ニクラス・ニールセン

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「ラテン気質で、ときどき爆発する」イタリアンに、魚嫌いのイタリアン【WEC俺の相方“キャラ”紹介(4)フェラーリ編】

 9月8〜10日に迫ってきたWEC世界耐久選手権第6戦富士6時間レース。今年は多くのハイパーカー&LMDhマニュファクチャラーが日本初上陸ということで、このコーナーでは各メーカーを代表するドライバーたちに、自分のチームメイトを紹介してもらおう。最終回はフェラーリAFコルセ編をお届けする。■“爆発”しても「落ち着けば大丈夫」 まずは50号車フェラーリ499Pのミゲル・モリーナに、チームメイトに関する話を聞いてみた。 モリーナはスペイン・カタルーニャ地方出身の34歳。カートからシングルシーターの道へ進み、フォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップ、スペインF3選手権などを経て、フォーミュラ・ルノー3.5シリーズにまでステップアップ。2010年からキャリアを転向し、DTMにアウディ陣営から参戦を開始。2017年にフェラーリと契約し、LMGTEアマクラスのスピリット・オブ・レースからWECにデビ...
thumbnail image アントネッロ・コレッタ

“ピット出口からバリア直行”のフェラーリ、タイヤウォーマー禁止規則に懸念「我々だけの問題ではない」

 WEC世界耐久選手権第3戦スパでアントニオ・フォコが起こしたアクシデントを受け、フェラーリは、今季シリーズに導入された『タイヤウォーマーの使用禁止』規則に対し、懸念を表明した。 フォコは6時間レースの5時間目、ミシュランのスリックタイヤを履いてピットアウトした直後、スパ・フランコルシャンサーキットの名物コーナー『オー・ルージュ』へと向かう下り坂で50号車フェラーリ499Pのコントロールを失った。 マシンはコース左側のバリアへとクラッシュし、スピンしながらコース上へと戻って停止した。この事故により、第1戦セブリング、第2戦ポルティマオで連続表彰台を獲得していたフォコ/ミゲル・モリーナ/ニクラス・ニールセンは、第3戦のレースからリタイアすることとなった。  フェラーリのスポーツカー・レーシングディレクター、アントネッロ・コレッタはレース後、タイヤを予熱しておく行為の禁止は「安全性に大き...