
新トレッドパターン続々投入。ブリヂストンにヨコハマ、ダンロップも……!? 雨でもホットなレインタイヤ開発競争
富士スピードウェイで開催されたスーパーGT今季2回目の公式テストはウエットコンディションとなったが、その雨のなか、GT500クラスに参戦するタイヤメーカーが次々と新トレッドパターンのレイン(ウエット)タイヤを投入。タイヤ開発競争のさらなる激化と、タイヤメーカーにとって、レインタイヤ開発が今季のトレンドとなっていることが明かになった。 まずはブリヂストン陣営。これまでのセンターに2本のストレートのグルーブド(排水用の溝)が特徴的なパターンだったが、新しいトレッドパターンではストレートの溝を廃止し、斜めの溝のみでパターンを構成。溝の深さもこれまでより浅めなことから、水量の少ない状況、ダンプコンディションなどをターゲットとして開発されたタイヤと推測される。 すでに前回1回目の岡山公式テストでも、新パターンのレインタイヤを持ち込んでいることは確認され、これまでのメーカーテストでは投入されて...