
ニッサン、新開発の電動パワートレイン『X-in-1』公開。コスト3割減、電動車の競争力向上目指す
日産自動車は3月9日、電気自動車(EV)と、ニッサンでは“e-POWER”として展開しているレンジエクステンダーEVの主要部品を共用化し、モジュール化した新開発の電動パワートレイン『X-in-1』の試作ユニットを公開した。 長期ビジョン“Nissan Ambition 2030”において、2030年度までに19車種のEVを含む27車種の電動車を導入することを目指すニッサン。その一環として、同社は2026年までに2019年比でコストを30%削減する電動パワートレインを採用し、今後登場予定のEVモデルとe-POWERモデルの競争力をさらに向上させたい考えだ。 9日(木)に公開された電動パワートレイン『X-in-1』の試作機は、モーターとインバーター、減速機の3つのパーツをモジュール化したEV用の『3-in-1』と、モーター、インバーター、減速機に加えて発電機、増速機の5つの部品をモジュ...