BMW MチームRLL

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可夢偉の奮闘ぶりを1コーナーで目撃。『これぞNASCAR』なディテールも続々【トミー小笹の米国メカニック通信:6】

 F1をはじめ、世界のさまざまなモータースポーツシーンで、日本人が活躍している昨今。北米を舞台に戦われるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のトップカテゴリーでも、ひとりの日本人メカニックが奮闘しています。 このコラムでは、BMWのワークスチームで働くベテランメカ・小笹氏の目線で、レースの裏側やアメリカでの生活、異国で働くことの醍醐味などを、硬軟ごたまぜに、ユルユルと紹介していきます。 第6回となる今回は、小林可夢偉選手がNASCARデビューを果たしたインディアナポリス戦の観戦記をお届けします。■まずはトラック・シリーズでHREを応援! 日本のレースファンの皆さんこんにちは、メカニックのトミー小笹です。以前はトムス、ニスモなど日本のチームでメカニックをしていましたが、昨年からアメリカで働いていまして、今年からはIMSAのGTPクラスに参戦するBMW Mチーム RLLで、24号車...
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チームWRTがスパでBMW Mハイブリッド V8をテスト。カーボンブラックの車両を“経験者”含む5名がドライブ

 8月30〜9月1日、BMW Mチーム WRTは、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットにおいて、2024年のWEC世界耐久選手権にデビューするBMW Mハイブリッド V8のテストを行った。 現在、BMW Mチーム RLLから北米IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦しているMハイブリッド V8は、2024年にはWECのハイパーカークラスにもデビューを果たす予定となっている。■ロビン・フラインスもテストに参加 来季WECにデビューを飾るLMDh車両としては、ほかにランボルギーニSC63、アルピーヌA424などが予定されているが、BMWは彼らよりも1シーズン早くレース活動を開始しており、さらにWECのプログラムを担うWRTがヨーロッパでのテストを行って世界選手権デビューに備えている。 WRTはすでに2023年6月下旬にBMW Mハイブリッド V8での初テストを実施している...
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WECやニュル24時間等と日程が重複。IMSAの2024年カレンダーに頭を悩ませるポルシェとBMW

 8月4日にIMSAから発表された2024年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の開催カレンダーが、WEC世界耐久選手権やニュルブルクリンク24時間、スパ24時間などと重なっていることを受け、ポルシェやBMWの幹部は驚きとともに「かなり大きな影響がある」と語った。 来季2024年のIMSAカレンダーは、WECの3戦に加え、IGTCインターコンチネンタルGTシリーズのニュルブルクリンク24時間やスパ24時間といった、ポルシェとBMWがファクトリードライバーを擁して参戦する象徴的なイベントと日程が重なることになっている。2023年のカレンダーではIMSAとWECの日程は2度被っていたが、2024年はさらにもう1ラウンド増加。ウェザーテック選手権のLMP2、GTDプロ、GTDの3クラスのみで開催されるモスポート・パークでのラウンドと、WECサンパウロ6時間も同じ週末に開催されること...
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日本人メカは海外でも絶対通用する! 英語習得の“近道”をご紹介【トミー小笹の米国メカニック通信:5】

 F1をはじめ、世界のさまざまなモータースポーツシーンで、日本人が活躍している昨今。北米を舞台に戦われるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のトップカテゴリーでも、ひとりの日本人メカニックが奮闘しています。 このコラムでは、BMWのワークスチームで働くベテランメカ・小笹氏の目線で、レースの裏側やアメリカでの生活、異国で働くことの醍醐味などを、硬軟ごたまぜに、ユルユルと紹介していきます(月1回程度の更新を予定)。第5回となる今回は、『海外で働く』際の最低条件とも言える、“英語の習得”について。……とその前に、6月のワトキンス・グレン戦はかなりタフな内容だったようです。■1周目でクラッシュ→急遽陸路を10時間移動(涙) 日本のレースファンの皆さんこんにちは、メカニックのトミー小笹です。以前はトムス、ニスモなど日本のチームでメカニックをしていましたが、昨年からアメリカで働いていまして...
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カレンダー復帰のインディアナポリス。公式テストでBMW Mハイブリッド V8がワン・ツー/IMSA

