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うっかりか? 恣意的な不正か?? 不正発覚のロッキー/ライズ衝突安全試験を改めて自社内試験で「クリア」公表

 ダイハツが4月28日に公表した海外向け車両の側面衝突試験の認証申請の不正に続いて、その後の車内での点検を行うなかで、5月19日、新たにダイハツロッキーHEV、トヨタライズHEVのポール側面衝突試験の認証手続きに不正があることを公表。その後、5月24日にダイハツは車内試験を実施し、その結果を発表した。その中身はどうだったのか、紹介していこう。文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、トヨタ、ダイハツ■国内向けのロッキーHEV、ライズHEVの認証申請の不正を受け集荷・販売停止ダイハツ独自開発のシリーズハイブリッド、e-スマートハイブリッドを搭載したロッキープレミアムG HEV。28.0kmLという低燃費が特徴 海外向けの車両の側面衝突試験の認証申請で不正行為があったことを発表したのが4月28日。ほんとに海外だけかと疑心暗鬼になっていた人もいたハズだ。 その後、他に不正が...
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ダイハツ認証不正問題「国内仕様でもあった」ロッキー/ライズHV出荷・販売停止へ…マジかよ……

 2023年5月19日、ダイハツは記者会見を開き、「ダイハツ・ロッキーおよびトヨタ・ライズのHEV車のポール側面衝突試験(UN-R135)に関する認証手続きに不正がある事が判明いたしました」と発表した。ダイハツは2023年4月28日に海外向け車両において衝突安全試験に不正があったことを認めたばかり。今回の不正は、その調査のなかで発覚したとのこと。文/ベストカーWeb編集部、画像/ダイハツ、トヨタ、国交省■ロッキー/ライズHV合計約7万8000台で認証不正って… 先月(2023年4月28日)実施されたダイハツの認証不正発覚会見にて、記者から「今回は海外向け車両での不正だったわけだが、国内向けの車両は”ない”と言えるのか?」と質問があり、ダイハツ奥平総一郎社長は「今回、不正が見つかったのは海外向け車両の衝突安全実験の現場だったということで、これから真因と、他にないかを調...
thumbnail image >トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS)

トヨタ・ダイハツがタイ市場にて「パーツを偽装し安全認証を不正取得」、トヨタ7.6万台、ダイハツ1.2万台に影響。ダイハツ「現場にそういった重圧があったかも」

| トヨタは販売会社の車検においても問題を起こしている |私利私欲のための収賄や横領とは異なり、こういった問題は組織的な原因がありそうださて、ダイハツが「海外向け車両の安全性認証手続きにて不正があった」と発表。これは側面衝突の際に安全性を証明する試験を行う際、市販する車両には取り付けられていないパーツを装着(あるいは加工)して試験を受け、それによって検査をパスしていたというもので、この不正認証を行って市場に送り出した車両は約78,000台。なお、このうち76,289台をトヨタが生産しトヨタブランドにて販売しているといいますが、トヨタグループにおいては日野自動車でも品質不正問題(排ガス試験のデータ改ざん)を過去に起こしており、グループとしてのコンプライアンスが問われるという指摘ながなされています。対象となるのは合計4車種今回の報道によると、認証不正があったのは開発中モデル2つ(モデル名...
no title ニュース – 自動車情報誌「ベストカー」

ダイハツが海外向け車両で衝突試験認証申請に不正発覚「1回で通したかった」……頼むよ……

 2023年4月28日、ダイハツ工業は都内で記者会見を実施。ダイハツで開発を行った海外市場向け車両(4車種)の側面衝突試験の認証申請において、不正行為を確認した、と発表しました。トヨタブランドで販売している車種も含まれている。ダイハツおよびトヨタの国内販売車種は含まれていないとのこと。文/ベストカーWeb編集部、画像/ダイハツ(アイキャッチ画像は記者会見に臨むダイハツの奥平社長)■「あえて壊れやすい部品」を組み込んだ ダイハツ工業によると、本年(2023年)4月に「側面衝突試験において不正がある」と内部通報があり、調査を実施。すると通報どおり不正行為があった事実を確認したとのこと。【側面衝突試験の認証において不正があったとされる4車種】・トヨタ ヤリスエイティブ(生産開始時期…2022年8月)・プロドゥア アジア(生産開始時期…2023年2月)・トヨタ アギヤ(生産開始時期…2023年6月...