決定方法が明確になるように声明を発表した。 SBKでは、2018年から各車の戦闘力を近くする目的でマシンの性能調整がされており、各メーカーのマシンごとにエンジン回転数の上限(レブリミット)の制限が設けられている。 3戦ごとにその調整が行われることになっており、2023年では、第1戦から第3戦のオーストラリア、インドネシア、オランダの結果により、5月4日にドゥカティのレブリミットは250rpm引き下げられ、カワサキは5コンセッションポイントを使用して、レブリミットが250rpm引き上げられることになった。 また、第4戦から第6戦のカタ...