出資

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VWよお前もか。VWが中国シャオペンに投資しEVを共同開発するもよう。もはや中国市場では現地EVメーカーの助けなしには魅力的なクルマを作れない?

| いったいいつからこういった「逆転現象」が起きるようになったのか |なんだかんだ言いながら世界は中国の思うとおりに動き始めているさて、現在世界中にてEVシフトが進んでおり、中国がEV生産、そしてバッテリー生産において「覇権」を握りつつあるという状態です。これは中国政府の目指すところでもあり、中国政府では様々な手法を使用して「EV/バッテリー生産拠点」としての地位を確たるものとしつつあるわけですが、その結果として「中国以外の自動車メーカーは、競争力のあるEVを製造しようと考えた場合、中国の自動車メーカーを手を組まねば生き残れない」状況ができつつある、というのが現在の状況。実際のところ数日前には、(EVの設計や製造において)世界の最先端を行っていたと思われるアウディが「中国の自動車メーカー、上海汽車からEVプラットフォームやEV関連技術を購入することで合意」という報道がなされましたが、...
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「デッドプール」の人気俳優、ライアン・レイノルズがアルピーヌF1チームに出資。アメリカでのF1人気を反映し「ハリウッドマネー」がF1になだれ込む?

| 今、アメリカで最も注目されるスポーツがF1だと言われている |ライアン・レイノルズは投資家としても成功していたちょっとびっくりなニュースが報じられ、それはデッドプールなどで知られる人気ハリウッド俳優、ライアン・レイノルズがアルピーヌF1チームに対して大規模出資を行ったこと。これはルノー・グループとアルピーヌが正式に発表したもので、イギリスのエンストンに本拠地を置くF1チーム、アルピーヌ・レーシング・リミテッドに対し、オトロ・キャピタル、レッドバード・キャピタル・パートナーズ、マキシマム・エフォート・インベストメンツが(アルピーヌF1チームの)24%の株式を取得するため、2億1,800万ドル以上の投資を行うという活動の一環であり、このうち、マキシマム・エフォート・インベストメンツがライアン・レイノルズによって率いられているわけですね。アルピーヌF1チームはこれによって大きくその可能...
thumbnail image Life in the FAST LANE.

ポルシェが363億円を用意しベンチャー企業60社に投資すると発表!リマックのように「成長させ、技術と財政面にて貢献する」企業を模索中

| そしてベンチャー企業の成功は「ポルシェの財政的価値を押し上げる |現在ポルシェは「ソフトウエア」「空」「マイクロモビリティ」に興味を示しているようだポルシェが新しいベンチャー企業に投資すべく2億5000万ユーロ(現在の為替レートで約363億円)を投資する準備がある、と発表。ポルシェはこれまでにも音響会社、ソフトウエア会社、マイクロモビリティカンパニーなど様々なベンチャー企業へと投資していますが、その中でもっとも成功したのが「リマック」かと思われます。最初は少額の投資から始め、その後に出資比率を拡大し、その後は実質子会社化するという形でフォルクスワーゲングループへと引き入れ、さらにはブガッティとの合弁会社「ブガッティ・リマック」を設立することでブガッティの(グループ放出という)危機を救ったばかりか、電動化の促進という意味においてもグループに大きく貢献しています。 ...