小暮ひかる

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TGR WRCチャレンジプログラム2期生、2度目のWRC参戦で快走を見せるも3名全員にアクシデント

 TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの2期生として、ヨーロッパの数々のラリーに挑戦している大竹直生、小暮ひかる、山本雄紀の3名が、8月3~6日にフィンランドで開催されたWRC世界ラリー選手権第9戦『ラリー・フィンランド』に参戦し、ラリー4車両を使用するRC4クラスでその速さを見せた。 プログラム2期生の3選手にとって今回のラリー・フィンランドは、2月のラリー・スウェーデンに続く2度目のWRC参戦となった。3人は2022年にWRCチャレンジプログラムに参加して以来、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)のホームであるフィンランドを中心に、テストやラリー参戦で学びを続けてきた。そんな彼らにとって地元同然のフィンランドで行われた今大会は、これまでの学びを実践する機会となった。 ラリー・フィンランドは、ジャンプやクレストが...
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TGR WRCチャレンジプログラム2期生がERCラトビアに挑戦。表彰台目前に迫るも、無念のリタイア

 TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの2期生として各地のラリーで経験を積んでいる大竹直生、小暮ひかる、山本雄紀の3人は、6月17日(土)~18日(日)にラトビアで開催されたERCヨーロッパ・ラリー選手権の第4戦『ラリー・リエパヤ』にルノー・クリオ・ラリー4を駆って参戦。3選手ともに完走はならなかったが、一時は表彰台を狙えるポジションにつけるなど好走を見せた。 バルト海沿岸に位置するラトビア第三の都市リエパヤを中心に開催される『ラリー・リエパヤ』は、2013年からERCの一戦として開催されている高速のグラベル(未舗装路)ラリーだ。このラリーのステージの一部は、2024年にWRC世界ラリー選手権の一戦として開催される予定の『ラリー・ラトビア』の一部になるとされている。 今回のラリーは2日間で10本のSS、合計距離183.89kmのステージ長で争われた。5月...
thumbnail image ルノー・クリオ・ラリー4

TGR WRCチャレンジプログラム2期生がERCポーランドに参戦。轍に苦戦も小暮が4位完走

 TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの2期生である小暮ひかる、大竹直生、山本雄紀が5月19日(金)~22日(日)に開催されたERCヨーロッパラリー選手権の第3戦『ラリー・ポーランド』に参戦した。結果は小暮がERC4クラス4位でフィニッシュし、大竹と山本は最終日のアクシデントによってリタイアとなっている。3選手は全16SSのうち計10ステージでトップタイムを記録するなど好走を見せた。 ポーランド北部マズールィ湖地方の町『ミコワイキ』にサービスパークを置く『ラリー・ポーランド』は、2017年までWRC世界ラリー選手権のカレンダーに組み込まれていたことでも知られるラリーだ。今大会は3日間で16本のSS、都合182.06kmを走行して争われた。 ポーランドは高速ステージが多いグラベル(未舗装路)ラリーだが、これまで3選手が経験してきたフィンランドとは路面の性質...
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TGR WRCチャレンジプログラム2期生がイタリアのターマックラリーに参戦。山本雄紀が6位完走

 TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの2期生である山本雄紀、小暮ひかる、大竹直生が4月14~15日にイタリアで開催されたターマック(舗装路)ラリー『ラリー・レジオーネピエモンテ』に参戦した。ラリー4クラスに参戦した3名は、山本がクラス6位、大竹は同15位でフィニッシュ、小暮はリタイアという結果になっている。 山本、小暮、大竹の3名にとって、2022年9月にイタリアで参戦した『ラリー・サンマルティーノ』以来3度目のターマックイベントへの挑戦となった今回の『ラリー・レジオーネピエモンテ』。これまでは『ラリー・ディ・アルバ』という大会名で知られていたこのラリーは、今回イタリアラリー選手権およびTERツアー・ヨーロッパ・ラリーシリーズの1戦として開催され、3人の若手ラリーストはより一層厳しい競争を戦い抜くこととなった。 今大会はイタリア北西部のピエモンテ州を舞...
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TGR WRCチャレンジプログラム2期生、山本雄紀がフィンランド・ラリー選手権で初の表彰台獲得

 TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの2期生、大竹直生、小暮ひかる、山本雄紀が3月3日(金)~4日(土)に開催されたフィンランド・ラリー選手権第3戦『ユバスキュラ・タルヴィ・ラリー』のSM3(ラリー4)クラスに参戦した。 同大会では山本がクラス3位入賞を果たし自身初の表彰台を獲得。小暮はクラス10位、大竹は最終ステージでのアクシデントによってリタイアとなった。 今回は3選手にとって、1月のアークティック・ラップランド・ラリー、2月のラリー・スウェーデンに続いて3度目のスノーラリーであり、このユバスキュラが冬のトレーニングの締めくくりとなる。 ユバスキュラ・タルヴィ・ラリーの舞台となるフィンランドのユバスキュラは、3選手が昨年から移住して拠点としている地域だ。このラリーは全7本、合計88.92kmのSSで争われ、7本すべてのSSが異なるステージで構成され...