宮田莉朋

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宮田莉朋直伝のマル秘テクで3位表彰台獲得の木村武史「佐藤社長と抱き合ったのは一生の思い出」

 9月10日、WEC世界耐久選手権の2023年第6戦『6 HOURS OF FUJI 2023』の決勝レースが静岡県の富士スピードウェイで行われ、今大会がWECデビュー戦となった宮田莉朋と、木村武史の乗るLMGTEアマクラスのケッセル・レーシング57号車フェラーリ488 GTE Evoは、5番手スタートから見事挽回を果たし表彰台圏内の2番手でチェッカーを受けた(レース後に、FCY導入時の減速が十分でなかったとして10秒加算のペナルティが科せられ、3位降格)。 今回のWEC富士は、ケッセル・レーシングにとって初のサーキットであり、したがって木村にとってフェラーリ488のGTEマシンで富士を走るということも今回が初めての機会となっていた。そのなかで、この週末はFP1でクラス10番手、FP2ではクラス12番手とスロースタートの模様。 しかし、ブロンズドライバーの木村にとっては、土曜日の公式...
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宮田莉朋「スーパーGTでの経験が活きた」好走で初参戦ながら3位獲得に貢献/WEC富士

 9月10日、WEC世界耐久選手権の2023年第6戦『6 HOURS OF FUJI 2023』の決勝レースが行われ、今大会がWECデビュー戦となった宮田莉朋と、乗るLMGTEアマクラスのケッセル・レーシング57号車フェラーリ488 GTE Evoは、5番手スタートから見事挽回を果たし表彰台圏内の2番手でチェッカーを受けた。(レース後に、FCY導入時の減速が十分でなかったとしてレース結果に10秒加算のペナルティが課され、3位降格) レースを終え、トロフィーを抱えてチームのピットへ戻ってきた宮田が表彰台獲得の喜びを語った。「まさか表彰台に乗れるとは、という感じです。本当に幸せなことだと思います」 WEC参戦自体はもちろん、ケッセル・レーシングというチームややフェラーリ488 GTE Evoというマシン、ワンメイク供給のミシュランタイヤと、宮田にとって初めて尽くしとなった富士6時間。また...
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「フェラーリは乗りやすい」と初乗りの宮田莉朋。ミシュランの印象には意外性も/WEC富士

 9月8日、台風の接近する富士スピードウェイで2023年WEC世界耐久選手権第6戦富士6時間レースが開幕。FP1はウエット、FP2はドライコンディションで、それぞれ90分間のセッションが行われた。 この日、ケッセル・レーシングの57号車フェラーリ488 GTE Evoでエントリーした宮田莉朋はWECへのデビューを果たしたが、初めてのGTE車両はどんな感触だったのだろうか。初日のセッションを終えた直後の宮田に話を聞いた。■初めてのマシンでセクター3はクラス2番手 11時から始まったウエットコンディションのFP1で、57号車は富士スピードウェイ初走行となるスコット・ハファカーから走行を開始。その後、木村武史へとマシンが引き継がれたのち、セッション終盤になって宮田の初走行が行われた。「まずはクルマとタイヤを学ぶという感じで、タイムは追わず、習熟にあてました」と宮田。路面がドライアップしてい...
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「GRにメーカーの垣根はございません」中嶋一貴副会長が語るWECモンツァ戦の“反省”と宮田莉朋の将来

 いよいよ8日から走行が始まったWEC世界耐久選手権第6戦富士6時間レース。ハイパーカークラスにエントリーするトヨタGAZOO Racingは、8号車がランキング首位、7号車がランキング2位で迎える終盤2戦ということで、重要な局面を迎えている。 昨年よりトヨタGAZOO Racing・ヨーロッパ(TGR-E)を副会長という立場で率い、今季はWECチームのリザーブドライバーも兼務する3度のル・マン王者・中嶋一貴に、現在のチーム状況、そして富士で急遽WECデビューが決まった宮田莉朋の現在地と将来について、8日の走行前に話を聞いた。■BoPをめぐるACOとのコミュニケーション トヨタのWECのドライバーはWEC富士の決勝1週間前、9月3日のイベントから日本での活動を開始。「東京でプジョーさんとのコラボイベントにもお邪魔させていただきましたが、思った以上に多くの方に集まっていただき、WECの...
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GTテスト中に届いた突然のオファー。WEC電撃デビューの宮田莉朋「これが人生の将来を開く道」

