
リジェ、ル・マンで水素エンジン開発車『JS2 RH2』を発表。ボッシュと共同で技術構築目指す
6月8日、リジェ・オートモーティブとボッシュ・エンジニアリングは、2社が共同開発を行う水素技術実証車両の『リジェJS2 RH2』をフランス、ル・マンで世界初公開した。 現在ル・マン24時間レースの“100周年記念大会”が行われ、2026年には水素技術を取り入れたカテゴリーの創設が予定されている同レースの会場であるサルト・サーキット(ル・マン24時間レース・サーキット)で初披露された車両は、既存のレーシングカー『リジェJS 2R』をベースにしているが、水素エンジンを搭載するためにいくつかの改良が施されている。 リジェとボッシュは『RH2プロジェクト』を通じ、2026年のル・マン24時間で利用できる水素技術の開発・実証を目指している。この2シーターモデルは、現在のところ実戦への参加は想定されていないが、リジェ・オートモーティブのジャック・ニコレ社長は、「レースに参加できる状態」であるこ...