
元DTM王者トムチェクが古巣アプトで監督就任「ドライバーとして出る幕はない」と発言も、まさかの発表
ドイツF3選手権を経て、2001年からアプト・スポーツラインのジュニアチームドライバーとしてアウディTT-RSを駆りDTMドイツ・ツーリングカー選手権にデビューしたマーティン・トムチェク。その後2004年にアウディがDTMへワークス参戦を開始するにあたり、アウディワークスドライバーへ昇格し、2010年のシーズン終わりまでの10年間にわたりアプトで活躍した。 2012年には、この前年に所属してシリーズチャンピオンを獲得したフェニックス・レーシングを経てBMW陣営へと移籍。2021年12月をもってレーシングドライバーとしてのキャリアを終え、DTMの生中継を放送しているドイツのテレビ局で解説を務めたほか、DTMのサポートレースであったDTMトロフィーの代表やITRを率いてきたゲルハルト・ベルガー会長の代理を務めるなど、現役を退いた後はレースに関わりながら多方面で活躍していた。そんなトムチ...