 9月8~10日に静岡県の富士スピードウェイで開催されるWEC世界耐久選手権第6戦『富士6時間レース』に、LMGTEアマクラスのケッセル・レーシング57号車フェラーリ488 GTE Evoから急遽参戦が決まった宮田莉朋。7日、サーキットでチームと合流した宮田に、参戦が決まった経緯と今週末にかける意気込みを聞いた。■「フェラーリはシミュレーターでしか乗ったことがない」 今回のWEC富士には、もともと『TGR WECチャレンジプログラム』の一員としてトヨタGAZOO Racing(TGR)に帯同する予定であった宮田だが、出場の打診があったのは、9月5~6日に栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われていたスーパーGTのGT500クラスのテストの最中だったという。「普段はテスト中は携帯をドライバーズルームに置いているのですが、一応と思って確認してみたらたくさんの連絡が届いていました」「中嶋一...
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宮田莉朋、今週末の富士で急遽WECデビューが決定! ケッセル・レーシングのフェラーリ488 GTE Evoをドライブへ

 全日本スーパーフォーミュラ選手権とスーパーGT・GT500クラスに参戦している宮田莉朋が、9月8〜10日に静岡県の富士スピードウェイで開催されるWEC世界耐久選手権第6戦富士6時間レースにおいて、同シリーズにデビューを果たすことが決まった。 宮田は今年5月、WECのハイパーカークラスに参戦するトヨタGAZOO Racing(TGR)において、将来的なWECでの活躍を目指した育成プログラム『TGR WECチャレンジプログラム』の『TGR WECチャレンジドライバー』に選出されていた。 以降、宮田は日本でのレース参戦の合間を縫って、6月のWEC第4戦ル・マン24時間、7月の第5戦モンツァ6時間でTGR WECチームに帯同したほか、ドイツ・ケルンにあるトヨタGAZOO Racingヨーロッパ(TGR-E)においてシミュレーターテストなどに参加。着々とスポーツカーレース参戦に向けた準備を進...
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鬼門のもてぎでオーバーテイク連発『テール・トゥ・4位』の宮田莉朋。スタートできず「パニックになった」

 序盤から大荒れの展開となった2023全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦もてぎ。8番グリッドからスタートした宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)は、スタート時にアンチストール・システムが働いてしまい一時最後尾近くまで順位を下げたが、そこから驚異の追い上げで4位フィニッシュ。本人も“鬼門”と語っていたもてぎ大会で結果を残し、ランキング首位のまま鈴鹿での最終大会2連戦に向かう。■過去のことを後悔しながら走っていた 昨年は、もてぎで予選Q1落ちを経験した宮田。今年はパフォーマンスを改善してQ2進出を果たし、8番グリッドを手にした。しかし、スタートでアンチストール・システム(急激な回転数低下等を感知すると自動的にクラッチが切られ、エンジンストールを防ぐ)が作動してしまい、大きくポジションを落とした。「(スタートの)蹴り出しをよくするために、フリー走行からスタート練習で試行錯...
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「ビリだけは避けたい」。ランキング首位の宮田莉朋、ライバルの先行許すも“超苦手のもてぎ”でのQ2進出に安堵

