ニック・タンディ

thumbnail image ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ

ポルシェ・ペンスキー、インディアナポリスで1-2フィニッシュ「歴史に残る一日」に

 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ(PPM)がインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われた『バトル・オブ・ザ・ブリック』でワン・ツー・フィニッシュを飾ったことは、ニック・タンディとともにIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の“ブリックヤード復帰戦”で勝利を飾ったマシュー・ジャミネにとって「歴史に残る一日」となった。 GTPクラスで6号車ポルシェ963を走らせるペアは、ドイツのマニュファクチャラーがコントロールするレースで2023年シーズン2勝目を挙げ、同カテゴリーのチャンピオンシップ争いに復帰した。「ポルシェにとっても、チーム全体にとっても素晴らしい日になった」とジャミネは語った。「ポルシェ・ペンスキーにとって、WEC世界耐久選手権とIMSAをあわせて初のワン・ツー・フィニッシュだ。本当に嬉しいよ」 2時間40分レースのチェッカーフラッグを受けたタンディは、ロジ...
thumbnail image AUTOSPORT Web

ポルシェの抗議は棄却。BMW MハイブリッドV8の初優勝が確定/IMSAワトキンス・グレン

 IMSAの監督オフィシャルによってポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの抗議が棄却されたため、ウェザーテック・スポーツカー選手権第5戦ワトキンス・グレンおける、BMW Mチーム RLLの勝利が確定した。 6月25日、ニューヨーク州のワトキンス・グレン・インターナショナルで行われた6時間レースでは、レース後の車検において、トップチェッカーを受けたマシュー・ジャミネ/ニック・タンディ組の6号車ポルシェ963のスキッドブロック厚が規定に届かなかったためクラス最後尾へと降格、暫定リザルトでは2番目にゴールした25号車BMW Mハイブリッド V8のニック・イェロリー/コナー・デ・フィリッピ組が繰り上がり優勝となった。 その後、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツが抗議を申し立てたため、リザルトは暫定扱いが続いていたが、6月29日木曜になってIMSAの監督オフィシャルはポルシェの抗議を棄却...
thumbnail image 2023 IMSA

優勝取り消し裁定を受けたポルシェが抗議の意向。スキッドブロック違反は『1mm未満』/IMSA第5戦

 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、6月25日に行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第5戦における技術違反との裁定に対し、抗議する意向を表明した。 ニューヨーク州のワトキンス・グレン・インターナショナルで行われた6時間レースで、6号車ポルシェ963のニック・タンディ/マシュー・ジャミネ組は残り6分を切ってからの大逆転により、トップチェッカーを受けていた。 しかし、レース後の車検でマシン底部のスキッドブロックの厚みが足りていないことが発覚し、暫定リザルトではクラス最後尾へと回され、2番目でチェッカーを受けたBMW Mチーム RLLの25号車BMW Mハイブリッド V8(ニック・イェロリー/コナー・デ・フィリッピ)が繰り上がりで勝利を手にしていた。 日曜日の遅くに発表された声明でチームは、フロントのスキッドブロックの摩耗が、規則の許容範囲から「1mm未満」の逸脱であ...
thumbnail image ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ

残り5分の逆転劇でポルシェ963が2勝目。BMWは初優勝を逃す/IMSAワトキンス・グレン6時間

 6月25日、アメリカ・ニューヨーク州のワトキンス・グレン・インターナショナルで、2023年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第5戦『セーレン・6アワーズ・オブ・ザ・グレン』の6時間レースが行われ、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ6号車ポルシェ963を駆るニック・タンディ/マシュー・ジャミネ組が優勝を飾った。 最終スティントに入るまで首位を走っていたBMW Mチーム RLLの25号車BMW Mハイブリッド V8(コナー・デ・フィリッピ/ニック・イェロリー)を、残り数分のところでジャミネがパスしての逆転勝利となった。■序盤から躍動したポルシェ。1台はトラブルで後退 第4戦ラグナ・セカに続くイベントとなったオールドコースでの一戦は、ミシュラン・エンデュランス・カップのタイトルもかかる長距離レース。GTP、LMP2、LMP3、GTDプロ、GTDと全5クラスが参加するこのイベン...
thumbnail image フェリペ・ナッセ

スタート時のブレーキロックで“2台共倒れ”のポルシェ963「優勝を争うペースはあった」/IMSA第4戦

 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのマシュー・ジャミネによると、アメリカ・カリフォルニア州のウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカで5月14日に行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第4戦『モチュール・コース・ドゥ・モントレー・パワード・バイ・ヒョンデN』のスタート時に2台のポルシェ963のブレーキがロックしたことにより、彼らは戦略面で「妥協」を強いられたという。 ジャミネとニック・タンディは、ラグナ・セカで行われたこのレースで2位に入り、ドライバーズ選手権でのリードを広げる形とはなったが、彼ら6号車にとってはアップダウンの激しいレースとなった。 フロントロウからスタートしたポルシェはスタートで3番手に順位を落とすと、ロックアップの影響により1回目のピットストップでニュータイヤを装着することとなり、作戦を変更したとジャミネは明かした。 GTPクラスのチームは、予...
thumbnail image フェリペ・ナッセ

ル・マン24時間にエントリーする3台目のワークス・ポルシェ963のドライバーが決定

 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、2023年のWEC世界耐久選手権第4戦ル・マン24時間レースに参戦する3台目のポルシェ963において、ニック・タンディとマシュー・ジャミネをドライバーに起用すると発表した。 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で6号車ポルシェ963をドライブするふたりは、先に発表されていたフェリペ・ナッセとともに75号車ポルシェ963で100周年大会を迎えるル・マンに出場する。 今季のポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、WECに5号車(デイン・キャメロン/ミカエル・クリステンセン/フレデリック・マコウィッキ)、6号車(ケビン・エストーレ/アンドレ・ロッテラー/ローレンス・ファントール)という2台の963をシリーズエントリーさせており、これでル・マンに挑む3台/9名のワークスラインアップが完成した形だ。 合わせて、IMSAで7号車をドライブすrマ...