充電

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ホンダが北米にてテスラの充電規格「NACS」に対応すると発表。2025年の市販車からスーパーチャージャーを利用でき、それまでのEVはアダプターを用いることで充電可能に

| ここまで来れば、残るいくつかのメジャーメーカーもテスラのNACS規格に対応せざるを得ないだろう |この流れがテスラにどれくらいの利益を与えるかが気にかかるさて、ホンダが「北米で販売する電気自動車にテスラが開発した北米充電規格(NACS)を採用する」と正式に発表。この動きは全米で加速しているもので、ボルボ、フォード、GM、日産、メルセデス・ベンツ、フィスカー、リビアン等の対応に呼応するものとなります。※残るBMW、ステランティス、ヒョンデ/キアの動向にも注目が集まるなお、ホンダが米国で最初にNACSポートを搭載するモデルは「2025年に発売される、ホンダ独自のeアーキテクチャー・プラットフォームをベースにした中型から大型のSUV」からとなることもあわせて発表済されることに。ホンダは別途「アダプター」も開発中ホンダは北米市場にて発売する(一部の)EVにつき「GM(ゼネラルモーターズ)...
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今日のフェラーリ・ポルトフィーノ。「充電ケーブルを接続したまま、それを外し忘れて発進」しないよう、ボクはこういった対策を取っている

| 初フェラーリだけに色々と戸惑うことも多いが、それもまた楽しい |原始的な対策ではあるものの、現時点では有効に機能しているさて、時が経つのは早いもので、フェラーリ・ポルトフィーノが納車されてからすでに1ヶ月が経過しています。ただしあまりに暑くて外出する気も起きず、ほとんど乗ることができていないわけですが、ぼくはポルトフィーノをガレージに保管している間は「必ず」充電するようにしています。実際にはどうかわからないものの、フェラーリは(一般に)1〜2週間放置するとバッテリーが上がってしまうという都市伝説があり、よってぼくはバッテリー上がりを恐れ、常時充電しているというわけですね。ただし、フェラーリの充電にはひとつだけ懸念が存在するなお、フェラーリには「バッテリー上がり」を防ぐために標準にて充電器が付属しており、これはポルシェやランボルギーニとは全く異なるところでもあります(それらの場合、...
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ウォール街のアナリスト「テスラのスーパーチャージャーは非常に大きな規模のビジネスになる」。実際にテスラの目標株価を350ドルに設定

| やはり先行者、そしてリスクを冒してでもチャレンジを行ったものへと利益が転がり込むようだ |テスラ自身、スーパーチャージャーが大きな利益を生むとは考えていなかったのかもしれないさて、テスラは自前の充電ネットワークを構築していることでも知られますが、この「スーパーチャージャー・ネットワーク」につき、数年前までは”利益にならない”と語っています。ただしここ最近では大きくこれに関する動きがあり、まずはホワイトハウスがテスラのスーパーチャージャー設置にお金を出すという契約を(テスラと)結んだこと、そしてフォード、GM、メルセデス・ベンツ、日産といった古参自動車メーカー、さらには新興EVメーカーのリビアンまでもがテスラの充電規格であるNACSを採用する意向を示したこと。 ...
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テスラの「映画館とレストラン併設のレトロな充電ステーション」建設計画が承認される。今後EV市場において重要視されるのは「充電体験」

| 充電にかかる時間をどうやって「利益に変えるか」は今後自動車メーカーや充電ネットワーク業者等の大きな課題であると言える |この時間の活用方法によって様々な可能性が生まれてくるさて、テスラが昨年に充電設備とレストラン、そして映画館を併設した「ダイナー&ドライブインムービー スーパーチャージャー」の建設申請を行ったことがわかっていますが、今回はその設備の建設許可がおりた、との報道。具体的には32台のスーパーチャージャースタンド、映画上映するための2つのスクリーン、そしてルーフトップテラスを備えたレストランとドライブインムービーシアターとの複合施設という計画です。 テスラが自前のレストランとドライブインシアター「スーパーチャージャー・ダイナー&ドライブイン...
thumbnail image >日産/インフィニティ(Infiniti)