 モビリティリゾートもてぎで行われている2023全日本スーパーフォーミュラ選手権の第7戦。気温30度を超える真夏日の中で行われた公式予選では、野尻智紀(TEAM MUGEN)がポールポジションを獲得し、チームメイトのリアム・ローソンが3番手につけた。 その一方で、ランキング首位でもてぎラウンドに入った宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)は、Q1・Bグループで2番手通過を果たすも、Q2では上位に食い込めず8番手に終わった。野尻がランキング3位、そしてローソンが2位というなかでのチャンピオン争いを考えると、ライバルたちの先行を許した形だが、宮田本人はこのグリッドをポジティブに捉えている様子だった。■「あまりランキングは気にしていない」 というのも、昨シーズンは各レースで安定して上位につけていた宮田が、“内容面でワースト”というのが第8戦もてぎ。予選はQ1敗退で19番手からス...
no title TGR TEAM au TOM'S

チームメイト宮田も「天才的」と評すダンプ状態での坪井の走り。SW72キロのau TOM’S予選最後尾から脅威の4位

 スーパーGT第4戦富士、大雨に雷、そして度重なるGT300マシンの炎上、赤旗中断など荒れに荒れた展開の中、GT500クラスではランキングトップ、72kgのサクセスウエイト(SW)を搭載していた36号車au TOM’S GR Supraが予選15番手の最後尾から、ミラクルとも言える5番手フィニッシュ。さらにその後上位のペナルティもあり4位を獲得。まさにチームとドライバーの力に運が味方しての総合力で成し遂げた結果となったが、その中でも際立ったのがレース後半にステアリングを握った坪井翔の走りだった。 その坪井と36号車au TOM’S GR Supra、第4戦富士の走り始めはかなり厳しい状況だった。坪井が振り返る。「正直、練習走行の段階から予選はビリかなと思っていました。思っていたより2リスダウン(サクセスウエイト72kg分/燃料流量リストリクターが2段階絞られる)がキ...
no title 宮田莉朋

スーパーフォーミュラ第6戦【富士スピードウェイ】リアム・ローソンが今季3勝目!宮田莉朋は3位に入りランキング首位を死守

2023年7月16日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦が静岡県の富士スピードウェイで開催され、リアム・ローソン(TEAM MUGEN)が今季3勝目を挙げた。牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が2位、3位には宮田莉朋(VANTELIN TE……このサイトの記事を見る投稿 スーパーフォーミュラ第6戦【富士スピードウェイ】リアム・ローソンが今季3勝目!宮田莉朋は3位に入りランキング首位を死守 は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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ローソン「アウトラップは絶対にミスをしないように」牧野「ピットストップのタイミングが勝敗を分けた」【SF第6戦決勝会見】

 7月16日に富士スピードウェイで開催された2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦。決勝後の会見で今季3勝目を飾ったリアム・ローソン(TEAM MUGEN)、2位の牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、3位の宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)、そしてTEAM MUGENの田中洋克監督がレースを振り返った。■リアム・ローソン(TEAM MUGEN)決勝 優勝「本当に素晴らしいレースだったね。僕たちはもっと気温が高くなるだろうと思ってクルマを作ってきたのだけど、今日は雲も低いし、湿度も高い。そして気温も低いユニークなコンディションだった。その中で今朝のフリー走行からクルマを調整して、この状況に合うようにしてくれたTEAM MUGEN、そしてホンダに感謝したい」「今日のレースはピットストップが勝負のキーになったね。改めてみんなに感謝...
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SF富士公式テストでファンを交えた公開記者会見が開催。野尻、牧野、宮田、笹原がライバルやSFgo、FE東京を語る

 6月24日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の2023年第2回目公式テストが開催されている富士スピードウェイにて、サーキットに来場したファンを交えた“公開記者会見”が行われた。会見には野尻智紀(TEAM MUGEN)、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)、笹原右京(VANTELIN TEAM TOM’S)の4名が出席し、ファンやメディアの質問に答えた。 会見はテストで場内実況を努めたピエール北川さんの進行のもと、“公開記者会見”ということで、会場に訪れたファンやメディアの質問にドライバーが答えるという形式で進められた。4名とも会見が始まった直後は慣れない光景に「どういった感じで答えればいいんですか?」と戸惑っていたものの、会見が進むと緊張もほぐれたのか笑顔で受け答えを行っていた。ここでは、会見で行わ...
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スーパーフォーミュラ第5戦【スポーツランドSUGO】宮田莉朋が独走で今季2勝目!ランキング首位に浮上

