アグスティン・カナピノ

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今年も個性あふれるインディカールーキードライバーたち。中盤戦での飛躍はなるか?

 4戦を終えたNTTインディカー・シリーズ。2023年は4人のルーキードライバーが参戦している。 全17戦のうちの4戦を終えた時点でルーキー・ポイント(チャンピオンシップポイントと同じ)のトップに立っているのはマーカス・アームストロング(チップ・ガナッシ・レーシング)。 ルーキーではあるが、ルーキー以外のライバルたちに対してでさえもマシンセッティング、マシンの準備、ピットストップでの作業を含めたクルーのクォリティでアドバンテージを持つ参戦体制だ。 ただし、今年の彼はストリートコースとロードコースのみへの出場。同じクルーが用意するマシンにオーバルでは佐藤琢磨が乗る。ライバル勢より5戦も少ない参戦でルーキー最多ポイント獲得は難しいだろうが、それはアームストロングにとっては良い意味でのモチベーションになるかもしれない。 マーカス・アームストロング(チップ・ガナッシ・レーシング)  2000...
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カラム・アイロットへの多数の殺害予告や罵倒に対し、インディカーが声明を発表「この振る舞いは許されない」

 インディカー・シリーズは、2023年第3戦ロングビーチGPのレース後にカラム・アイロット(フンコス・ホーリンガー・レーシング)に対してソーシャルメディア上で浴びせられた「容認できない」殺害予告があったことを受けて、声明を発表した。 この驚くべきレベルの罵倒は、ロングビーチGPのレースにおけるアイロットとチームメイトのアグスティン・カナピノによるチーム内の争いに端を発したものだ。カナピノは戦略のおかげで偶然にもレースをリードすることになったが、ピットアウトしたアイロットがカナピノの前に出た。 しかしアイロットは冷えたタイヤでペースが上がらず、彼の後続のマシンはひとつの集団になった。その集団には事実上のトップだったカナピノも含まれており、最終的にはスピードに勝るライバルたちに飲み込まれてしまった。2023年NTTインディカー・シリーズ第3戦ロングビーチGP アグスティン・カナピノ(フン...