服部茂章

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可夢偉の奮闘ぶりを1コーナーで目撃。『これぞNASCAR』なディテールも続々【トミー小笹の米国メカニック通信:6】

 F1をはじめ、世界のさまざまなモータースポーツシーンで、日本人が活躍している昨今。北米を舞台に戦われるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のトップカテゴリーでも、ひとりの日本人メカニックが奮闘しています。 このコラムでは、BMWのワークスチームで働くベテランメカ・小笹氏の目線で、レースの裏側やアメリカでの生活、異国で働くことの醍醐味などを、硬軟ごたまぜに、ユルユルと紹介していきます。 第6回となる今回は、小林可夢偉選手がNASCARデビューを果たしたインディアナポリス戦の観戦記をお届けします。■まずはトラック・シリーズでHREを応援! 日本のレースファンの皆さんこんにちは、メカニックのトミー小笹です。以前はトムス、ニスモなど日本のチームでメカニックをしていましたが、昨年からアメリカで働いていまして、今年からはIMSAのGTPクラスに参戦するBMW Mチーム RLLで、24号車...
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ハットリ・モータースポーツがGRスープラGT4エボで初出場・初優勝の快挙。BMWに“Wペナルティ”で/IMSA

 7月8日、カナダ・オンタリオ州に位置するカナディアン・タイヤ・モータースポーツ・パークで行われたIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジ・シリーズにおいて、このレースでシリーズデビューを果たしたハットリ・レーシングの50号車トヨタGRスープラGT4 Evo(パーカー・トンプソン/ビリー・ジョンソン)が優勝を飾った。 かつてCARTやNASCARのトラック・シリーズに参戦した服部茂章は引退後に『ハットリ・レーシング・エンタープライズ(HRE)』を設立、監督として長年NASCARのトラック・シリーズを中心にレース活動を行ってきた。さらにHREは2022年に新会社『ハットリ・モータースポーツ』を立ち上げ、GRスープラGT4でSROが管轄するピレリ・GT4アメリカなどスポーツカーレースへの挑戦を開始していた。 そんなハットリ・モータースポーツは、カナダでの一戦を前に、横浜トヨペットが設立...