2023年6月18日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦が宮城県のスポーツランドSUGOで開催され、宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)が独走で今季2勝目を挙げ、ポイントリーダーに浮上した。野尻智紀(TEAM MUGEN)が2位、3位には牧野任祐(DOCOMO……このサイトの記事を見る投稿 スーパーフォーミュラ第5戦【スポーツランドSUGO】宮田莉朋が独走で今季2勝目!ランキング首位に浮上 は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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宮田莉朋「レインライト点滅は嘘だと思った」野尻智紀「さすがに今日の宮田選手の速さでは」【SF第5戦決勝会見】

 6月18日にスポーツランドSUGOで開催された2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦。決勝後の会見で今季2勝目を飾った宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)、2位の野尻智紀(TEAM MUGEN)、3位の牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、そしてVANTELIN TEAM TOM’Sの舘信秀監督がレースを振り返った。■宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)決勝 優勝「スタートでは初めて順位を下げずに1コーナーを迎えることができたので、あとはチームと決めたプランを遂行すればいいかなというふうに切り替えました。序盤、レースが始まってすぐにセーフティカー(SC)が入ったことは不安要素ではありましたが、リスタート後に大湯選手をオーバーテイクすることができたことは良かったと思います」「あとは、ピットに入るタイミングも良かった...
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宮田莉朋が後続に22秒の大差を築き今季2勝目。ランキングトップに浮上【SF第5戦決勝レポート】

 6月18日、2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権の第5戦決勝レース(51周)が宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、2番グリッドスタートの宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)が優勝。序盤にポールシッターの大湯都史樹(TGM Grand Prix)をかわしトップに立つと、以降は危なげない展開で後続に大差をつけ、今季2度目のトップチェッカーを受けると、ポイントランキングトップに浮上を果たした。 2位は前戦欠場からの復帰戦となった野尻智紀(TEAM MUGEN)が獲得。3位には今季初表彰台獲得となる牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続いた。ランキングトップで今大会を迎えたリアム・ローソン(TEAM MUGEN)は終盤にタイヤ交換を実施し、その後は怒涛の追い上げで5位フィニッシュ。宮田にポイントリーダーを奪われたものの、...
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大湯都史樹「葛藤があった」野尻智紀「レース後に大湯選手といい握手ができるように」【SF第5戦予選会見】

 2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦SUGOの公式予選が終了し、今季2度目となるポールポジションを獲得した大湯都史樹(TGM Grand Prix)、2番グリッドを獲得した宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)、そして3番グリッドを獲得した野尻智紀(TEAM MUGEN)が会見に出席し、予選を振り返った。■大湯都史樹(TGM Grand Prix)予選ポールポジションタイム:1分5秒468「今回に関してはレースを走り切るという部分や、レースの戦い方をすごく考えてレースウイークに臨みました。でも、やはり予選ではポールを獲りたいという気持ちがあったので、自分のなかで抑えなきゃいけないという葛藤と、でも攻めなければタイムは出ないという葛藤のなかでレースウイークに入ったという感じです」「ですが、そんななかでもチームがすごくいいクルマや体制を築いて、全力でここまで持っ...
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鬼門の鈴鹿で大躍進。「予想外の驚き」au TOM’S GR Supraがランク首位でシリーズの主役に

 レース後は裁定などの関係で結果が二転三転する事態となった2023スーパーGT第3戦鈴鹿は、19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)の優勝が決まった。これにより、シリーズランキングも第3戦終了時点のものに更新され、au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)がGT500クラスのランキング首位に浮上した。36号車は第3戦では40kgと重いサクセスウエイトを背負っていながら、予選・決勝ともに力強い走りをみせ、陣営も中盤戦に向けて手応えを掴んでいる様子だった。 5月の第2戦富士で優勝した36号車は前述のとおりサクセスウエイトも重くなったことで、第3戦鈴鹿はある程度苦戦も覚悟していた模様。両ドライバーをはじめ伊藤大輔監督からも「Q1を通過できれば御の字」という声が聞こえていた。 しかし、土曜日午前の公式練習が始まると予想以上に好調な走りをみせ、...
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初のル・マン帯同にも冷静な宮田莉朋が感じた日本との違い。来季の国内レース参戦は「分からない」