日産がはじめて北米においてテスラの充電規格=NACSを採用すると発表。対象はアリアと2024年発売の新型車のみ、リーフは「技術的な問題で」除外となる

| この流れだとおそらくは三菱もテスラの充電規格を採用することになるだろう |欧州勢ではステランティス、BMW、ポルシェ含むフォルクスワーゲングループの動向が気にかかるさて、現在全米にて拡大しつつあるのが「テスラの充電企画=NACS(North American Charging Standard)を採用する」という動き。これは充電スタンドのみならず「車両側」にも拡大していて、すでにGM、フォード、リビアンなどアメリカの自動車メーカーのみならず、メルセデス・ベンツやボルボなど欧州の自動車メーカーすらこれに追随しています。そして今回、日産が日本の自動車メーカーとしてははじめて「NACSを採用する」と発表することに。 メルセデス・ベンツまでもが北米にて「テスラの充...
thumbnail image ■そのほか自動車関連/ネタなど

このままEVシフトを続けて大丈夫?米では販売するよりも多くのEVが供給され、在庫が前年比3.4倍に。今年は30車種、来年は50車種が投入され、確実に「売れないEV」が出てきそう

| EVの在庫が過剰になって売れなくなると、「EVのみのラインアップ」にシフトした自動車メーカーは大ピンチに |ここ数年でEV市場は大きな混乱をきたすことになるのかもさて、今ひとつよくわからないのがEVの販売現場の「実態」で、ある調査では「顧客がEVを買いに来ても、納車できるクルマはおろか、展示車も試乗車もないので販売のしようがない(EVが足りない)」というものもあれば、逆に「消費者が興味を示さないので、作れば作るだけ、仕入れれば仕入れるだけ在庫になる」というものも。 アメリカのディーラーの大半が「EVを販売したくない」。その理由はガソリン崇拝でもEV嫌いでもなく「試乗車すら手に入らず、EVが供給されないから」と回答 ...
thumbnail image Life in the FAST LANE.

メルセデス・ベンツまでもが北米にて「テスラの充電規格(NACS)を採用する」と正式発表。あわせて自社の充電ネットワークでもNACSを採用しテスラの充電も可能に

| もはやテスラの充電規格採用への流れは止めようがないトレンドに |テスラはこれによって充電ビジネスから収益をあげることができ、ほか自動車メーカーは顧客の充電エクスペリエンスを改善することで販売を伸ばせるさて、驚くべきことにメルセデス・ベンツが「2025年より、テスラ式の北米充電規格(NACS)プラグを車両に採用する」と発表し、さらにはこの充電器を備えた独自の充電ステーション・ネットワークを拡大する計画についても言及することに。メルセデス・ベンツはEVシフトを急激に進める自動車メーカーのひとつですが、さらにその中でも「独自の充電網を構築する」と宣言した数少ないブランドです。たしかにこの独自の充電網では「他社EVも受け入れる」としていたものの、今回テスラの充電規格を車両に採用するばかりか、ステーションにもこの規格に対応した充電器を設置するというのは青天の霹靂というよりほかはありません。...
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ボルボもテスラの充電規格(NACS)を採用すると発表。「我々は、電気自動車との生活をより簡素にしたいと考えています。これを実現するためには、この選択は有用です」

| ボルボは欧州の自動車メーカーでは「はじめて」テスラの規格を採用 |おそらくこの流れを止めることはできず、テスラの充電規格(NACS)は業界標準となるだろうさて、GMとフォードがテスラの充電規格(NACS)を採用すると発表した後、米新興EVメーカーであるリビアンがこれに続き、今回さらにボルボも北米市場で販売する車両についてテスラの規格を取り入れるとアナウンス。なお、ボルボはこれまで「(テスラの規格を導入するかどうか)検討中」としていたものの、ついにテスラに寄り添う判断を下したということになりそうです。現時点では(シトロエンやプジョー、ジープなどを傘下に収める)ステランティス、そしてヒョンデがまだNACS導入について「検討中」だと報じられていますが、アメリカでは「州によって」充電業者にこの規格の導入を義務付ける例も出てきており、このNACSが「業界標準」となる日も近いのかもしれません...
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テスラの充電規格を採用したフォードがまたテスラに対して否定的発言。「我々であればサイバートラックのようなクルマは作らない。あれは置物であって実用的ではない」

