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【馬力バカ祭り】ドイツ人にも大人気 チューニングカーの祭典「PSデイズ2023」BMW M3 (E30)

PSデイズ2023 in ハノーファー:地球上でチューニングカー好きの多い国と言えばドイツと日本だ。毎年ハノーファーで開催されるPSデイ(馬力の日)レポート第2弾はE36 M3の心臓が鼓動するE30 M3だ!何百台ものチューニングカーの中から、ひときわ目立つモデルを見つけるのは簡単なことではない。しかし、このE30シリーズの「BMW M3」はすぐに目を引いた。それは、この小さなバイエルン車が古いレーシングカーの典型的な「BMW M」カラーをまとっているからというだけではない。また、1989年のDTM選手権優勝車両をベースにしたカラーリングでニュルのレースで戦ってきたかのように見えるからでもない。チューニングではなくエンジンを換装しているというのだ。都合の良いことに、ボンネットが取り外され、1986年から1991年にかけて製造された初代「M3シリーズ」の心臓部が姿を現した。6気筒、排気...
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【クラシック オブ ザ デイ】今や伝説 502台しか製造されなかった光速の190E「メルセデス・ベンツ190E EvoII」物語

メルセデス・ベンツ190E Evo II:メルセデス190Eの最もホットなバリエーションであるエボIIは、ボンヴィヴァンというより、アジテーターである。この光速のスモールシリーズは、合計502台が製造された。クラシック オブ ザ デイ。メルセデスの「ベビーベンツ」である「190シリーズ」は、信頼性と長寿のモデルと考えられている。そんな190をメルセデスはDTMに参戦するためにAMGのスペシャリストたちと共に、強力なウエポン「190E 2.5-16 EvoII」を開発した。502台が生産ラインから送り出されたこのホットなスペシャルシリーズは、今日、伝説的なスポーツカーとして高い人気を誇っている。パワフル: 高回転型4気筒エンジンは、2.5リッターの排気量から235馬力を発生する。Photo: Mechatronik GmbHEvoIIの高回転型4気筒エンジンは強大なパワーを持つ「メルセ...
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【クラシック オブ ザ デイ】メルセデス190E 2.5-16 怒涛の加速で今日もなお感動を与えてくれる

メルセデス190E 2.5-16は、4000回転を超えてなお怒涛の加速で突き進む。その推進力は、今も感動を与えてくれる。クラシック オブ ザ デイ!「メルセデス・ベンツ190E 2.5-16」が似合うのは、アウトバーンだ。左車線(追い越し車線)では、今日でもその推進力で輝きを放つことができる直線番長だ。このメルセデスの心臓部は、ハスキーな4気筒エンジンである。16バルブエンジンは、イギリスのエンジンスペシャリスト、コスワースによって開発された。触媒コンバーター無しで204馬力、触媒コンバーター付きで195馬力を発生する。アイドリング時や低速度走行では、スポーツマンの心臓は、飼いならされた兄弟モデルたちとほとんど変わらない。16バルブエンジンは、ベビーベンツをスポーティなドライバーのためのクルマに仕上げている。しかし、アクセルを強く踏み込むと、その印象は覆される。4,000回転にすぐ到...
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アウディが「F1にすべてを集中させるため」ほかのモータースポーツから完全撤退との報道。すでにDTM、フォーミュラE、LMDhを終了させ、カスタマーカーも廃止

| アウディとしては「F1参戦が叶わなかった」同門のポルシェの代わりとしても、何が何でも勝たねばならない |残るは「ダカールラリー」ではあるが、こちらも2024-2025年には終了する可能性が大さて、アウディがF1に集中するため、「F1以外の」モータースポーツ活動からすべて撤退するとの報道。アウディは2020年にDTMから引き揚げ、2021年にフォーミュラEを離脱、2022年にはLMDhプログラムをキャンセルしていますが、2023年にはカスタマースポーツからも手を引くことになり、つまりカスタマーチームに提供していたアウディR8 LMS GT2、GT3、GT4、そしてRS3 LMSによるTCRプログラムも「終了」ということに。なお、これらはいずれも比較的「成功していた」と言われるだけにかなり意外な決定だと捉えています(R8については、その生産が2023年に終了すると言われているので、ど...