 先ごろ、TGR WECチャレンジドライバーに選出された宮田莉朋が、ル・マン24時間走行初日となった6月7日から、トヨタGAZOO Racing WECチームに帯同を開始した。将来のWECドライバーを目指す宮田に、ル・マンの雰囲気、そしてWECチームの仕事の進め方は、どう映ったのだろうか。8日午後のセッション開始前、ドライバー勢のメディアセッションに姿を見せた宮田に話を聞いた。 7〜8歳の頃に観光でル・マンには訪れた経験があるという宮田だが、レースウイークのル・マンは今回が初体験。今年は100周年記念大会ということもあって例年よりはるかに多い観客が詰めかけ、レースウイーク前半から会場や市内の熱量が上がっているのだが、宮田は「あまり緊張することなく、この場にいられていますし、普通にやることができているので、問題ないかなと思っています」と飄々と語り、浮足立つ様子もなく、極めて落ち着いてい...
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宮田莉朋抜擢の理由と、気になる”今後”を中嶋一貴TGR-E副会長に訊く。来季は「海外での実戦的な経験を」

 5月30日にトヨタGAZOOレーシングから発表された、宮田莉朋のTGR WECチャレンジドライバー選出。かねてから海外志向を顕わにし、国内で速さと実績を磨いていた宮田にとっては、夢へ向けた“最初のステップ”が訪れることになる。 なぜ宮田が選出されたのか。そして、今後彼にはどんなステップが用意されているのか。ル・マンに姿を見せたTGR-E(トヨタGAZOOレーシング・ヨーロッパ)の中嶋一貴副会長に訊いた。■「乗せてみたい」と思わせれば、チャンスは早く来る「まずはやっぱり、彼個人のモチベーションですね。海外でレースをするというか、世界のトップレベルで戦いたい、という気持ちを持っていますし、それに対してちゃんと準備をしていますよね」 一貴副会長は、宮田をチャレンジドライバーに選出の理由をそう説明した。昨年12月にはドイツ・ケルンのTGR-Eに宮田を呼び寄せ、シミュレーターテストも経験させ...
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TOYOTA GAZOO Racing、宮田莉朋をTGR WECチャレンジドライバーに選出

 TOYOTA GAZOO Racingは5月30日、2023年のスーパーGT GT500クラスならびに全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦中の宮田莉朋を、TGR WECチャレンジドライバーに選出したと発表した。 TOYOTA GAZOO Racingはサステナブルなモータースポーツ業界の実現に向け、将来WEC世界耐久選手権で活躍できるドライバーの育成・輩出を目指し、TGR WECチャレンジプログラムを実施している。 WECチャレンジドライバーに選ばれた宮田は、WECで活躍することを目指し、2023年はドイツ・ケルンにあるTOYOTA GAZOO Racingヨーロッパ(TGR-E)でのドライビングシミュレータートレーニングやフィジカルテストに参加する。 また、6月に開催されるル・マン24時間レース、7月のモンツァ6時間レース、および9月の富士6時間レースでは、TOYOTA GAZ...
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KDDI、TGR TEAM au TOM’SのNFTを販売。坪井翔&宮田莉朋&CQのサイン入り全6種類