| ある意味でフォードはもっともテスラと仲の悪い自動車メーカーであるかもしれない |それでもわざわざテスラを煽らなくても良いのではと思ってしまうがさて、先日フォードとGMが「テスラの充電規格(スーパーチャージャー)を採用する」と正式に発表して大きな話題を呼んでいますが、今回はそのフォードCEOであるジム・ファーレイ氏とCNBCのキャスターであるジム・クレイマー氏との会談の内容がクローズアップされています。この会談では、当然ながらフォードがテスラの充電規格を採用することについて語られ、しかしその後に「フォードF-150とテスラ・サイバートラックとの違い」へと会話が及ぶことに。フォードとテスラはこれまであまり「仲が良くなかった」なお、フォードFシリーズは「北米でもっとも売れているトラック」であり、サイバートラックが発表された際にはテスラがF-150を持ち出して「綱引き」を行ったことでフォ...
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テキサス州で「充電事業者に対しテスラの充電規格(NACS)を義務付ける」ことが決定。事実上、テスラ規格は新しい充電スタンダードとなる可能性も

| テスラの圧倒的市場支配力そして影響力を考慮すると、この動きを止めることは難しいだろう |テスラは「EV販売」以外の思わぬ方向でその存在感を強めているさて、先日はフォードとGMがテスラの充電規格(NACS)に対応すると発表し、それにリビアンが続いたこと、さらにはヒョンデとステランティスもNACS対応を検討中だと報じられていますが、今回はテキサス州において「今後、電気自動車(EV)充電事業者に対し、複合充電システム(CCS)規格に加え、テスラの北米充電規格(NACS)の導入を義務付けける」ことが決定したとの報道。さらに「NACSを採用しないEV充電会社は、連邦政府資金を利用して高速道路の電化を目指す州プログラムの対象から外される」ことになるといい、事実上テキサス州においてはテスラの充電規格が標準仕様になるものと考えられます。テスラ・スーパーチャージャーは北米で12,000台以上が設置...
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米EVスタートアップ、リビアンまでもがテスラの充電規格を採用すると発表。もはやテスラの充電規格がスタンダードとなる可能性が一層高まり、テスラの株価は5.34%上昇

| もはやスーパーチャージャーが標準規格となるのは間違いなく、となると他自動車メーカーもこの流れに乗るしか無いだろう |「スーパーチャージャーで充電できるかどうか」がEV購入の際の判断基準となる日も近そうださて、先日はフォードそしてGMがテスラの充電規格を採用するとアナウンスしていますが、今回はリビアン(リヴィアン)もテスラの北米規格充電(NACS)コネクタを採用する、と公式に発表。リビアンは「テスラに対抗できる」「テスラに代わりうる」選択肢として注目された米EVスタートアップ企業ですが、フォードやGMといったメジャーメーカーに加え、リビアンのような新興EVメーカーまでもがテスラの充電規格を採用することにより、市場では”テスラがスタンダードを作ってゆく”という認識ができつつあるようにも思います。 ...
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レクサスが自前の充電施設「レクサス充電ステーション」第一号をミッドタウン日比谷にオープン!60日前から予約でき、利用客は施設内のカフェやスパの優待を受けることが可能

| レクサスらしい上質なエクスペリエンスをEVの充電にも |やはりEV購入前そして購入後最大の不安は「充電」であるさて、レクサスが「自前の」充電設備第一弾として、東京ミッドタウン日比谷にあたらしく充電ステーションを開設した、とアナウンス。これはLEXUS Electrified Program(LEP)に加入している顧客のみが利用できるもので、レクサスいわく「バッテリーEVに関する不安と不便を解消するため」「レクサスならではのエクスペリエンス、そして価値提供を行うことを目的として」提供を開始するものだと紹介されています。レクサスは今後全国100箇所での展開を予定このレクサス充電ステーション(意外と呼び名が普通だった)はLEXUS Electrified Programに加入していれば60日前から充電の予約ができるといい、今回の例だと「充電している間も手持ち無沙汰にならないよう」商業施...
thumbnail image >フォード(FORD)

