
1955年のレーシングカー「フェラーリ121LM」が競売に!ル・マン、ミッレミリアほか9レースに出場したモータースポーツの生ける証人、予想落札価格は10億円
| 生産されたのは当時4台、そして3台がル・マン24時間レースに投入される |9つのレースのうち3つで総合優勝、5つでクラス優勝を獲得さて、かなり珍しい「フェラーリ121LM」がRMサザビーズ主催のオークションに登場。このフェラーリ121LMは1955年に登場したレーシングカーで、当時圧倒的な速さを誇ったメルセデス・ベンツ300SLRに対抗するため、エンツォ・フェラーリがアウレリオ・ランプレディに命じて製造させた直6エンジンを搭載しています。なぜエンツォ・フェラーリが「直6」を選んだのかは今となってはナゾですが、V12でもなく、750モンツァに積まれていた直4でもなく、メルセデス・ベンツ300SLRの「直8」でもなく、直6なワケですね。フェラーリ 121LMはこんなクルマ果たしてこの直6エンジンは3,747ccの排気量が与えられ118LMへと搭載されますが、そのうちシャシーナンバー0...