シボレー・シルバラードRST

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NASCARカップ2戦目に挑むRSC王者SVGが、同週末にトラックにも初参戦。オーバルデビューへ

 8月11~13日にインディアナポリス(IMS)のロードコースで争われるNASCARカップシリーズ第24戦『ベライゾン200・アット・ザ・ブリックヤード』にて、自身カップ2戦目を迎える“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲンが、同週末の11日金曜にインディアナポリス・レースウェイパーク(IRP)で開催されるNASCARクラフツマン・トラック・シリーズの第17戦『Tスポーツ200』への同時参戦を表明。ニース・モータースポーツの41号車シボレー・シルバラードRSTで、念願のオーバルデビューを果たすことが決まった。 インディアナ州ブラウンズバーグにある0.686マイル(約1.104km)のショートトラックでの1戦に向け、新たに『ワールドワイド・エクスプレス・シボレー』をドライブすることが決定したSVGだが、これが自身にとって「初のオーバル競技」となり、同じ週末にカップシリーズに復帰する...
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雨天短縮の1.5マイルオーバル戦は好機を捉えたウイリアム・バイロンが今季4勝目/NASCAR第19戦

 プレーオフに向け大詰めに突入しつつある2023年NASCARカップシリーズ第19戦『クエーカーステート400 アヴェイラブル・アット・ウォルマート』は、降雨により短縮となったアトランタでの1.54マイル・スーパースピードウェイ決戦で、嵐が近づくのを読み切り見事な戦略勝ちを収めたウイリアム・バイロン(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)が、今季シリーズ初の4勝目を獲得したドライバーとなった。 歴史上初の試みとして、シカゴ市街地でのストリート戦となった前戦では、初参戦の豪州大陸王者“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲンが、カップシリーズ60年ぶりのデビューウインを達成し世界に衝撃を与える週末となったが、カップシリーズのレギュラー陣営にとっては、ここからが別の意味での正念場に。 シーズン残り少ないイベントのうちで勝利を挙げ、続くプレーオフへの進出権を確保できるか。さら...
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チャスティンvsラーソンは遺恨のクラッシュ決着。漁夫の利バイロンが今季3勝目/NASCAR第13戦

 決勝を通じ、その個性を遺憾無く発揮してひさびさの“大暴れ”を演じたロス・チャスティン(トラックハウス・レーシングチーム/シボレー・カマロ)と、終盤に優勝争いを繰り広げたカイル・ラーソン(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)が遺恨のクラッシュに散った2023年NASCARカップシリーズ第13戦『グッドイヤー400』は、リードを引き継いだウイリアム・バイロン(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)が今季3勝目1番乗りを飾る結末に。レースウイークに祖父を亡くした男が、24号車の通算100勝目を刻んでいる。 シリーズ開催トラック中でも伝説的地位を保ち、通称『Lady in Black』の異名を取るサウスカロライナ州のダーリントン・レースウェイ。その独特な形状を有する古参トラックで開催された5月12~14日の1戦は、前週とは立場が逆転し予選からトヨタ勢が好調を維持し...
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カイル・ラーソンがハーフマイル初制覇。僚友チェイス・エリオットも“トップ10”復帰/NASCAR第9戦

 2023年のNASCARカップシリーズ第9戦『ノコ400』が4月14〜16日にマーティンスヴィル・スピードウェイで開催され、前戦ブリストルで遺恨を残す接触劇を演じたライアン・プリース(スチュワート・ハース・レーシング/フォード・マスタング)とカイル・ラーソン(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)がふたたび主役を演じ、今度は対照的な結末を迎えることに。 予選でカップキャリア初ポールを獲得し、そのまま初のステージ制覇も成し遂げたプリースはまさかのペナルティに散り、終盤“2タイヤ”のピットストップ戦略を成功させたラーソンは、王者ジョーイ・ロガーノ(チーム・ペンスキー/フォード・マスタング)らを振り切り今季2勝目を獲得。 この2戦ぶり勝利ですぐさま失地挽回を果たすとともに、今週末からケガの療養より戦線復帰した僚友チェイス・エリオット(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・...
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ルーバー改造疑惑によるポイント剥奪も乗り越え、カイル・ラーソンが今季初勝利/NASCAR第7戦

 アメリカ・ヴァージニア州リッチモンド・レースウェイにて開催された2023年NASCARカップシリーズ第7戦『トヨタ・オーナーズ400』は、終盤2回のリスタートで新たなチームメイトを従えたカイル・ラーソン(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)が、今季最初のショートトラック戦でシーズン初勝利を記録。 レースウイーク直前の水曜には『ボンネットルーバーの違法改造疑惑』により、カップ史上最高額の罰金とポイント剥奪の裁定が課せられていたチームに対し「ポイント剥奪の撤回」が認められたことも受け、HMSにとっては起死回生のワン・ツーフィニッシュとなった。 3月初旬のフェニックス戦以来続くHMSの“ルーバー疑惑”は、スターメンバーの集結で話題を呼んだ前戦COTAのイベントを前に、各4台に対する10万ドル(約1330万円)の罰金と100ポイント(+プレーオフ10ポイント)の剥奪、そしてク...