GMがフォードに続き「テスラの充電規格を採用し、テスラの充電器を使用できるようにする」と発表!数年前にはテスラの軍門にくだるとは思ってなかっただろうな・・・

| もはやテスラはアメリカの自動車メーカーにとって「競争相手」ではなく、ともに戦うパートナーとなりつつある |もしかすると、GMやフォードはテスラと手を組むことで、ドイツ勢に対してのアドバンテージを構築できるかもさて、ゼネラルモーターズ(GM)のCEO、メアリー・バーラは、GMの将来のEVがテスラの北米充電規格を採用し、2024年春から12,000台規模の広大なテスラ・スーパーチャージャーネットワークにアクセスできるようになる、と発表。ちなみに5月26日にはフォードが同様の発表を行っていますが、ほんの数年前までは両社とも「テスラなんぞすぐに潰れる」と考えていたはずで、まさかこんなことになろうとは思ってもみなかったのかもしれません。 高卒でGMの作業員からスター...
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テスラの充電スタンドをランボルギーニとマクラーレンが占拠する事案が発生。「ここはガソリン車も停めていいと思ったから・・・」

| 実際のところ、この充電スタンドはオープンしたばかりで「ガソリン車駐車不可」という表記はないそうだ |それでもEV専用スペースということは容易に理解できるものと思われるさて、世界中で問題となるのが「アイシング(ICING / ICE-ing)」。これはガソリン車が電気自動車の充電スタンドの前に(悪意をもって)駐車し、電気自動車の充電を行えなくするという行為です。「アイス(ICE)」とは”internal combustion engine”の略であり、内燃機関つまりガソリンもしくはディーゼルエンジン、ひいてはそれらの搭載車を指しますが、充電が不要なはずのこれらのクルマがテスラ専用充電器「スーパーチャージャー」、そして一般のEV用公共充電施設の前に駐車し、EVの充電をできなくなる行為が「アイシング」。 ...
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テスラでガソリンスタンドに行き給油できずに困った女性。その様子がツイッターに投稿され、イーロン・マスクCEOも「わかる。ときどきある」とコメント

| ネット上では「馬鹿な間違い」「ヤラセ」など様々なコメントが出ているが、実際にどうなのかは本人でないとわからない |ちなみにぼくはEVに4年乗ったが、幸いなことに給油と充電を間違えたことはないさて、以前にも「ガソリンスタンドにて、テスラに給油しようとした女性」がネット上にて話題となりましたが、今回もまたイギリスにてテスラ・モデルYに”ガソリンを入れようと”し、しかし給油口を見つけることができない女性がネット上にて拡散されることに。この動画はツイッター上に投稿されたもので、すでに354万回も再生されており、なんとテスラCEO、イーロン・マスク氏も「時々こういったことは起こりうる」「古い習慣はなかなか拭い去ることができるものではない」ともコメントしています。※転載されたものも含めると4,000万回以上再生されているようだ ...
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テスラでガソリンスタンドに行き給油できずに困った女性。その様子がツイッターに投稿され、イーロン・マスクCEOも「わかる。ときどきある」とコメント

| ネット上では「馬鹿な間違い」「ヤラセ」など様々なコメントが出ているが、実際にどうなのかは本人でないとわからない |ちなみにぼくはEVに4年乗ったが、幸いなことに給油と充電を間違えたことはないさて、以前にも「ガソリンスタンドにて、テスラに給油しようとした女性」がネット上にて話題となりましたが、今回もまたイギリスにてテスラ・モデルYに”ガソリンを入れようと”し、しかし給油口を見つけるこ…このサイトの記事を見る投稿 テスラでガソリンスタンドに行き給油できずに困った女性。その様子がツイッターに投稿され、イーロン・マスクCEOも「わかる。ときどきある」とコメント は ジェムアンテナ1 に最初に表示されました。…このサイトの記事を見る...
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まさに夢の道路!スウェーデンが「走りながらEVの充電ができる」Eモーターウェイ計画を発表。実現すればEVのバッテリー容量を70%削減可能

| 現在は幹線道路含む3,000kmの道路を「Eモーターウェイ」へと改装する計画が進行中 |ただし実現に際してはいくつかの課題を解決する必要もスウェーデンが2025年までに、「走行中の電気自動車を充電できる高速道路、”Eモーターウェイ”を完成させるという計画を進めているもよう。これは文字通り「走行中に充電できる」という夢のような設備であり、実現できれば電気自動車が充電ステーションに行って充電する必要がなくなるという画期的なシステムです。そしてこのメリットは「充電しに行かなくていい」だけではなく、常に充電がなされるために「EVのバッテリーサイズを小さくできる」という利点もあり、車体を軽く作ることができるために効率性が増し、さらには価格も低く抑えることが可能となるわけですね。なお、試算によれば(スウェーデンでの平均的な運転スタイルをもとにすると)既存の道路の25%を作り直すだけでEVのバ...
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ポルシェ「中期的には、充電時間15分、走行1,300kmのEVを実現できる」。ただしそうなれば充電器も新しくする必要があり、現在のEVやインフラは一気に旧世代へ

