
体制強化が早くもテストで奏功? Kids com Team KCMGに田中哲也氏が加入し、実質“監督2名”体制に
鈴鹿サーキットで行われているスーパーフォーミュラの公式テスト。新パッケージのSF23が導入され勢力図が変わりそうな雰囲気はあるが、特に初日から2日目にかけて好調な走りをみせているのが、Kids com Team KCMGだ。 昨シーズンは、小林可夢偉と国本雄資の2台体制で参戦し、第3戦鈴鹿ではダブル入賞を飾ったが、全体的に表彰台争いには絡めず、チームランキングは12チーム中10位で終える結果となった。「我々は、国内トップフォーミュラに出て今年で14年目になりますけど、内容的に一番悪かったのが昨年でした。そこを全ての部門で受けとめ、(現状を)認めて、そこからどうやって改善していくのかということで、土台作りを考えていきました」そう語るのは、土居隆二チーム代表。「エンジニアリング面やストラテジー、あとはオペレーションの含め、すべてがダメだったから、ああいう結果になったと思います。みんな頑...