
『スカイラインターボC(1983年)』スーパーシルエットとは似て非なる赤/黒スカイライン【忘れがたき銘車たち】
モータースポーツの「歴史」に焦点を当てる老舗レース雑誌『Racing on』と、モータースポーツの「今」を切り取るオートスポーツwebがコラボしてお届けするweb版『Racing on』では、記憶に残る数々の名レーシングカー、ドライバーなどを紹介していきます。今回のテーマは、グループCカーの『スカイラインターボC』です。* * * * * * 赤/黒のツートンカラーを纏ったDR30型ニッサン・スカイラインのレーシングカーといえば、きっと1982年から日本のスーパーシルエットレースを戦っていた長谷見昌弘駆る“トミカスカイライン”が思い出されることだろう。しかし、赤/黒のDR30型スカイラインのレーシングカーはもう1台(正確には2台)存在していた。その1台が『スカイラインターボC』だ。 前述のスーパーシルエットレースを戦っていたグループ5規定車両の『トミカスカイライン』は、ニッサンの通...