| ガソリン車では起こり得なかった「完全世代交代」がEVでは容易に起こりうる |PCで言えばハードディスクからシリコンメモリーになるくらいの劇的な変化だと推測されるさて、ポルシェのエンジニアが「中期的にはバッテリー技術が向上し、1,300キロ走行分のチャージを行うのに15分もかからなくなる可能性がある」とコメント。これはポルシェ・エンジニアリング・マガジンにて紹介されたもので、ポルシェのバッテリースペシャリストたちが、現在および次世代のバッテリー技術、そして未来のタイカンやマカンEVなど、同社のEVが将来に向かうべき方向について示した中での発言です。ここでポルシェのエンジニアたちは、現在の技術ではリチウムがバッテリー技術においてある意味の到達点であることを示しつつ、しかし中長期的な改善点が存在することについての説明を行っています。やはり解決策は「シリコン」ポルシェのエンジニアによると...
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5年間、約19万キロをテスラ・モデル3で走行したオーナーが「どれくらいバッテリーが劣化しているのか」を計測。その結果はわずか10%、意外と優秀だった【動画】

| EVオーナーにとって大きな懸念は「バッテリー性能の劣化」 |もし劣化が大きく、保証の対象外であれば多額の出費を強いられることにさて、テスラは先日「モデルSとモデルXに搭載されるバッテリーは36万キロ走行しても12%しか劣化しない」とコメントしていますが、今回はモデル3のユーザーが自分の車両を用いて「どれくらいバッテリーが劣化しているか」を計測することに。このオーナーはアンディ・スライさんなる人物です、2018年のモデル3にて12万マイル(約19万3000キロ)を走行しており、なかなかの距離を走っていると言えます。テスラ・モデル3のバッテリーの交換費用は10,000〜16,000ドルくらいなお、テスラは「モデルSとモデルXのバッテリー劣化」については言及したものの、モデル3とモデルYのバッテリーについては触れておらず、これらはまだ発売されて新しいということもあるかと思いますが、なに...
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テスラのバッテリーは多くの人が想像するよりも「優秀」?テスラの統計によれば「32万キロ走行後でもわずか12%しか劣化しない」

| 一方、フォルクスワーゲンとトヨタのバッテリーは大きく劣化することが報じられている |この「バッテリー残存率」については統一した基準が設けられておらず、現在議論の的となることもさて、テスラが2022年におけるインパクトレポートを発表し、この中で「多くの人が想像するよりもバッテリーが長持ちする」ことが明らかに。このインパクトレポートは、テスラの持続可能性に関する目標を示した長期計画という位置づけですが、テスラは「たんに電気自動車を生産するだけでは不十分である」と考え、新たな施策の実施によって「より環境に優しい電気自動車を作ること」について言及しています。※テスラの目的はクリーンエナジーへの移行であり、電気自動車はそのための手段にしか過ぎないテスラのバッテリーは36万キロ走行しても12%しか劣化しない今回このレポートの中で大きな注目を集めたのはテスラ自身が発表した「バッテリーの劣化予測...
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「EVについてあまり知られていない10のこと」。「瞬時に加速に移れる」などメリット5つ、「気候次第で航続距離が短くなる」などデメリット5つとは

| 結論から言えば、ガソリン車と同様の使い方をする場合にはあまりメリットが感じられない |もう少しEVとしての完成度が高まり、成熟するのを待ったほうが良さそうださて、現在世界中で「EVシフト」が進んでおり、中国ではもはや「販売される新車の1/3」がEVとなっていますが、EVにはガソリン車とは異なるいくつかの点があります。エレクトリックモーターは(回転数とともにトルクやパワーが上昇する)ガソリンエンジンとは異なって瞬時に(通電すれば)ピークトルクを発生させることができたり、当然ながら音や振動が無いという特徴もありますが、そのほか「あまり知られていない」10のポイント(5つのメリットとデメリット)を見てみましょう。1.暖気が不要現代のクルマはエンジンやトランスミッションを暖めるための暖気は不要ではあるものの、触媒を適温に保ちCO2排出量を低く抑えるための暖気は必要であり、そしてもちろんE...
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大手バッテリー企業が「新型シリコンバッテリーの生産を開始」と発表!同じ航続距離であればEVの重量が200kg軽くなって生産コストが60万円安く、さらに充電時間も短縮