 今季、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のカレンダーに加わったインディアナポリス・モーター・スピードウェイ。9月15〜17日に開催される第10戦『バトル・オン・ザ・ブリック』を前にした7月28〜29日、同地で公式合同テストが行われた。 21台の車両が参加した今回のテストでは、BMW Mチーム RLLの25号車を駆るコナー・デ・フィリッピが2日間の総合トップタイムをマークしている。 インディアナポリスのロードコースは、2014年のウェザーテック選手権(当時はチュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権)のスケジュールに含まれていた。それ以前には、2012年と2013年にグランダム・シリーズとして2回開催されていたが、これら3回のイベントはNASCARの『ブリックヤード400』の一部として実施されてきた。 今回、久々にカレンダーに復帰するインディアナポリスを最新のGTPカーが走...
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朝から大渋滞、駐車場は“庭”。インディ500の観客が醸し出す独特の一体感【トミー小笹の米国メカニック通信:4】

 F1をはじめ、世界のさまざまなモータースポーツシーンで、日本人が活躍している昨今。北米を舞台に戦われるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のトップカテゴリーでも、ひとりの日本人メカニックが奮闘しています。 このコラムでは、BMWのワークスチームで働くベテランメカ・小笹氏の目線で、レースの裏側やアメリカでの生活、異国で働くことの醍醐味などを、硬軟ごたまぜに、ユルユルと紹介していきます。第4回となる今回は、小笹氏のお仕事の話題を離れ、“地元の観客”として見たインディアナポリス500マイルレースについて、レポートしてもらいましょう。■『予選落ち』をめぐるアツいドラマ 日本のレースファンの皆さんこんにちは、メカニックのトミー小笹です。以前はトムス、ニスモなど日本のチームでメカニックをしていましたが、昨年からアメリカで働いていまして、今年からはIMSAのGTPクラスに参戦するBMW M...
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ポルシェの抗議は棄却。BMW MハイブリッドV8の初優勝が確定/IMSAワトキンス・グレン

 IMSAの監督オフィシャルによってポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの抗議が棄却されたため、ウェザーテック・スポーツカー選手権第5戦ワトキンス・グレンおける、BMW Mチーム RLLの勝利が確定した。 6月25日、ニューヨーク州のワトキンス・グレン・インターナショナルで行われた6時間レースでは、レース後の車検において、トップチェッカーを受けたマシュー・ジャミネ/ニック・タンディ組の6号車ポルシェ963のスキッドブロック厚が規定に届かなかったためクラス最後尾へと降格、暫定リザルトでは2番目にゴールした25号車BMW Mハイブリッド V8のニック・イェロリー/コナー・デ・フィリッピ組が繰り上がり優勝となった。 その後、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツが抗議を申し立てたため、リザルトは暫定扱いが続いていたが、6月29日木曜になってIMSAの監督オフィシャルはポルシェの抗議を棄却...
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優勝取り消し裁定を受けたポルシェが抗議の意向。スキッドブロック違反は『1mm未満』/IMSA第5戦

 ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、6月25日に行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第5戦における技術違反との裁定に対し、抗議する意向を表明した。 ニューヨーク州のワトキンス・グレン・インターナショナルで行われた6時間レースで、6号車ポルシェ963のニック・タンディ/マシュー・ジャミネ組は残り6分を切ってからの大逆転により、トップチェッカーを受けていた。 しかし、レース後の車検でマシン底部のスキッドブロックの厚みが足りていないことが発覚し、暫定リザルトではクラス最後尾へと回され、2番目でチェッカーを受けたBMW Mチーム RLLの25号車BMW Mハイブリッド V8(ニック・イェロリー/コナー・デ・フィリッピ)が繰り上がりで勝利を手にしていた。 日曜日の遅くに発表された声明でチームは、フロントのスキッドブロックの摩耗が、規則の許容範囲から「1mm未満」の逸脱であ...
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ロングビーチ市街地の隠れた名物“民族大移動”。F1時代の旧コースも探索【トミー小笹の米国メカニック通信:3】