 スーパーGT GT500クラスに参戦するTGR TEAM au TOM’SをスポンサードするKDDIは5月26日、NFTマーケットプレイス『αU market』においてTGR TEAM au TOM’SのNFTを販売すると発表した。 販売されるNFTは36号車au TOM’S GR Supraや坪井翔、宮田莉朋、そしてau Circuit Queenを務める央川かこさんと辻門アネラさんなどの写真にサインが加わった全6種類だ。 また、NFT購入特典として6月3〜4日に鈴鹿サーキットで開催される2023年シーズンのスーパーGT第3戦『SUZUKA GT 450km RACE』において、レース期間中にTOM’Sブースで3,000円以上購入すると、1,000円割引となるクーポンも提供される。 販売期間は2023年5月26日(金)~6月4日(日...
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5月31日の『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』は第1戦&第2戦を振り返りつつ第3戦鈴鹿を大胆予想

 2014年からファンの皆さんに、よりスーパーGT、そしてモータースポーツに親しんでもらおうとニコニコ生放送でお届けしてきた『脇阪寿一の言いたい放題!』。2019年からは『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』としてリニューアルしましたが、2023年第5回目の放送を5月31日(水)20時からお届けします。 モータースポーツに特化してさまざまなゲストをお招きしながらお届けしてきた『脇阪寿一の言いたい放題…このサイトの記事を見る投稿 5月31日の『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』は第1戦&第2戦を振り返りつつ第3戦鈴鹿を大胆予想 は ジェムアンテナ1 に最初に表示されました。…このサイトの記事を見る...
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5月31日の『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』は第1戦&第2戦を振り返りつつ第3戦鈴鹿を大胆予想

 2014年からファンの皆さんに、よりスーパーGT、そしてモータースポーツに親しんでもらおうとニコニコ生放送でお届けしてきた『脇阪寿一の言いたい放題!』。2019年からは『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』としてリニューアルしましたが、2023年第5回目の放送を5月31日(水)20時からお届けします。 モータースポーツに特化してさまざまなゲストをお招きしながらお届けしてきた『脇阪寿一の言いたい放題!』は、2019年から『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』と題してお届けしていますが、2023年第5回目の今回は、スーパーGT第2戦富士のGT500、GT300のそれぞれのウイナーからひとりずつ、そしてスーパーGTのレースディレクターを務める服部尚貴さんをお招きします。 テーマは悪天候で波乱満載だった開幕戦岡山と、一転快晴の中行われた第2戦富士をレースディレクター目線、そして選手目線で振り返りつつ...
no title 名取鉄平

5月31日の『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』は第1戦&第2戦を振り返りつつ第3戦鈴鹿を大胆予想

 2014年からファンの皆さんに、よりスーパーGT、そしてモータースポーツに親しんでもらおうとニコニコ生放送でお届けしてきた『脇阪寿一の言いたい放題!』。2019年からは『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』としてリニューアルしましたが、2023年第5回目の放送を5月31日(水)20時からお届けします。 モータースポーツに特化してさまざまなゲストをお招きしながらお届けしてきた『脇阪寿一の言いたい放題…このサイトの記事を見る投稿 5月31日の『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』は第1戦&第2戦を振り返りつつ第3戦鈴鹿を大胆予想 は ジェムアンテナ1 に最初に表示されました。…このサイトの記事を見る...
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TOYOTA GAZOO Racing 2023スーパーフォーミュラ第4戦オートポリス レースレポート

2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦オートポリス宮田莉朋が2位、坪井翔が3位表彰台獲得 スーパーフォーミュラの第4戦が九州オートポリスで行われ、4番手スタートの宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)が2位、ポールポジションからスタートした坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が3位で表彰台を獲得。終盤坪井と3位を争った山下健太(KONDO RACING)が4位、平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が5位でフィニッシュしました。 5月20日(土)と21日(日)の両日、全日本スーパーフォーミュラ選手権の第4戦が大分県のオートポリスで行われました。 全7大会、9レースで競われている今季のスーパーフォーミュラは第4戦を迎えました。前戦鈴鹿では宮田が悲願の初優勝を飾り、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)勢が表彰台を独占する強さを見...
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スーパーフォーミュラ第4戦でL.ローソンが今季2勝目。宮田、坪井を従えランキング首位に浮上【オートポリス】