| 現時点でどれくらいの生産規模を実現できるのかは不明だが、このバッテリーが普及すればEVに対する考え方が大きく変わる |加えて自動車メーカーは「これまで採用できなかった戦略」を取ることも可能にさて、バッテリー技術のリーディングカンパニーであるストアドット(StoreDot)が「シリコンバッテリーの製造をまもなく開始する」と発表。このシリコンバッテリーはポルシェ、メルセデス・ベンツ、BMWが採用を行うことになりますが、市販車第一号はメルセデス・ベンツ「EQG」だとも報じられています。そして製造元もストアドットによれば、このシリコンバッテリーは「その新しい設計により、極めて高速な充電が可能になるとともに、より軽量で手頃な価格のEVを実現することが可能になる」のだそう。 ...
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テスラは競合他社が絶対に持ち得ないアドバンテージを持っている。それは自社の充電ネットワーク「スーパーチャージャー」であり、これがある限りテスラの優位は揺るぎない

| 自社による管理だけに料金のフレキシブルな変動、供給する電力の調整を自由自在に行える |そして車両との同時設計だけあって圧倒的にトラブルが少ないさて、様々な報道がなされ、一部ではシェアの低下が懸念されるテスラですが、テスラには「他社にない圧倒的なアドバンテージがある」とする向きも。実際のところテスラは根本的にほかの自動車メーカーやEV専業メーカーとは異なるところがあり、それは「自社で充電ネットワークを構築している」という事実です。たとえばフォードやフォルクスワーゲン、シボレーといった従来の自動車メーカー、リビアンやルシードのような新興EVメーカーは自社で充電ネットワークを持たず、基本的に充電はサードパーティーに依存しているわけですね。 北米におけるテスラのシ...
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テキサス州がEVオーナーへの課税を検討中との報道。ガソリン車オーナーが支払っている「ガソリン税」との不公平感解消を目的とし、他の地域も相次ぎ追随か

| 理論上は納得できるが、EVオーナーとしては「最初はそんな話はなかったのに」急にそんなことを言われても困りそう |ただし政府としては失われた税収を取り戻す必要があり、世界中でこの流れが加速するのは間違いないさて、EUでは「2035年にエンジン車の新車販売禁止」を掲げていたところその決定が覆ることとなっていますが、その他の国や地域でもEVに対して逆風が吹いており、今回は「EVに対する課税強化」というニュース。米テキサス州の上院と下院は、道路を利用するEVドライバーに課税する方法を模索していると報じられており、現在テキサス州はガソリンに対する課税を行っていますが、この税金は既存のインフラを維持したり、新しい道路を建設したりするために使用されているわけですね。これは基本的な「ユーザーペイズ」システムということになり、しかしEVオーナーは(ガソリン車オーナーと尾同じように)道路を使用してい...
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米セブンイレブンがEV充電サービス「7チャージ」を展開開始!スターバックス、サブウェイ、イケアも参入し充電器設置バブルの様相に。日本でも設置されるといいな

| 充電器を目にする機会が増えれば、もっと「EVを買おう」とする人が増えるかも |既存EVオーナーの不満、EV購入者の不安における最大の要素が「充電」であるさて、セブンイレブンが米国にて電気自動車の充電ネットワーク「7Charge(セブンチャージ)」を展開すると発表。現在世界ではEVの普及が進んでいる状況ですが、この「充電」について、既存EVオーナーは「不満」を述べ、ガソリン車オーナーは「(将来的にEVを購入するとなれば)不安がある」と語るなど、充電体験はEV普及にとってのひとつの「壁」となっているのは間違いない、という状況です。 EVオーナーが家庭用充電に抱く不満が増加!「電気代が高い」「充電時間が長い」etc.。まだまだEVという特殊な製品の性質を理解して...
no title 北極

日産 アリアが北極から南極へ向かう冒険に出発。バッテリーEVで約2万7000kmの走破を目指す!