 F1をはじめ、世界のさまざまなモータースポーツシーンで、日本人が活躍している昨今。北米を舞台に戦われるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のトップカテゴリーでも、ひとりの日本人メカニックが奮闘しています。 このコラムでは、BMWのワークスチームで働くベテランメカ・小笹氏の目線で、レースの裏側やアメリカでの生活、異国で働くことの醍醐味などを、硬軟ごたまぜに、ユルユルと紹介していきます(月1回程度の更新を予定)。第3回の今回は、インディカー・シリーズと併催されたロングビーチ戦の模様をお届け。華やかなイベントの裏では、いろいろと苦労も多いようです。* * * * * 日本のレースファンの皆さんこんにちは、メカニックのトミー小笹です。以前はトムス、ニスモなど日本のチームでメカニックをしていましたが、昨年からアメリカで働いていまして、今年からはIMSAのGTPクラスに参戦するBMW M...
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フェラーリ499Pのガレージに釘付け! 日本人いっぱいのセブリング、ニッサンLMP1仲間も集合【トミー小笹の米国メカニック通信:2】

 F1をはじめ、世界のさまざまなモータースポーツシーンで、日本人が活躍している昨今。アメリカを舞台に戦われるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のトップカテゴリーでも、ひとりの日本人メカニックが奮闘しています。 このコラムでは、BMWのワークスチームで働くベテランメカ・小笹氏の目線で、レースの裏側やアメリカでの生活、異国で働くことの醍醐味などを、硬軟ごたまぜに、ユルユルと紹介していきます(月1回程度の更新を予定)。第1回のデイトナ24時間編に続きまして、今回は第2戦セブリング12時間レースの裏側をお届けします。WEC世界耐久選手権とのジョイントイベントとなった今回も、なかなかハードな一戦だったようですよ……。■まずはワイルドに、柱を切断しよう! 日本のレースファンの皆さんこんにちは、メカニックのトミー小笹です。以前はトムス、ニスモなど日本のチームでメカニックをしていましたが、昨...
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“棚ボタ表彰台”にも収穫のBMW Mハイブリッド V8「ブレーキ交換がなければ勝てていたかも」/セブリング12時間

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第2戦セブリング12時間レースで、終盤の混乱を乗り越え総合2位の表彰台を獲得したBMW Mチーム RLLの25号車BMW Mハイブリッド V8。そのドライバーであるニック・イェロリーは、このポディウムフィニッシュがチームにとって「大きな一歩」であったと語った。 イェロリー/コナー・デ・フィリッピ/シェルドン・ファン・デル・リンデのトリオは、3月18日にセブリング・インターナショナル・レースウェイで行われた伝統の一戦で、デビュー2戦目となるMハイブリッド V8をトップのキャデラックから2.9秒差の2位へと導いた。 レースは残り20分のところでマルチクラッシュが発生し、GTPクラスの首位3台が脱落するという波乱の展開となったが、アクション・エクスプレス・レーシングの31号車キャデラックVシリーズ.Rと、25号車BMWはこの混乱をかわし、総合表彰...
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【トミー小笹の米国メカニック通信:1】身体よりもココロが疲れた初めてのデイトナ24時間

 F1をはじめ、世界のさまざまなモータースポーツシーンで、日本人が活躍している昨今。アメリカを舞台に戦われるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のトップカテゴリーでも、ひとりの日本人メカニックが奮闘しています。 このコラムでは、BMWのワークスチームで働くベテランメカ・小笹氏の目線で、レースの裏側やアメリカでの生活、異国で働くことの醍醐味などを、硬軟ごたまぜに、ユルユルと紹介していきます(月1回程度の更新を予定)。■インディカーとIMSAでは“言語”も違う! 日本のレースファンの皆さんこんにちは、メカニックのトミー小笹です。以前はトムス、ニスモなど日本のチームでメカニックをしていましたが、昨年からアメリカで働いていまして、今年からはIMSAのGTPクラスに参戦するBMW Mチーム RLLで、24号車BMW Mハイブリッド V8を担当しています。著者近影 なぜアメリカに渡ることに...