2023年5月21日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦が大分県のオートポリスで開催され、リアム・ローソン(TEAM MUGEN)が2勝目を挙げ開幕戦以来の優勝を果たした。宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)が2位、3位には坪井翔(P.MU/CERUMO・IN……このサイトの記事を見る投稿 スーパーフォーミュラ第4戦でL.ローソンが今季2勝目。宮田、坪井を従えランキング首位に浮上【オートポリス】 は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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ローソン「野尻に感謝を伝えたい」宮田「ストラテジーの部分で少し問題が」【SF第4戦決勝会見】

 5月21日にオートポリスで開催された2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦。決勝後の会見で今季2勝目を飾ったリアム・ローソン(TEAM MUGEN)、2位の宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)、3位の坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)、そしてTEAM MUGENの田中洋克監督がレースを振り返った。■リアム・ローソン(TEAM MUGEN)決勝 優勝「本当にいいクルマ、そしていいレースだった。でもスタートがあまりうまくいかず、一時はポジションを失ってしまった。あれで3番手に落ちたけどクルマは速かった。だから早めにピットに入り、ポジションをどう取り戻すかだけを考えていたんだ」「ピットアウト後はかなりのトラフィックに引っかかったけれど、それも全部抜くことができた。そしてギリギリにふたり(坪井、宮田)の前に出ることができた。終盤の15周ほどはタイヤを温存...
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「二度と同じ過ちはしない!」au TOM’S GR Supra、ドライバーとメカニック、それぞれが魅せた富士でのパーフェクトレース

 シーズン初めて450kmのレース距離で争われた2023スーパーGT第2戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT450km RACE』。5月4日の決勝では一度もフルコースイエロー(FCY)やセーフティカー(SC)が出ることのない展開のなか、GT500クラスは36号車au TOM’S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が2番手以下に28秒の差をつけて独走優勝。約2週間前の開幕戦での大失態を取り返す快進撃をみせた。 今年は、坪井翔と宮田莉朋というTOYOTA GAZOO Racing陣営のなかでもエース格のふたりがコンビを組んでいる36号車。開幕前から注目を集め、岡山国際サーキットで行われた第1戦では早速実力を発揮してトップ争いを展開。天候が目まぐるしく変わるなか、優勝の可能性を十分に感じさせる力強い走りをみせていた。 ところが、終盤に降り始めた雨に対応してピットストップを行っ...
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坪井「公式練習からシナリオを組み立てていた」宮田「アウトラップと最初の数周が勝負」【第2戦GT500決勝会見】

 富士スピードウェイで開催された2023スーパーGT第2戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 450km RACE』。5月4日の午後に行われた決勝レースを終え、GT500クラスで優勝を飾ったau TOM’S GR Supraの坪井翔と宮田莉朋が決勝を振り返り、次戦への展望を語った。坪井翔/第1、第2スティント担当「僕らは岡山で悔しい思いをしたので、今回は絶対に獲るという気持ちで臨みました」「予選6番手でしたが、決勝をしっかり見据えた戦略やクルマ、タイヤだったりと、あくまで450kmの決勝レースで優勝するためのシナリオを公式練習から組み立てていたので、予選順位に関してはまったく心配していなかったです」「TGRコーナーで追突(スタート直後にAstemo NSX-GTと接触)されたときは、クルマが壊れてしまったのではないかと思うほどの衝撃でした。そのときは順位を下げてしまったの...
no title 宮田莉朋

2023年スーパーフォーミュラ第3戦で宮田莉朋が初優勝。野尻、宮田、ローソン、坪井のチャンピオン争いが激化【鈴鹿サーキット】

2023年4月23日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦が、三重県の鈴鹿サーキットで開催され、宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM’S)が同カテゴリー初優勝を挙げた。坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が2位、3位には平川亮(ITOCHU ENEX TEA……このサイトの記事を見る投稿 2023年スーパーフォーミュラ第3戦で宮田莉朋が初優勝。野尻、宮田、ローソン、坪井のチャンピオン争いが激化【鈴鹿サーキット】 は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...