
クルマの大敵はどっち? 「乾燥vs湿気」寿命を左右する問題の真相はいかに
ムシムシする雨の日の運転は、視界が悪く路面も滑りやすいため、ドライバーにとっては憂鬱なもの。さらにこの「湿度」は、クルマにも少なからず悪い影響を与えることがある。 梅雨に突入した時期だからこそ、「湿度」の高い・低いがクルマやドライバーに与えるダメージとその対策、乾燥とどちらがクルマにダメージを与えるのかについて考えていこう。文/井澤利昭、写真/写真AC久しぶりに愛車に乗ろうとしたら車内が臭う…。高い湿度はカビ発生のリスクが!しばらく使っていなかったクルマのエアコンから嫌な臭いがしたら要注意! 吹き出し口や内部にカビが発生している可能性も!? 風呂場や洗面所、靴箱など、高温多湿な場所で発生しがちなのがカビ。嫌なニオイのもとになるのはもちろん、そのまま放置していると健康にも影響してくる可能性さえある、やっかいなものだ。 カビは湿度が60%を超えると繁殖しやすくなるといわれているが、それは家庭...