日産自動車(以下、日産)は、イギリスの探検家であるクリス&ジュリー・ラムゼイ夫妻が「日産アリア」に乗り、2023年3月30日に北極から南極へと向かう冒険「ポール to ポール」に出発したと発表した。…このサイトの記事を見る投稿 日産 アリアが北極から南極へ向かう冒険に出発。バッテリーEVで約2万7000kmの走破を目指す! は 自動車アンテナ に最初に表示されました。...
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日産、アウディ、テスラ、ベンツなど6台のEVを集めて「バッテリー残量がゼロになるまで」サバイバルレースを行ったら?やっぱりテスラは優秀だった【動画】

| テスラはなにかと品質や仕上げに関する問題が報じられるものの、EVの基本的な性能に関しては驚くほどクレームが少ない |意外ではあるが、メルセデス・ベンツ、アウディ、フォルクスワーゲンの効率はよろしくないようださて、いつもはドラッグレース動画を中心に公開するCarwowですが、今回は趣向を変えて「EVの航続距離がどの程度なのか、満充電からバッテリーがゼロになるまで走ってみた」という動画を公開することに。EVにはつねに「走行距離」「充電」という問題がつきまとい、そもそもメーカー公称値を信じていいのかどうか、そして渋滞やエアコンの使用状況などで航続可能距離が刻々と変化すること、さらには充電施設まで走れるかどうか、加えて充電にかかる時間など、とにかくEVの運転は「不安との戦い」でもあり、これが購入を妨げている大きな理由であるとも考えられます。 ...
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EVオーナーが家庭用充電に抱く不満が増加!「電気代が高い」「充電時間が長い」etc.。まだまだEVという特殊な製品の性質を理解してもらうには時間がかかりそう

| そんな中でも、常に充電体験を重視してきたテスラの満足度はやはり高い |一方でフォードやシボレーの満足度は高くないさて、EVに関しては様々な調査や統計があり、普及にはいろいろな課題があることが浮き彫りとなっていますが、今回は「EVオーナーが、家庭用充電器に不満を持っている割合が高くなった」という統計。家にEV用充電器があればストレスなく充電ができそうなものですが、実際のところはそうではなく、(調査会社である)J.D.パワーによると、レベル2充電器を所有している人は、電気料金の上昇と充電速度の遅さに不満を抱いており、1,000点満点で見ると、EVオーナーの充電器に対する満足度は、前年比12点減の740点となっています。 電気自動車はガソリン車よりもトラブルが多...
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スーパーカーは日常的に充電しておかないとすぐにバッテリーが上がるぞ!フェラーリ296GTB、ローマの充電はこうやって行う【動画】

| スーパーカーの購入や所有はいろいろな意味でハードルが高い |いったんバッテリーを上げてしまうと復帰させるのに多大なコストを要することにさて、フェラーリ正規ディーラー、「フェラーリ・ケベック」が「296GTBとローマはこうやって充電する」という動画を公開。なお、296GTBはプラグインハイブリッドなので充電を行うことに違和感はなく、しかしV8ターボエンジンで走るローマに「充電とはこれいかに」、と思う人も多いかもしれません。ただしここでちょっと補足しておくと、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーは「充電しておかないと、電装品やスターターを動かす12Vバッテリーがすぐに上がってしまうので」、たとえプラグインハイブリッドカーでなくても充電を(頻繁に)行う必要があるわけですね。 ...
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東京都が新築マンション建設時にEV用充電スタンドの設置を義務付けるらしい!現在の150倍、6万台のEV充電器の設置を目指しているという報道

| 日本ではEVに対する関心がとにかく薄く、EV購入のメリットはほぼ感じられない |軽自動車やハイブリッドなどランニングコストの安いクルマを安く購入でき、EV購入後の優遇もほとんどないさて、東京都が日本で初めて「2025年以降、新築マンションにはEV用充電器の設置を義務付ける」ことを検討しているとの報道。これはもちろんEVの充電を促進するための策ということになりますが、デベロッパーに対して補助金を出すことも議論されているといい、これが決まると新築マンションは「駐車場台数の20%の充電器」を設置することが必要となります。東京都は2030年までに60,000台の充電器を設置したい意向報道によれば東京都は60,000台の充電器を2030年までに設置する意向だとされ、2021年度末の充電器の台数が393台であったことに比較すると実に150倍という計算に(さすがに現在はもっと増えていると思うが...