イソッタ・フラスキーニ・ティーポ6 LMHコンペティツィオーネ

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ハイパーカー参入目指すイソッタ・フラスキーニがイタリアで集中テスト。最終戦への参戦は断念

 2024年のWEC世界選手権のハイパーカークラスに『ティーポ6 LMHコンペティツィオーネ』で参戦を目指すイソッタ・フラスキーニは、ホモロゲーション取得までに1万5000kmのサーキットテストを完了すること目標にしているという。 ミケロットと提携し、ハイブリッド・パワーユニットを搭載する新型プロトタイプを開発したイタリアのコンストラクターであるイソッタ・フラスキーニは、3カ月前の初公開以来、これまで約4000kmを走破したと、モータースポーツ・マネージング・ディレクターのクラウディオ・ベッロは述べている。 WEC第5戦モンツァでデモ走行も披露したティーポ6 LMHコンペティツィオーネは、今月複数のイタリア国内サーキットに出向き、その後はスペインのアラゴンで、夜通しの耐久テストが予定されている。 ベッロは以前、「必須ではない」としながらも2023年最終戦のバーレーン8時間レースに参戦...
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WEC参戦を目指すイソッタ・フラスキーニ、2回目となる新型LMHのテストをモンツァで実施

 ミケロットが開発を主導するLMH規定のル・マン・ハイパーカー『イソッタ・フラスキーニ・ティーポ6 LMHコンペティツィオーネ』は、今週モンツァで2日間にわたる2回目のテストを実施した。イタリアのメーカーであるイソッタは、このマシンでホモロゲーションの取得とWEC世界耐久選手権への参戦を目指している。 2日間のテストは、今年4月に初めて行われたバレルンガでのシェイクダウンに続くもので、今回は他のWECのライバルとコースを共用して行われた。 イソッタによるとティーポ6 LMHは、プレマやJOTAのオレカ07ギブソンLMP2に「非常に近い」ラップタイムを記録したという。テストで実施されたプログラムは、性能に焦点を当てたものというよりは、電気系統や空力に関するデータ収集などの「反復的な作業ばかり」だったようだ。 アウディのLMP1ドライバーとしての経験を持ち、ティーポ6 LMHの開発を担当してい...
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WEC参戦を目指すイソッタ・フラスキーニ、新開発ハイブリッドLMHマシンをシェイダウン

 イタリアのクラシックカー・メーカーであるイソッタ・フラスキーニは4月11日、WEC世界耐久選手権の最高峰カテゴリーへの投入を目指す新型ハイパーカー『ティーポ6 LMHコンペティツィオーネ』のシェイクダウンを実施したことを明らかにした。 ローマの北に位置するバレルンガ・サーキットで最初のマイルを記録したティーポ6 LMHコンペティツィオーネは、このシェイクダウンの完了によりWECのホモロゲーションに向けた開発の新しい段階を開始した。 ミケロットのテストドライバーであるマウリツィオ・メディアーニは、シミュレーターテストに参加した後、11日(火)に行われたシェイクダウン・セッションでハイブリッド・パワートレインを搭載したプロトタイプでの最初のラップを刻む役目を負った。 イソッタ・フラスキーニによると、ティーポ6 LMHコンペティツィオーネは1周から3周、5周から8周と短い間隔で走行し、そ...